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古民家カフェ・雑貨「KiKi北千住」、作品展「曲がりなりにも」

古民家カフェ・雑貨のお店「KiKi北千住」に、広瀬良二さんと我空さんの作品展を見に行きました。

2月末までなので、週末含めて残り数日です💦

昨年4月、人生で初めて絵を買ったのが、広瀬良二さんの作品。

今月やっている作品展にやっと行くことができました。

会場は「KiKi北千住」というお店。築90年の古民家をリノベーションした建物で、日用品の販売と日本茶喫茶をされているとのことで、お店自体たのしみに訪れました。

北千住駅に到着し、ランチをとった後、住宅地や踏切を抜けながら歩き、お店に辿り着きました。

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KiKi北千住

作品展の案内が出ています。

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喫茶メニューがおいしそうです。

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微かにコツコツと扉を叩いた後、戸を開けて中に入りました。
日本家屋らしく、土間から靴を脱いで上がる造りになっています。

カウンターの向こうに店員さんがいらして、挨拶して作品展を見せていただきました。
商品が並ぶお店に溶け込むようにして作品が展示されています。

広瀬良二さんの作品は、針金(ワイヤー)を使ったオブジェ・モビール様のアートワークが8点ほど。

ワイヤーで空間に浮かぶ球体のモチーフが印象的だったため、惑星や宇宙のようなイメージが湧きました。

お店の中なのですが、そこだけの世界が広がっているのが不思議で面白い。

もう一方の我空さんは、同じワイヤーながら、工業用の網目状の素材を使い、物を入れたり飾ったりできる実用面のある作品を展示されていました。

女性の店員さん(後からご夫婦で経営されているオーナーさんと判明)が色々とご説明くださり、作品を見る解像度が上がりました。さっぱりとしたお人柄で、お話ししやすい方。

見ているうちに、すごく好きだなあと思う作品が出てきました。

台座から伸びたワイヤーに吊り下げられた、二股のワイヤーの両端に、大小の球体(鉄の黒錆びの様な色と、白色)がとまっています。
球体の佇まいも、ワイヤーの描く線も、金具も台座も、すべてがしっくりくる。これは……!

そのうちに広瀬さんもいらっしゃって、作品のイメージや使われている素材のこと、以前経営されていた古道具店のことなど、さらにお話を伺うことができました。

密かに喫茶利用もたのしみにしていたので、ほうじ茶ラテをいただきました。

控えめな甘さで、シンプルで素直な味がしておいしかったです。ほうじ茶ラテっておいしいんだな。。

このパフェを食べにまた行きたい、行くんだから〜💦

広瀬さんやオーナーさんとお話ししながら、先ほどのすごく好きな作品を連れて帰りたい気持ちになっていました。いやこれ絶対素敵でしょう。いったん様子見して次回また来よう…とか思っていたら絶対売れちゃうやつ。むしろ今日の時点で売約済になってないのが奇跡。

価格も、この作品なら安いくらいでしょう(「ちょっと高いんですが…」と謙虚な広瀬さんだったけれども)。
とはいえ、今仕事をセーブしていて収入もすくない身。本来わたしがポンと出せる金額ではない。いやでも、わたし服やら靴やら色々買おうとしてたよね。それらを合わせた金額の方が高いよね。服をたくさん買うお金で、作家さんの作品を買おう

お金の問題は片が付いたものの、即購入はできないのがアート作品(なんて、初心者だけど…)。
うちでずっと大切に生かしてあげられるか、短時間では判断するのはむずかしいのでは…と思います。しばらくその空間で過ごして、作品に慣れて、「ああもう満たされたな」となったら、感謝して帰るのが双方にとって望ましい。今回もあまりにずっと居たため(居座ってごめんなさい…)、そうなるかなと思った。だけど「さすがにそろそろ帰らないと」という時間になった時、改めて、「ああやっぱりいいな」と思えたので、うちに来てもらうことに決めました。

展示中はお店にあるので、後日をたのしみにのんびり待とうと思います。

ちなみに、ランチに訪れたのは「レストラン三幸」さん。北千住駅東口徒歩8分ほど。

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「北千住 ランチ」で出てきた記事のトップに載っていて、がっつり食べたい気持ちだったので行ってみました。しかも500円のワンコインランチもあるそうで。

オーダーは悩ましかったのですが、気分だったカニクリームコロッケに。おいしかった♪ ただ、がっつり行きたいならお肉系がいいかも。メンチカツも追加したいくらいだったー(「孤独のグルメ」の主人公の気持ちがちょっと分かった)。

他にもイタリアンやカフェなど気になるお店が色々。古民家を再利用したお店も多いそう。

KiKi北千住さんでは色んな展示やイベントをされているようですし、また北千住を訪れるのがたのしみです。


最後までお読みいただいて嬉しいです(^^)/