こころのともしび

くまのみっきー

昨日はお忙しい中どうもありがとうございました。

w先生にもどうぞ、よろしくお伝えください。

記憶障害があり自分の考えをうまくまとめて伝えることができないため、直接の傾聴ではなく、文章でのメッセージをどうかお許しください。

昨日は買い物の帰りに突然涙が込み上げてきて、気がついたら、立ち止まり号泣していました。

y先生、w先生との対話の中で私は救われていたのだと気づいたのです。長い長いトンネルを抜けた気がしました。

今後どうなるか、わかりませんが、もしかしたら、なんとかなるかもしれない、という光が見えました。こころのともしびをたえず照らしてくださりありがとうございます。

先が見えない
答えがわからない中、もがきながら、ずっと彷徨よっていたように思います。

妻もそうでしょう、二人ともに障害があり、病気がいつ治るのかわからず、仕事も続かない、いつ働けるようになるのか、将来どうしたらいいのかわからない、お互いの負の感情に影響されてしまう、ずっと不安で仕方なかった。助けを求めるがありきたりな答えや的外れな答え、心無い声しか返ってこないことへの、虚しさ、やるせなさ。自分の無力さ、どうにもならない事への絶望感を感じていました。

妻には発達障害があることはわかっていました。カウンセリングが必要なこともわかっていました、ただ自分の体や心のことで精一杯で、妻の体や心の中のより深い問題の事を先延ばしにしてしまっていたように思います。

y先生との会話の中で、妻は幼少期での辛い体験を今でもずっと抱えており、それが今の生活に影響していること、いつのまにか私との関係も共依存になってしまっていたことに気付きました。

妻と支え合って生きていくはずが、妻と自分との間に境界線を引けず共依存な関係におちいってしまっていたのです。

去年の11月には薬の副作用でおかしくなってしまい。毎日死にたい思うようになり、死ぬ方法をずっと考えていました。
将来の不安や生活苦、障害への絶望、何をやってもうまくいかないなどと突然に悲観的なものが降ってきました。

自分が死ぬだけならまだ良かったのですが、だんだんと妻も殺して自分も死のうと考えるようになっていっていました。

電話で兄にそのことを伝えるとお前が死ぬのはお前の勝手じゃ、ただ嫁を殺すことは絶対に許さんと言われたことを良く覚えています。

妻を殺してトランクに詰めて、山に埋めて自分は島根県にある深谷大橋で飛び降りて死のうと
考えることもありました。

今なら自分の考えではなく、脳がそうさせていたのだとわかるのですが、その当時はそれがわかりませんでした。

妻に言うことを聞かせようと包丁で脅そうと考えたり、それは絶対にしてはいけないとわかっているのですが、衝動が抑えられず、何度か包丁を持って妻に迫ったこともありました。

妻に泣きながらお願い実家に帰って言われそこから実家に帰りました。会社を辞めたこと、うつ病が再発したこと、パニック障害になっていること、妻に障害があることを家族にはずっと黙っていました。その時初めて全てを打ち明けました。
実家に帰りしばらくすると突然足ぶみが止まらなくなり、家の中をひたすら延々と歩き回り、家の中の引き出しや扉を開けたり閉めたりと異常行動がおこりました。とうとう気が狂ってしまったんだとその時はそう考えました。また、死にたくないのですが実家の8階のビルから飛び降りようとする自殺衝動が強く、自分でなんとか自制心を保っていましたが、いつ飛び降りても本当におかしくない状況でした。その日の2日後に親戚の従兄弟の結婚式が控えており、結婚式の前の日に葬式をしてはいけないという思いからなんとか踏みとどまることができました。
その日の夜は一睡もせずに、父親に抱きついて過ごしました。次の日には飛び降りるかもしれない、怖いから五日市の自宅に帰りたい家族にそう伝えて自宅に帰りました。
五日市の自宅に帰ってからもずっと死にたいと死にたいと何度も何度も妻に言っていました。
命の電話や友達の電話にかけれる人にはかたっぱしから電話をしてかなり迷惑をかけました。　

不安や恐怖で押しつぶされそうで、心の中で、お願い、誰か、誰か助けて、私はここにいるよとずっと叫んでいました。

ほんとうに辛かった。どうすることもできなかった。

それから日にちが経って県外の兄が広島に帰ってくれて実家の方で1週間ほど見張り役をしてくれました。今後の生活のこと何が不安なのか、何に困っているのか、どうして死にたいのか一つずつ聞き出してくれました。
一緒に役場に行き生活保護のこと聞いてくれたり、今後の生活をどうしていくのか、いくら生活に必要なのか試算してくださりました。

話をしていくなかで、少し気持ちが軽くなりました。死ななくていいんだとその時は思いました。またすぐに死にたくなり、家の中をひたすらウロウロするのですが。

今年の4月5月あたりから心の調子が良くなって活動的になったように思います。

6月、7月頃から妻の情緒が不安定になり、お互いの生活スタイルやペースのずれ障害特性などからケンカが絶えませんでした。妻の言動に振り回され、なんでどうしてわかってくれないの。少しはあゆみよってよ。話し合いのたびに否定をされたように感じ、傷ついて、好きな人だからこそよりつらく気持ちが落ち込み、沈んでいきました。生きることに疲れたなとまた自暴自棄になっていました。

パニック発作も悪化していき、私は本当に家に帰りたくないと感じるようになりました。自分一人ではどうにもならない、誰か力になってくれるところはないかと必死に考えていたときに、こころのともしびの存在のことを思い出したのです。

知人から紹介された時は宗教の勧誘があるかもしれないよと言われていました。もう、そんなのはどうでもいい、知らん。と勇気を出してともしびに一歩足を踏み出すことができました。

y先生とのお話で彼女との日々で楽しかったことを思い出して、彼女を選んだことに後悔しているか？というお話をして頂き、いつのまにか忘れていた、自分の気持ちを思い出すことができました。そっと寄り添い、背中を支えて貰えました。
妻には障害があり、色々な困難を抱えていることを知りながら努力していけば、なんとかなるだろうと甘い気持ちが私の中にありました。こうなる事は予想できたはずなのに、覚悟や知恵が私には足りませんでした。

今まで、誰にも言えず、言ってはいけない事だと思っていました。y先生にはなぜかありのままの自分を受け入れてくださる、そんな気がしてご迷惑を承知でメールをお送りしました。

やはりまだ自殺衝動がくることもあるし、自分が自分でなくなる感覚が怖い、死にたくない、生きたいのです。

拒絶されるのではないかと言う恐怖から、自分の本当の気持ちや、弱い自分、ダメな自分を隠して、時には自分とは違う人間を演じていました。そんな中でこころのともしびに出会えました。よかった暗闇しかないとおもっていたはずなのに、光があった。私が探しきれていないだけだった。光を絶えず灯し続けてくださりありがとうございます。どうしてもあなたにありがとうと伝えたくて、あなたがいてくれたから。辛さや悲しさ、苦しさ、楽しさ、嬉しさを分かち合ってくださったその経験が出来たことが喜びです。分かち合える喜びをありがとうございます。

私も心の中に消えないともしびを持って歩いていこうと思います。