27) 過去日記
好き と 嫌い と 無関心
― 壊さずにいたいだけ ―
永久(とわ)は 容易く 呼吸を止めるだけで手に入るよ。
価値のない 涙は 絶えることはなく
そうだね コレは恋じゃない 薄情な夢物語
きっと手に入らない 戯(じゃ)れ合って 目を逸らせばいい。
ゆらゆらって 微睡(まどろ)む日々は、
微々たる 幸せに縋(すが)る
「全部欲しがるほど 僕らは 独り善がりじゃない。」
milk Tune. / SuG
毎日、一緒に居る時には解らなかった
態度じゃなくて言葉が欲しくて
目にみえる物を見ようともせずに
言葉だけをただ脳内が求めてたよね
でもね
言葉ばっかりくれる他の誰かといると
次は態度を求めてるの
言うだけなら簡単だよねって
想うなら行動に移して
態度でしめして解らせてみせてよって
何処までいってもないものねだり
彼と君の間を
ふらふらふらふら行ったり来たり
それでも物足りなくて
他の誰かにまで求めて
それでもどこまでいっても満たされない
空虚感
私は暗闇を暗闇で消してくれた
彼に恋をしたけど
本当は暗闇に光をさしてくれた
君に恋をしたかった
態度も言葉も全てくれた君に
初めて君を怒らせたあの日
置き去りにされた雪の中で
君の後ろ姿にただ涙がながれたの
それでもずっと傍にいてくれた君が
差し出してくれた手を握り返せなかった事を
あんなに後悔した事はない
あの日から私は君の事が大好きなままだよ