タバコの警告表示について
今調べたら結構前に出てたんですね。
ちょうどカートンを今買ってきたんですが、確認受けた時に気が付きましたよ。あの崇高なデザインのピースが汚されていましたからね。
予想通り乳幼児突然死症候群を入れてきましたね。ツイッターでは言いましたが、もう一つはCOPDを使ってきました。
前回の横文字のトリックの前触れと言ってもいいでしょう。
そしてこのピースライトの裏面は歯周病と書いてあります。COPDのものの裏は「子供に影響を与えます。」だけですね。
さて、タバコの警告表示は今回からのロットを除き、別表第一、第二があります。
第一は疫学的な統計によると、肺癌と脳卒中と心筋梗塞が増える。また肺気腫を悪化させる。というもの。そして文頭に「喫煙は」が付く。つまり喫煙者に対してのアプローチがメインですので主流煙のことだけです。
第二は疫学的な統計によると、低体重と早産が増える。また子供と老人に影響を与えるので、迷惑をかけないようにしましょう。そして個人差があるがニコチンは依存性があり、未成年の場合その依存性が顕著に出る。というもの。ここから副流煙の話が出てきました。
そして詳しくは厚生労働省のホームページを見てくださいという記載をかっこ書きで加えるパターンでした。
そして最新ロットからの第三と言ってもいいでしょう、それをまとめると…
・吸うと歯周病の確率を上げる。
・早産低体重の増加、乳児突然死症候群の確率を上げる。
・たばこの煙は子供の健康に影響を及ぼす。誤飲を防ぐために管理を徹底しろ。
・未成年者の喫煙禁止。
・COPDになって呼吸困難になる確率を上げる。
・厚生労働省のURLは廃止
(記事にあった原案の「望まない受動喫煙が生じないよう、屋外や家庭でも周囲の状況に配慮することが健康増進法上、義務付けられています。」という記載は確認は出来ていません。)
実際には8項目あるようなので後々面白ければ追加で書きます。
やはり禁煙ファシストが使うロジックの変化と同じ変化になってることはわかるでしょう。
項目を突いて行きます。
先ず、分類をしてみますが、主流煙、副流煙と受動喫煙、感情論と法律の話に分けていきます。
主流煙:歯周病、COPD、妊婦
副流煙と受動喫煙:子供への影響
感情論と法:未成年喫煙、誤飲防止、(健康増進法)
主流煙に関してはもう廃れた手法(患者を作れない)な上に肺癌等のウソがバレてきているために、未だメインではあるものの直球勝負じゃないものを使っています。
歯周病なんか知らねえよ、なにか問題でも?病ってついていれば何でも良いんでしょうねえ?
COPDという横文字を使ったり、弱者の妊婦を使かって不安を煽る戦法。
副流煙と受動喫煙に関しては平山論文が打ち砕かれた為に、あまりメインにしなくなってはいますが、大きな変更が老人を抜いたということですね。
よく保険の教科書とか禁煙ポスターに使われる真っ黒な肺は、年を取れば大体そうなるよって医者がちゃんと言ってますからね。それに年齢を重ねるにつれ細胞分裂が控えめになってくるので、どうやっても影響が少ないというのは放っておいてもバレてしまいますから、しれっと抜いておいたのでしょう。
感情論と法はより強化されています。
誰しも法をちらつかせればビビりますからね、でもそれは科学に持ち込む話ではありません。政治の話ですからお門違い。
誤飲云々に関しては呆れて物が言えません。表示面積を50%にするに当たって書くことがなかったんでしょうね。取り扱い説明書かって話ですよ。それならホームセンターの小さいナットとかは全部表示すべきでしょうよ、これもお門違いも甚だしい項目。
厚生労働省のURLは何故なくしたのでしょうねえ?誘導したほうが国家機関ということもあって説得力が自動的に増すのにあえてそれをやめた…
推論の域を出ませんが、そこから飛んで色々調べる人がいたら困るからでしょうか?
最後に、表示面積を50%にする目的は世界基準(WHO)である50%にすることでオリンピックで訪れる外人にアピールするだの言ってますが、一見まともに見えそうな目的でも実際にはズレてるんですよ。
警告表示って「喫煙の危険性を広く知らしめるためのもの」じゃなかったんですか?その暁には日本の不適切に上がる医療費を適切にする為ではなかったんですかね?
外人が「いやあ日本はタバコの警告表示をしっかりしていて感心するなあ?」ってなると日本に「喫煙の危険性を広く知らしめること」が出来て、適切な医療費になるんですかね?
なるわけないじゃないですか、外人がそう思ったら日本に投資しようとか思ってくれるとかそういう目線じゃないですか?
JTの筆頭株主が財務大臣ということもあるとは思いますが、この改訂は財務省主導なんですよ。財務省はプライマリーバランスを兎に角プラスにしたいが為に動いていますから、税収を如何に増やすかしか考えていません。
前述のことを踏まえれば、オリンピックで外人にアピールして金をより多く落としてもらうのが目的になります。
禁煙ファシストは恐らく「喫煙の危険性を広く知らしめ、更に投資が増えるなら万々歳じゃないか?」と言うでしょうが、政治と科学を混同させてはいけませんよ?
もともと科学的な知見から「喫煙の危険性を広く知らしめるためのもの」として警告が作られた訳ですからそれを商売に使うものじゃありませんよ。
最後まで信念を通してくださいね。
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