生すなっくさんど ベルギーチョコ
若手ビジネスパーソンだったころ、どんなメールでも必ず「ありがとうございます」と冒頭に書いてくる取引先のベテラン営業さんとやり取りしていたことがあります。
何もありがたいことなんて言ってないのに(xxってどうなってましたっけ?みたいなただの質問に対しても)、「ありがとうございます」って書いてくることを不思議に思っておりましたが、まあ不快なものではないので、そういう文体の人なんだなくらいに理解しておりました。
時は流れ令和。
今度は私がベテランさんに思われてもよいころ合いになってきましたが、気づいたら「ありがとうございます」を冒頭に書いているような気がします。
少し違うのは、「ご連絡ありがとうございます」とか「ご返信ありがとうございます」とか、何にありがたがっているかは書くようにしている点でしょうか。
なんか、こう、ちゃんと仕事が続いていくことはありがたいことですし、「ありがとう」から入ると続く文章に多少失礼なことがあっても悪気はないことを示してくれるというか、リボンでラッピングしてくれるというか。
やり取りをスムーズにしてくれそうな気がして、そうするようにしています。
受け手のストレスが多少なり軽減されることを日々願って。
日付:2024/01/08
味の種類:9
時にランチパック以外の商品にあっさり浮気してしまうプレイボーイ。それがランチパック列伝です。いつもご愛読ありがとうございます。
で、パンに、ですよ?
最近パンに「生」を冠した「生なんたらパン」がよく売られているんです。
じゃあ、そのパンは焼かれていないのか?熱を加えていないのか?というと、そういうドロドロのものが出てくるわけではないようです。
何をもって「生」と言っているかのメモがパッケージに書いてありました。
これは、かつて流行った生キャラメルと同じ理屈です。
生キャラメルも「生クリームを多く使用したキャラメル」ですので「生クリーム入りキャラメル」を指します。
なので、ここでの「生」の語用は、「生ビール」「生肉」「生野菜サラダ」の非加熱感を示す「生」ではなく、略語として残った「生」です。
京王新線の「新」の意味と、JR白新線の「新」の意味が異なるのと同じですね。(後者は「白山-新発田間」を意味している)
ところで、生ビールって何が生なの?って思って調べたら、意外なことがわかりました → 瓶ビールも生ビールらしいです。
話を戻して、「生クリーム」自体にも「生」という言葉が使われていますが、これは脂肪分の比率の話。
植物由来の油脂を加工したホイップクリームとは違い、18%以上の乳脂肪分が入っていると「生クリーム」が名乗れるようです。
「生」と名前がつくと、すぐありがたがってしまう私たちですが、何がありがたいのか、ちゃんと知っておくことも大事ですね。(ちなみに、いつものスナックサンドのパン生地とは少し違ってしっとり感があったように感じます。おいしかったです。)
ついでに言うと、チョコも「ベルギー」と名前がつくと、すぐありがたがってしまうあなた!騙されないでくださいね!