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仕事だったけど~久しぶりに宮島に行ってきた、あいにく大鳥居は修復中・・・

75年前~この綺麗な海に入水しようとした母子がいた
日本人だけどハワイに移住し日本とアメリカの国籍を
持っていたという

世情怪しくなってきたので日本に帰国し
英語の先生をやってたという
広島在住を・・・あの日が直撃した

次女の体調すぐれず、ふたりでお留守番してた時~
あの閃光が走り突風が吹いた
亭主は消息も知れず帰宅しない
ドーム近くの学校だったようで諦めるしか
なかったようだ

長女を探しに何度も何度も自宅と学校を
往復した結果、学校内で骸と対面した
その日の母は朝から機嫌がよく
無駄遣いは駄目~と口癖だったのに
お菓子を何でも山盛りに買ってくれたので
次女は楽しくて嬉しかったのを覚えているといった

宮島への海水浴の日だった
お母さんが、どんどん、どんどんと海に入っていく
そして次女を、おいで、おいでと手招きしている

お母さんに近づくと涙を一筋流し私を沈めた!
「なにするの??」
恐怖よりも怒りが立ち込めたという

何度も、何度も、私を沈めようとする
手を何度も何度も振り払い、お母さんをにらみつけた!

お母さんは無言で浜辺に歩いて行ったという
バイリンガルの女性で死の直前に国連宛てに
英語でこんな無慈悲な行為があるものだろうか?
と原爆投下の抗議の手紙を書いたという

今は亡き次女も英語達者で国連に原爆投下を
抗議する手紙を書いた
あの日のことは今でも忘れない
絶対に許せないと直接聞いたし、英語の手紙も
送ってきたので「人間、強い人ばかりじゃないから・・・」
と返事をするとメールが途絶えた

宮島は海が綺麗のでなく
あの自然と融合した神社のデザインが
海をさらに美しく魅せている

その美しい海を見ながら、ふと思い出した
歴史は大事だと思う
真偽を突き止めようとする姿勢が大事だと思う
今ある自分自身のルーツを見つめることが
大事だと思う
人としてのルーツ
そして自然としての変遷
その中に未来を見つけることができるのだから

#安芸の宮島
#原爆ドーム
#人のルーツ
#オンラインサロン

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