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X'mas

わからない何故出会えたの
あの時あげたビビアンは
まだ持ってるかな

振り返ればすぐそこに
笑ってる君がいる気がして

繋いだこの手に残る
君の温かさ君の優しさが溢れてきた

忘れてしまいたい 今も愛してる

生まれ変わってもまた君に会いたい

R指定 / センチメンタル

一緒に過ごした5年間

君は
誕生日とかイベントとかX'masとか
基本そーゆー事に無関心で
Valentineの日に
普通に寝起きで電話かけてきて
『 ななー!お腹空いたからご飯に行こッ』
(ファミレスでのモーニングがルーティーンだった頃)
って
ファミレスで周りのカップル見ながら
Valentineに気づき
あちゃー!やらかしたー!って顔して
『 なな!今日Valentineじゃん!
    ファミレスは間違えた!(失礼←)
    高級なお店でいいもん食べよーww』
って言う人だった

誕生日だからX'masだからって
なにもくれなくて(別に求めてもないんだけど)
なにげなく一緒に過ごした毎日の中で
ふと思いついた様に色々な物をくれました

『 ななに似合いそうだったから買っちゃった!』
『 これなな好きでしょー??』
『 これは俺の宝物だからなくしちゃ駄目なやつねー』
悪戯っ子みたいにそう言いながら
すぐに物をなくす私に
沢山の色んな物を与えてくれたの

なにを貰ったのかなんて思い出せない程で
がらくたに手帳にスワロフスキーにピアスにetc

そんな君からX'masに
珍しくよびだされて
いつもの送り迎えですらなくて
??で脳内いっぱいな私
珍しく路駐されてる君の車を見つけて
姿がなくてライトがつけっぱなしで
電話かけると急いで降りてきて
『 俺仕事でごめんね ななにこれあげるね
    俺ねサンタになったの!』
って車の助手席から取り出したpresent
死ぬほど可愛い顔で笑いながら
渡されたのがVivienneだった

サプライズが苦手で可愛く喜べない私に
どや顔して屈託のない顔で笑ってた事は
今でも忘れられない

ねぇ、どうして差し出してくれた手をあの日
握り返せなかったのかな
ねぇ、それなのにどうして私の傍に
ずっといてくれたのかな

君と彼の間を行ったり来たりふらふらしてて
ごめんね
傍にいてくれる事を当たり前の様に思っちゃって
ごめんね
初めて君が怒ったあの日追いかける事が出来なくて
ごめんね
ただ泣く事しか出来なくて
ごめんね
愛するよりも愛される方が幸せだって分からなくて
ごめんね

どれだけ泣き喚いても嫌な顔1つしないで傍にいてくれて
ありがとう
彼の元に行く私を許してくれて
ありがとう
ななの帰る場所はここだよって待っててくれて
ありがとう
沢山の愛情を
ありがとう

なによりも君がいてくれたから
私は私でいられたのにね

沢山のごめんねと沢山のありがとうを
君に伝えたい



ねぇ、また君に会いたいよ

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