「今に集中する」こと。

全身的な打ち身の怪我をしてもう1週間が経つ。

最初の数日はずっといろんなことに追われて、
全身がとにかくだるいか痛いか、
その2択しかなくて

毎日泣いて、
隙間を埋めるように頑張って笑おうとして、
笑えなくて、疲れて、また泣いて

兎にも角にも
先の見えない闇に囚われて
もはや諦めたり、自暴自棄になったり
そういう涙がつづいていた


怪我をして4日目、今から3日前に
大事なことに気づいて
そこからは前向きに進もうと、している

ただ生きているだけだけど
ご飯をよそって、
美味しいと思えるものを、
ゆっくり作って食べたり
ドラマを見たり　大好きな旅の動画を見たり

その前よりもずいぶんと、
穏やかでいられている

私はほんとうに泣き虫だ
だから、いろんなことでよく泣いちゃう

悲しくても泣くけれど、
嬉しかったり、
自分が過去に置いてきちゃったものを
探しに行って
見つけられた時や
今まで感じられなかったものを
感じられるようになった時
そういう感動の瞬間も、涙が出てくる

もはや半自動

だけど、いい涙が増えてきたかな
昨日の自分と比べたらそう思える
笑える時間も、増えてきた

痛み止めのおかげで
短時間ではあるけれど
それなりに難なく、家事はできている

代償として、痛み止めで
胃が荒れる可能性があるから、と
一緒に出された胃薬を飲んでいるけれど
それでもまだまだ、ご飯の後は
腹8分目ですら　気持ち悪い

家の中で安静にしていると動かないので
なかなかお腹も空かない

気持ち悪さや運動不足で
徐々に眠れなくなってきた

その辛さも相まって
余計に胃がキューっとなっている感じ

明日、薬局に電話で相談しようかな

「ただ、今を生きる
今できることを、する
今に集中して、生きる」

これが今の私に与えられたことなんだろうなと
つくづく思う

私たち夫婦は
ぐちゃぐちゃだった

真面目すぎるゆえなのか
あまり考えられないタチだから、なのか

仕事、家事、2人での新しい生活、家業
教会生活、友人関係

全てを"やり切ろう"として

疲れて、いつの間にか
何事も深く考えることができなくなって

ただ、目の前のことを「こなす」ことしか
できなくて

それが続いて、心も体も壊した
その結果の怪我だった

私たち2人は
これを機に、もう一度
やり直すことにした

2人の距離も
他のこととの距離も
測り直しながら

自分がどう思っているのか、すら
もはやわからなくなっていた
カオスから抜け出すことを
決断した

私たち2人はなぜ一緒になったか？
という問いに
いつも、こう答えていた

「神様の栄光を、表したい」

私のこの言葉は
ただどこかで習ったような
模範解答を並べたような
そんな薄っぺらい回答だった

それを、現実にしたい
させてもらえるのなら　したい

私たち2人が結ばれようとすることを
私たちの意志を　神様は許してくれた

神様のためにできることは、実行すること

そのためには
私たちそれぞれが持っている
体と心の傷がいやされていく必要がある

ふたりで立ち上がって
ビジョンを持って
神様が与えてくれたこの体とこころをもって
神の栄光をあらわす
そのために。


といっても
どうすりゃいいかわからない

だけど、日々、今を生きる

それが今私に与えられたこと

なのかなぁ　と受け取っています

今を一生懸命生きようとするとね
愛を感じるんだ

毎朝、朝日で起きる

「は！朝だ！」

「朝日に起こしてもらったんだ、
神様、朝日を使って起こしてくれて、ありがとう
今日も一日生きるんだな、わかりました
わたしの命が続いている　ありがとう」

眠い目を擦りながら
時にはベッドでほとんど寝ながら　早天に出る
罪悪感に苛まれる日もある

朝の祈祷会の賛美でゆっくり起きると

「ああ、耳が聞こえる
今日も耳を澄まして過ごそう
神様、ありがとう」

夕焼けが見ながら
「今日も1日、生きることができた
鮮やかなオレンジの夕焼け　綺麗だ
自然の不思議
神様、私に目をつけて、こうやって思わせてくれることも、神様のみわざなんだね
ありがとう」

そうして、お風呂に入って、
ベッドに入って　眠りにつく

まだ首が痛いのと
火照ってよく眠れない日が続くし
食事はご飯一杯すらままならない時もある

けどね
生きてること
少しでもお腹が空くこと

全て
全てが神様の愛で出来てるんだなって

大袈裟なのか？

いや、大袈裟じゃない
本当にそうだから

今こそ、この言葉をもう一度握りたい。

「主は言われる、
わたしが
あなたがたに対していだいている計画は
わたしが知っている。
それは災を与えようというのではなく、
平安を与えようとするものであり、
あなたがたに将来を与え、
希望を与えようとするものである。 」

エレミヤ書　29:11

合わせて、目に留まるところがある。

上のつづき。

「その時、
あなたがたはわたしに呼ばわり、
来て、
わたしに祈る。
わたしはあなたがたの祈を聞く。

あなたがたはわたしを尋ね求めて、
わたしに会う。

もしあなたがたが
一心にわたしを尋ね求めるならば、
わたしはあなたがたに会う
と主は言われる。」

わたしは
あなたがたの繁栄を回復し、
あなたがたを万国から、
すべてわたしがあなたがたを追いやった所から
集め、
かつ、
わたしがあなたがたを捕われ離れさせた
そのもとの所に、
あなたがたを導き帰ろう
と主は言われる。」

‭‭エレミヤ書‬  29‬:‭12‬-‭14‬

今こそ、握る時、
今こそ、救いの時。

神様、ごめんなさい。
もう一度、受け取りなおして
ゆっくり　ゆっくりと。