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【生存戦略とやらかし】
素人ながらに考えた生存戦略
記事をご覧いただきありがとうございます。
ルプス・ナイトハウルの【この世界の友人】です。
今回は、私の考える「Vtuberとしての生存戦略」についてのお話です。
と言っても、まだ活動開始前どころか準備の準備中という段階ですので、
「捕らぬ狸の皮算用」とでも言いましょうか。
あくまで個人的な考えです。
とりあえず当面の間この戦略に基づいて行動してみる、という活動スタンスの表明という意味もあります。
有識者の意見は大歓迎です。お待ちしてます(意見を取り入れるとは言わない)。
また、noteでちょっとやらかしたかな?ということがあったのでおまけ的に記事の最後に書いてみます。大事では無いのですが。
前提条件
最近の子供たちへのなりたい職業アンケートで「Vtuber」が上位にランクイン、なんてニュースも耳に新しいですよね。
やろうと思えば誰でもなれる、というところが他の職業と違う特徴でもあります。
そして誰でもやれるからこその弊害も。
開拓されておらず、切り開く余地が大きいビジネス領域のことを俗に「ブルーオーシャン」、逆に開拓され切ってご新規さんの入るうまみが薄い領域を「レッドオーシャン」なんて呼んだりしますが、正直言って今のVtuber界隈は「レッドオーシャン」でしょう。
需要に対して供給者の増えるスピードが速すぎます。私もその中に入ろうとしているわけですが。
むしろ需要側の人間が供給側に回ろうとしているまであります。私とか。
今から始めてビジネスとして成り立たせるのは非常に困難。
では、私はどうやってそんなレッドオーシャンを泳いでいくつもりなのか。
それはなんと……
最初からビジネスとして成立させるのを諦める
はい。事実上の敗北宣言です。活動開始前なのに。
Youtubeに動画を投稿していて収益を得ている人の割合がおおよそ1割、その中で一番多い月間収益が5000円から10000円、というデータがあるようです。
0から収益化を目指すこと自体にそこそこのハードルがあり、それをクリアした後の収入が月1万円……
まあ、収入源は工夫すれば増やせるとは思いますが、Youtubeで多少伸びてもそれだけではビジネスにはなり得ないということですね。
登録者10万人くらいから活動ペースによっては会社員の月収を超えてくる月もあるかも? とのこと。ネット上の噂ですが。
目標は高ければ高いほどいい! とはいっても、最優先させるべきは生活です。
なので。
お小遣いが稼げるかもしれない趣味
この心持ちで活動していきたいなと。
稼ぐことは目的にしないぞ、と。
「Vtuber」を職業として見ない、とも言えます。
趣味兼副業。もしかして大体の個人勢はそうなんじゃないの?
よく考えても見てください。初期の動画投稿サイトで「収益化」なんて言葉聞いたことがあったでしょうか。
動画を投稿してお金が稼げるなんて時代になったの、割と最近ではないでしょうか。
むしろ生配信するのに時間によってはお金を払ってた時代もありましたよね。
(もしかして、若い人はその時代を知らない……⁉)
本来、動画投稿サイトって「ただみんなで楽しむもの」だったはずです。
いつの間にか「お金を稼げるもの」になったんですよね(まあ、今も楽しめはしますけど)。
誰にも見られなくったって、自分が好きな物事を自分の好きに投稿していいものなのです。本来はそういうものだったはずなのです。
ついでに言えば、Vtuberなら自分の好きな見た目で配信できますし。
「収益」はおまけ。
共感・共鳴してくれる人が多かった場合のボーナスです。
活動の目的は「楽しく活動する」こと自体。
これが本来の動画投稿・配信のスタンスではないか、と思います。
以上、負け惜しみでした。
とはいっても、せっかくVtuberやる以上は多くの人に動画や配信を見てもらい自己顕示欲を満たしたいですし、活動準備までに結構お金使っちゃったから元くらいは取りたいですし、仕事辞められるくらい稼げればこっちに専念しちゃいたいですし、人に興味を持ってもらう取り組みなどはしておいて損はないですよね。誰だってワンチャンは狙うでしょう。ね?
ただでさえ普通に活動していても勝ち目は薄いうえ、趣味・副業的な活動となると活動できる時間も限られるわけですから、何か特徴的なことをしていかなければなりません。
負けてもいいけれど、倒れるわけにはいかないのです。
そんな私にとって、さらに活動上のネックがあります。さあ困った。
人生経験が薄い
Vtuberに限らずですが、「面白い人」ってやたら濃い人生を送っている人が多いイメージありませんか?
