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忘年会でも感じたうちの会社のイベントの進め方の違い

 10月にイベントの進め方の中国と日本の違いを書きました。

 今回の忘年会でも同様の事を感じたので、具体的事例と共に書きます。 
私の会社だけかもしれませんが、その辺はあしからず。


進め方の違いを感じる所

 何が違うのかというと、イベントの中身について、どの辺まで詰めておくか、というレベルが日本人(もしかしたら私だけ?)と中国の人は違うんだと思います。

事例①イベント案内が事前に出ない

 まず、日本では、イベントをやる際、開催案内と大まかなイベント内容が掲示やメールで回ると思いますが、我が社はそれがすごくあいまいです。
 忘年会の日程が決まった段階で、イベントのリーダーから、忘年会の中で、出し物を募集します!という受付のメールが出ます。そこには開催日付くらいしか情報がないのですが、その後に改めて、場所や時間を示した開催案内はありませんでした。
 開催案内は出ないのか?と聞くと、その出し物エントリー受付のメールでみんないつやるかはわかっています、と言います。

 不親切だな、と言うと、そうですか?みたいな反応です。まあ、開催の日がわかるし、誰も文句言ってないみたいです。中国の人はみんな特に気にして無い感じです。

 私は当日まで何処のホテルで開催されるかも知りませんでした。当日の配車担当の人から、この車に乗って下さい、と案内が来て、それで始めて行き先を知りました。

 毎年、会社から会場までみんなでバスで行くので、場所を知らなかったら困るか?と言うと、別に困らないんですよね。みんなこう言う情報は口伝てで伝わる様です。

 日本だと、参加する側は終わった後の電車等の都合もあるし、どこで開催されるのか気になると思いますし、企画側もいちいち聞きに来られても面倒なので、開催案内に全部情報を書いてしまった方が楽と思ってやってると思うのですが、そうは思わない様です。

事例②プログラムもお知らせが無い

 そして、プログラムですが、我々派遣員は出し物があるので、どのタイミングで出番があるのか、それまでどういう流れになるのか、出し物の準備はどのタイミングで始めるのが良いか、など気になるのですが、そういったものも出てきません。

 プログラムは無いのか?と聞くと、ちゃんとファイルが作ってあります。それを見せてくれるのですが、「これもらってないけど、、、」と私が言うと、「出してません、当日入り口に掲示します」、との事。

 現場に行ったら、どこに置いてあるかわかりませんでした。参加者に聞いても、プログラムは知らない、と言いますが、やはり、誰も特に気にしない様です。

 途中で景品の抽選会などがあるのですが、景品を渡す側の人にも、誰がいつぐらいに出番があるのか、何も連絡がありません。まあ、当日連絡すれば、良いと言えば良いので、この辺を気にするのはやはり日本人の特徴かもしれません(何度も書きますが、もしかして私だけ?)。

事例③流れに締まりがない

 プログラムはあるのですが、段取りというか、忘年会をトータルとして盛り上がる様にコーディネートする事はしない様です。
 どういう事かというと、日本だと、イベントなどを中だるみしない様に、食事時間のタイミングを考えるとか、イベントの順番を考えるとか、考える思うのですが、それが無いです。無いというのは言い過ぎ、少し足りないです。
 抽選会で盛り上がったと思ったら、その盛り上がりを継続しようという気がなく、次のイベントまで準備が必要なら容赦なく食事タイムになります。

 そして、これは中国の宴会の特徴ですが、中締めの様なのはなくて、なんとなく、皆がぞろぞろ帰り出します。
 先日紹介した派遣員の出し物は最後の抽選イベントの前にあります。派遣員が出し物を出して、そのままの衣装で最後の抽選をして、その景品を渡します。
 そして、着替えの為に一旦着替えスペースで着替えて出てくると、、、
 もう、ほとんど帰ってしまって、閑散としています。
 みんな抽選会が終わると、何も興味が無いです。

思う事

 何度も何度も書きますが、私だけかもしれませんが、基本的に日本人は細かい所まで気にしすぎている様に思いました。
 細かい所まで知っていないと気が済まない、落ち着かないんですけど、知っているのと知らないので、実質何が違ってくるの?というとそんなに違いがありません。
 もっとおおらかにならないといけないのかな、とも思いました。

 今日の日記でした。

 

 


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