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三度目の正直なるか!?~中国から日本へ冬休み帰国チャレンジ~
猫に噛まれ狂犬病ワクチンを打つことになり当初予定に帰国を延期、二回目はまさかの高鉄乗せてもらえずで帰国失敗、今回が三度目のチャレンジである。
高鉄に乗って上海に行けるか!?
18時半に家を出発。15分で高鉄駅に到着。
まずは前回は越えられなかった透明なパネルを超えただけで感無量。
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特権階級になったど!と喜んで動画を撮っててふと気付く。
(あれ?ここ出入り自由では?)
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そして乗り換えの徐州へ。
以前もラーメン食べるためだけに来た徐州。
中国にいると距離がバグって新幹線が地下鉄な感覚。
棗荘→徐州東
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ここはハブ都市で栄えてて乗り換え地点も上海虹橋っぽくてなかなか広い。
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次の出発は約1時間後の20時36分。
なのに30分前から長蛇の列。
座るところもないし、少し離れた人のいないところに立っていた。
ウイルス感染避けるためにも人混みは避けたいのだ。
上海から高鉄を乗る時はわりと出発時間ギリギリだったけど今回通すのが早い。
中国人の身分証がない私は毎回係にパスポートを見せるのだけどなぜか今回係の人は見ちゃいない。「いいから通れ」とどんどん通す。
ちなみにこれ、降りた時も同じで、「通れ通れ」とチェックもしない。
とりあえず乗り換えは成功。
徐州東→上海虹橋
到着予定時間は0時41分。
作りすぎたおにぎりとデコポンを食べて少し寝る。
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深夜タクシー拾えるか!?
次のミッションは、すでに地下鉄の時間も過ぎた深夜にどうやって浦東空港まで行くかだ。
当初の帰国計画では、最近できたという空港線を利用しようと思ってた。これだと1時間かからない。
でも23時ぐらいまでしか運行していない。
地下鉄の始発は5時半か6時(この辺適当らしい)
飛行機は8時なので間に合わない。
なので2年の女子が順風車という乗り合い(一人でも可)のタクシーを手配してくれるはずだった…が、この日の朝に連絡がきて、虹橋駅だと広すぎて運転手は位置がわかりづらいから、場所の指定は面倒だと予約を断られたという。
まあ本人が自分でアプリで呼ぶ方が位置情報示せるから運転手にとっては都合がいいってこと。
それなら私が普段使ってる高德地图で呼ぶからいいよってことになった。
※あとでわかったが滴滴より安い
それでもこの女子は心配らしく、0時頃に連絡が。
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学生「順調ですか?」
私「まだ着いてない。早く寝なよ。多分大丈夫。心配しないで」
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私「あと一時間ぐらい。眠いしょ?」
学生「だいじょうぶです。先生がタクシーに乗ったら寝ます」
ほんと私の学生はめんこいよ!
