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急に開催されるイベント。「来る来る詐欺」。中国の日常。

 今週日曜日に市民10kmマラソン大会が開催される連絡が、政府から
「昨日」ありました。

 このマラソン大会は9月の末くらいに「もうすぐやりますよ~、今週やるかも~」みたいな感じでアナウンスがあり、参加者までエントリーさせられたのですが、約2か月何も連絡が無く、昨日連絡が来たかと思うと、その週末にやる、という、なんとも急な話です。

 こんな事が中国では度々あります。日本人からしたら、ややついていけない部分です。

 イベントで良くあるのが、急な会議の招集です。

 会社の安全責任者とか代表者とかが、「重大な緊急会議があるので、絶対に参加するように!!!」という政府からの要請・指令が「当日」来たりします。

 慌てて参加するのですが、会場設営なんかもきちんと準備されていて、とても緊急で呼び出すような感じではないし、話の内容も、絶対事前にアナウンスできるだろ、と思うような内容です。
 企業側も選抜された数十社しか来てないし、絶対どこかの企業が来れなくなって、その穴埋めをしないといけない担当者の面子の為に呼ばれたか、急に呼び出して、へいへいと従う企業の人を見て、政府の人が優越感に浸っているとしか思えないです。

 日本だとそんな役所の対応があれば、会社や市民が大騒ぎするところですが、ここは中国、みんな慣れています。

  そして、本当に良くあるのが、やるやる、来る来るといって、急にやめる、来ない、というものです。

 私たちは「来る来る詐欺」と呼んでいます。

 消防や安全の抜き打検査なども、朝に「行くぞ」と連絡があって、準備していると、昼に「やっぱりやめた」というのはざらにあります。

 予定していた会合とかも、当日平気でキャンセルがあります。

 こういった急にイベントが発生したり、やめになったりは本当に日常茶飯事です。もう慣れるしかないですね。現地の人には普通の事です。


 10kmマラソン大会は出ようかと思ってエントリしました。あくまで完走が目標ですが。

 中止にならなければ良いな、、、、

 今日の日記でした。

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