とある日常
「ねぇ、私もっと色んな技を身につけたいの。少しお時間くださる?べ、別にあなたに聞きたいわけじゃなくてたまたまそこに居たから聞いてるんですよ。勘違いしないでく」
ーーああ、いいよ。
「あ、ありがとう。それでね。この座標を起点にして、ターゲットを集めてまとめて斬るような想定をしているのだけれど、極小のブラックホールを生成して重力を発生させるじゃない?で、そのときのシュバルツシルト半径によると...」
ーーああ、同時に自分へ影響する重力波をキャンセルしないといけないよ。巻き込まれちゃうから
「そ、そうよね。(まだ質問し終わってないのにw)そんなに早く術式が完成するかしら。」←分かってて聞いてる
ーーまぁ最近は高速化が進んでいるからね。
「本当に開発者さまさまよね。そのあとは剣技の話になるけど、」
ーーうん、あとはまとめて効率よく斬り倒すくらいかな。
「一箇所にまとめるのは基本よね。あとはどれだけ早く仕留められるか。」
ーー多勢に対してはそんな感じでいいと思うよ。
「(私だって剣の腕に自信はあるんだけど、、)」
「ありがとう。また稽古付き合ってくださいね。」
ーーああ、もちろん。
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