※「かわいい」の北海道弁
そして0時半頃、まもなく着くので降りる準備ですでに立つ…が、予定時間を過ぎてもなかなか到着せず結局20分ぐらい他の人と一緒にドア近くに立ちっぱなし。
見切り発車はよくあるけれど、到着遅れもあるんだなー。
余談だが、列車が止まる位置も適当。この日も乗車位置からズレて並んでた意味もなく、ぞろぞろと数メートルもズレた場所から乗り込む。もちろんもう順番も関係ない。日本みたく乗車位置とドアが正確に停まるって実はすごいことなんだなーと思う。
到着時間20分ぐらい遅れて深夜1時に到着。
さすが上海大都会!めっちゃ人がたくさんいた。
さて、私はタクシー呼び出し地点に向かわなければならなかったが、困った時の小红书(中国のインスタ)! 乗り場までの攻略法をみる。
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まず降りたらタクシー乗んないかの呼び込みのおじさんおばさんがすごい。振り切りながら途中までは順調。
でも左で曲がるところでわからなくなる。
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人はどんどん少なくなり、ついにはこれ。
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とりあえず別な人が小红书で紹介していたエスカレーターを上る。
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停止しているエスカレーターを荷物を引きずりながら上り切ったが、もはやどこにいるかもわからない。
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なんとか勘で地上に出る。気分はもはやアリかモグラ。
そして地上に出ると、あれ?わりと人いる。
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みんなここからタクシー拾うので警備(警察?)が整備してる。
ずっと学生が私がタクシーに無事乗れるまではと起きてくれてる。
正確な位置を示さなければ運転手は私を見つけられない。
学生がバス停に立てと言うのでバス停を探す。誘導されてなんとか発見。
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バス停からタクシーを呼ぶ。
学生の話では80元ということだったが、夜中料金でさらに倍。
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私が予約した時はその時点で213元。
仕方ないけど、それなら地下鉄がある時間帯に来てホテルに一泊するほうがいいし、実際いつもそうしてる。
でも今回は仕方ない。何しろ乗り換えだとしてもまだ春節の影響なのか昼の高鉄がなかった。
さらに安い飛行機となると朝早いのでホテルに泊まっても仕方ない。
最終的にタクシーは186.5元(3700円ぐらい)だった。
私がホテルに泊まればアプリ会員で半額以上の値引きになって同じぐらいの金額で泊まれる。
でも今回は時間的にもう仕方ない。
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無事浦東空港に着いたのが2時ぐらい。
そこから休憩場所を探す。
小红书でおすすめの場所は遠いみたいだしまた道に迷う。
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中国の空港だと色んな空港の係の人がうろついてると声をかけてくれて、助けてくれようとする。日本みたいな形式的なサービスではなく、本当に助けようとしてくれる。
しかし方向音痴の私は結局色んな人に教えてもらってもなかなかいい場所に辿り着けず、なんなら間違えて外出てしまってまた荷物検査やり直し。
で、もう肘掛けが邪魔で寝られないけど、人も少ない場所にした。
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ひじ掛けが邪魔で横になれないが、強者は椅子を向き合わせにして間の隙間に体を入れて寝てた!
とりあえず私は漫画を読みながらおにぎりを食べていた。
すると若い女の子が少し離れて隣に座り、その子も何かを食べ出した。
私かまデコポンまで二つ食べだすと、その子もずっと食べていた。
私たちは言葉を交わすわけでもないんだが、なんかこういうのほっこりする。
ただ隣で一緒に食べてるだけなんだけど、なんだか私は嬉しくなった。
少しうとうととしたけれど、c98を探してうろうろしたのもあり、なんだかんだですでに5時。
私がチェックインしに行くと私の前に一組いただけだった。
そこで私は預け荷物が16.5キロになっていたのを見て驚く。
えー、出てくる時に計ったら15キロ以下だったのに!
第一区間は23キロだが第二区間は15キロまで。
どこかで減らさねばならない。
VIPラウンジが無料だったけど6時から。
しかも私の搭乗口とは真逆で、ラウンジの受付の人に30分はかかると言われる。
だから登場時間の30分前、つまり6時50分にはラウンジから出ろとのこと。
私はコーヒーを2杯乗んだだけですぐに出た。充電できただけよしとしよう。
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ちょうど出る頃に麺のサービスが始まって、なんかVIPラウンジなのにフードコートのうどん屋みたいになってた。
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麺は食べたかったが仕方ない。
ゲートに向かうが本当に遠い。
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さすが「非常远(非常に遠い)」と言うだけある。
8時出発なのに7時半にはみんな搭乗しててトイレに行ってた私が最後だった。
韓国行きの飛行機はわりとガラガラだった。日本行きならこうはならない。なんだかんだで日本に行く人の方が多いのかもな。
麺は食べ損ねたものの、温かいサンドイッチがもらえて嬉しかった。
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きゅうりまでぬるいけど、食べ物が温かいだけでありがたい。
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さあ、いよいよ韓国へ!
この時は私はまだまだ上機嫌。
しかしこのあと韓国でまさに天国と地獄の気分を味わうことになる。