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多摩美の学祭

多摩美の学祭に行きました。

多摩美はいい有名人が多い。
ゆら帝とか古屋兎丸とかしりあがり寿とか。他にもなんかいたけど忘れた。
ガロの漫画家は美大が多い。
東陽片岡もそういえば多摩美だったよーな気がする・・・

とりあえず日記的に書きます。
ごー。


ベスト作品について

まずは、ベスト作品をご紹介したい。

3つの世界
仲山和冴

ぬらりぬらりとした質感がかなり好き。
こちらの作品は私が働く札幌美術学園の卒業生さんのものとのことで驚いた。
私みたいな素人からすると抽象画で味を出すのが最も難しい気がする。
いったいどうやるんだか。


不明

床に置いてあった作品。作者さんの名前も作品名も分からない。


かわいい夢の中という感じがする。
研究室の同期にみせたら私が好きそうだと言われた。そうかもしれない。
相対性理論のジャケみがある。

以上がベスト作品すね。

他に印象に残った作品


床下のねずみが怖い
嶋田周

・・・!!!!
カピバラさんである。ねずみがカピバラさんに見える。可愛い。研究室にカピバラさんが好きな同期がいるから見せようと思ってパシャリ。 
でも、こーいうのどうやって考えてんだろーね。構図とかデザインとか。タイトルも不思議だし。すげぇ。


Blue 
時田みずき

シンプルに上手すぎる…が、人より海が気になる作品である。これ、絶対日本海だよね。寂しいのは全部太平洋じゃなくて日本海だと思っている。
小学校の時青森に住んでいたけど八戸よりも鯵ヶ沢や蟹田の方がずっと寂しい。津軽半島はありえないくらい寒々しくて全体が灰色がかった印象がある。でも、そこがすごく良くて未だにノスタルジーを感じる。死ぬまでにもう一度行きたい。


テクノ研究会


音楽作品もいくつかあり、テクノ研究会にお邪魔した。

…クラブである。治安のいいクラブ。動画を貼れないのが残念だが皆それなりにちゃんとノってる。
そういえば、一年半前に新宿のWARPで友達になったS君も多摩美の油画だった。S君は2個下のキラキラ陽キャなのに「君たちはどう生きるか」を観終えたあと解釈を一方的にペラペラと喋ってきたスルメイカのような男で今でも忘れられない。

余談

多摩美ってロリィタの女の子が多い。多すぎる。ヴィヴィアン×ロリィタみたいな子を何度もみた。かつての私みたいだなと思った。結局私の服だってこっちなら普通なんじゃんと思ってちょっと悲しくなった。
あと、古着リメイク系の服の子も多い。とにかくみんな可愛い。スカートを履いた男性(女装では無い)もいたりして自由を感じた。
そーいえば、前通っていた絵画教室の同い年の多摩美の女性講師も『NANA』の大崎ナナみたいな格好をしていて鼻に牛みたいなピアスが開いていた。あのピアスなんていうんだろー。

人生を5回くらいやりたいんだけど、そのうちの一回は美大生だったらいいなと思う。彫刻がやりたい。

帰りに橋本駅のブックオフで村上龍の『ジャズと爆弾』を探したがなかった。
でも、『存在の耐え難きサルサ』はあって、これを売ったのが多摩美生ならいいなと思った。







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