THE FIRST SLAM DUNKを観た
公開前に炎上して、公開後には絶賛の嵐となってた本作。
それを客観的に防寒しながらも、世代としてはドストライクすぎるし、なんならこの漫画の影響もあってバスケやってみたりしたわけなんだから見届けないわけにいかない。
そんな青春の一部だった漫画なわけだから、この世代の人からしたら、想い(重い)は様々だ。
そんな映画を遂に年が明けて観に行くことができた。
大黒摩季は流れない
私は少年ジャンプでSLAM DUNKに出会い、既定路線のようにアニメ化された作品を夜7時に観ていた。
その時には必ず大黒摩季さんのあなただけ見つめてるから始まって、いつかは世界が終わるまでは…で終わってたのだ。
往年のファンは、どこかしらそれを期待していただろうが、この作品は宮城リョータの過去から始まりthe birthdayのパンキッシュなベースリフから始まり、そこから何かが違うとわからせると同時に格好良さに痺れる。
昔の良き想い出を再現するのではないということを突きつけられた後に、重要な試合が丸々スタートする。
試合観戦
まさか丸々1試合を観戦することになるとは思わなかった。
これがまさにSLAM DUNKの世界で試合観戦してるかのようだった。
そして、原作になかった宮城リョータの過去や想い、原作通りの湘南スタメンの想いやエピソードがテンポ良く挟まれていき、怒濤のクライマックスに駆け抜けていく。
通常よりも長い映画だったが、それすら忘れ夢中になる。
そして、クライマックスでは、突然無音になりTwitterでも話題なった「入れっ…」って涙ながらに呟くことになるのだ。
こんなに素晴らしい作品だとは正直思ってなかった。
ネタバレできないのがもどかしいが、もう一度激情に足を運ばなければいけないと思うほどに感動したのはスパイダーマンノーウェイホーム以来である。
10-FEETが素晴らしい
エンディングや劇中の試合演出を盛り上げる曲は全て彼らの曲だった。
これがまた試合を疾走感を加えて盛り上げる。
これが非常に良くてまた聴いて余韻に浸りたくなる。
世界が終わるまでは…も素晴らしいが、この曲も本当に素晴らしい。
最新のSLAM DUNKの主題歌がアップデートされたのだ。
今度は妻を連れて観てこよう。
漫画が好きだったなら是非観て欲しい。そんな作品です。