人生経験語るだけで十分面白い人、いますよね。
私の人生にはそんな大きな起伏は無かった……、わけでもないっちゃないのですが、全体的に地味ではあります。
仕事の話とかで話題を拡げたりしたいところですが、守秘義務とかある都合上失言しそうで怖いんですよね。転職経験もないから結局話が薄い。
配信中に喋れることが薄くなりがち。致命的な弱点です。
「Vtuber」と「ロールプレイ」
そんな弱点をカバーしつつ、特徴的な活動を行うために考えたのが「ロールプレイ」の仕方です。
自分じゃない人の人生を語ってしまえばいいわけですね。騙るともいう。
でもそれはそれで難しいわけですよ。人生を作る必要があります。
ただ、これが出来るのもVtuberならではの強みだと思うんですよね。
中には出来る限り「中の人」に設定を寄せてロールプレイなしで活動している方もいらっしゃいますが。
よく見るところで「高校生」「特殊な職業」「異世界人(私はコレですね)」「人間じゃない」といった設定で、その設定になりきって配信を行う、というのがVtuberのロールプレイなわけですが、活動内容によっては設定が邪魔になるときがあります。
どこまでその設定を順守すべきか、というのは永遠の課題なのではないでしょうか。
私がしようとしているロールプレイ、つまり「ルプス・ナイトハウルの設定」ですが、ラノベタイトル風に言えば、
『異世界の命がけトレジャーハンターが余暇時間にダラダラ動画配信してみた』
です。
まあ、よくある設定ですよね。Vtuberとしては。
「余暇時間にダラダラ動画配信」に関しては「事実」なので、配信中に無理にロールプレイする必要はありません。多少楽。
「素」に「設定」を混ぜながら喋れれば完璧……、ですが、さてうまくいくかどうか。
でもこれだけでは流石に特徴的とは言えません。
これで活動頻度が少なければファンが出来たとしても退屈させちゃいます。
世界感を作りこむ
仕事中でも妄想は出来る(非推奨)わけで、頭の中でラルガイトやゼルヴィオン、探索者ギルドの設定を深くすることはできます(整合性がとれるかは別)。
その世界感の中で生きる「ルプス・ナイトハウル」とその周りの人々の日常や出来事を配信内外で匂わせて、ある種の作品として楽しめるようにしたい。共有できるようにしたい。
noteの自語り風小説もその一環ですね。設定の共有が目的です。
ある種の「モキュメンタリー」、つまりフィクションのドキュメンタリー。
これが私なりのVtuberとしての生存戦略です。
というか、私の妄想をみんなに見聞きしてほしい、というのが活動の一番の目的だったりします。なおかつ自分が主人公に近いポジションになりきって。
これは初回の自己紹介でも書いた内容でもありますね。
「収益を目的にしていない」というのも、「これが本来の目的だから」という意味で本当ではあります。
この活動でお金がもらえるようになったら泣くかもしれません。
自費出版の本がそれなりに売れた、みたいなことですからね。
まあ、どちらにせよ人に来てもらえるだけのコンテンツを育てる必要はあるためある程度名を売ることもしなくてはいけませんね。
もちろん、迷惑をかけない程度に。
話を作るのに詰まると活動が停滞する可能性はありますが、細く長く活動したいと思っているのでのんびりと好きなペースで進めていければいいかな、と思っています。
そういう意味で、明確に引退することは無いでしょう。よっぽどのことが無ければ。
インターネットってそういうとこだと思うんですよね。
お目汚し失礼しますが、よろしくお願いします。
noteでやらかした?
おまけパート。ちょっとやらかしたかなと思ったことについてです。
この記事の前に公開した記事、自語り風小説でタイトルは
「~普段の私の仕事について~」。
多めに「スキ」がついてちょっと喜んでたんですが、迷惑をかけちゃってたかもしれない、というお話です。
noteってビジネス関連のお話をされる方が多いイメージなのですが、となると当然「仕事」関連の記事を読む人が多いわけです。
そんな中で「普段の私の仕事」という記事を上げてしまったわけですが、何も知らない人からすると、
『仕事の話を見に来たのにギルドとかダンジョンとか訳わかんないこと言いだしたぞ⁉』
となったんじゃないかなと。
その節はご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。
まあ、冒頭に「※この物語はフィクションです。」と書いてあるので被害は最小限に抑えられたと思いたいところですが……。
タイトルには慎重になろうと反省した出来事でした。
長々とお付き合い、ありがとうございました。