BO1は事故率を極力下げるという考え方(第8回はるn杯note)
はじめに
皆さんこんにちは。
今回は第8回はるn杯サブイベントでnoteを作成します。お題としては1を選びます!
それでは第8回はるn杯で使用したデッキの軽い紹介と構築に至った経緯を話していきたいと思います。とはいっても予選4-3であまり良いと言える結果ではなかったですが…。
構築自体のパワーは感じたのでそこについて書こうと思います。
デッキ紹介
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特徴
ポケギア4枚
キュレムの採用
エヴォリューション2枚
構築の目的とプランの詳細解説
今回の構築は、盤面展開による圧殺を目標としています。そのために、後攻1. 2ターン目からの強力な展開を軸に、事故を最小限に抑え、安定した動きを実現することを目指しています。
プランA: エヴォリューションによる早期展開
目的: 後攻1ターン目からエヴォリューションを使用し、2ターン目以降にファントムダイブやドロンチ3面展開などの強力な盤面を構築する。
優先順位: 最優先プラン。
メリット: 最も強力な盤面展開を実現し、相手を圧倒できる可能性が高い。
デメリット: エヴォリューションに触れなかった場合、プランAは失敗となる。
プランB: ベンチ拡張とむずむず花粉による妨害
目的: プランAが失敗した場合、ベンチを広げ、むずむず花粉で相手の動きを妨害し、相対的な盤面展開の差をつける。
優先順位: プランAが失敗した場合の代替プラン。
メリット: プランAに比べて実行難易度が低く、相手を妨害することで有利な展開に持ち込める可能性がある。
デメリット: プランAに比べて盤面展開のスピードが遅く、相手によっては効果が薄い場合もあり押し切られてしまう可能性がある。
構築のディティールを考える上での前提: 安定した動きを実現するために、事故を最小限に抑えることを最優先に考える。そのため、後攻1ターン目からのペパー or ナンジャモの使用はプランA or Bの遂行に必要不可欠である。
採用カードについて
上節で話した通り事故率を極力下げるのが今回の構築の前提にあります。
そのためにはサポートにタッチするカードをできるだけ多く採用したいと考えました。
そして、採用するカードの候補として上がったのが、ポケギアとシャリタツです。
この2つのカードのメリットとデメリットについて触れていきます。
シャリタツ
メリット: サーチが比較的簡単で基本的にデッキに入っているどのボール系カードでもサーチできる。また、サーチが簡単であるため採用枚数が少なくて良い。
デメリット: プランAを通すにあたってエネルギーはバトル場のポケモンにつけたいが、これはバトル場に出ないと特性を使用できないシャリタツとはかみ合わせが悪い。
ポケギア
メリット: 序盤のサポートサーチの他に、終盤の薄めの山(偵察指令とナンジャモによって必要札が上のほうに来ている山)に対して使用するとサポートの確定サーチができる点。またアンフェアスタンプやナンジャモからの復帰の助けになる。
デメリット: 採用枚数を多くしないと7枚という不安定さがネックなサーチカードとなる。また試行回数を挙げても、基本的に序盤は目的のカードが確定でサーチできるわけではない。
プランA or B を遂行するにあたって2枚のカードのメリットデメリットからプランAの後1エヴォリューションを優先し、今回はポケギアを採用することになりました。
採用枚数と初手率の関係:デッキ構築における重要な要素
デッキ構築において、重要な要素の一つに「欲しいカードを初手に引く確率」があります。この確率は、採用枚数と密接な関係にあります。
本節ではこの採用枚数と初手率の関係について少し話そうと思います。
詳しくはこちらのノートで解説していますので興味のある方は読んでみてください。
こちらの記事で紹介している通り、欲しいカード群のうちその中の少なくとも1枚初手に来る確率が9割を超えるのは15枚からとなっています。今回、プランA or B を通すにあたってペパー、ナンジャモ、仲良しポフィン、ポケギアが重要となってくるのですが、ポケギアは序盤の信頼度が低いので0.7枚としてカウントしました。(初手の手札に8枚採用のカードが手札に来る確率が約70.05%なので0.7枚に近似しました。)
その結果、合計で14.8枚の採用が出来ていることになります。
14.8枚の採用できたので9割近くはペパー、ナンジャモ、仲良しポフィンのうちどれかが後攻1ターン目から使用できることになりますね。
また、プランAを最優先にしているのでエヴォリューションを2枚採用にしていますがこれには以下の確率の話があります。
ピン刺し(1枚採用)のサイド落ち確率は約10%です。それに対し、2枚採用カードの2枚サイド落ち確率は約0.847%です。この差は歴然なのでエヴォリューションを軸としてデッキを組む時2枚は採用するべきだと思います。
まとめ
今回の大会では主のプレイミスによって落とした試合があり、自分はまだまだだなと実感しました。構築についてはかなりいいものが出来たと思っていますのでよかったらポケギア採用型ドラパ使用してみてください。
ちなみにキュレムの枠はもともとカウキャでした。一回もトライフロスト撃ってない。