作品紹介:「ひのき舞台は探偵と一緒に 」という物語について
管理人の十日夜です。
今回は「ひのき舞台は探偵と一緒に」を紹介いたします。
本作は、作家陣いわく「風呂敷広げ過ぎた上に、自らキャラクターにはまってしまい、シリーズ化の方向で書いてしまったがゆえ、最終回が見えないままどの賞レースにも応募できず十年の時が経過してしまったが、企画自体はものすごく気に入ってる物語です」とのこと。
この物語の前に「トランスペアレントクラウド」を書き終え、心のバランスをとるために書き始めたところもあるそうです(しょっぱいもののあとに甘いものが欲しくなるようなアレ)。
作家陣の旧友でもある琥珀さんのイラストは、キャラクターのイメージが見事に表現されており、執筆をすすめる上でおおいに助けになったそうです。
※イラスト:琥珀様
作家陣からお渡ししたのは紹介文と各キャラクターのセリフ、実在する人間ならこの人かなぁというイメージのみ。イラストの構図、背景の和テイストやフォントの選択は完全にお任せ。完成版を目にした時には「天才肌ってこういうことだよね」と、琥珀さんの才能に敬服したそうです。
管理人としては、ハッシュタグに「コメディ」を加えることに迷いはあったものの(笑いって主観でしかないため)、所々にちりばめられたクスッとしたエッセンスは物語を読み進める中で癖になるように思え、勇気を出して加えてみました。
本作で名前しか出てこないキャラクターも作りこんでいるようで、それぞれに物語が生まれているとのこと。「広げ過ぎた風呂敷」の上で、サイズの小さなたくさんの風呂敷き包みが完成する時を目指して、創作は続いていくそうです。
シリーズ第一作目の物語は大晦日が完結です。最終話の投稿も大晦日となりました。はじめから狙っていたわけではありませんが、綺麗に2024年を締めくくれたような感じがして嬉しく思っています。
以上で、2024年の投稿は終了です。偶然立ち寄ってくださった方々、それをきっかけに何度も「スキ」を送ってくださった方々、本当にありがとうございました。
2025年もLuno企画の物語をお届けしてまいります。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
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