FictionJunction feat. ASCA「夜光塗料」の歌詞が大人カワイイ過ぎてキュン死寸前
まえがき
⚠️この記事の当初のまえがきとして書き始めた文章は、梶浦さんとKalafinaへの筆者のお気持ちと文字数が爆発したため別記事に隔離しました。
オタクのお気持ち怪文書を生温かく見守れる方、筆者と同じくKalafinaにクソデカ感情を抱えてる方のみお読み下さい。
ASCAさんファン、さっさと歌詞解釈本編を読みたい方は飛ばして下さい。むしろ読まない方が幸せです。⚠️
さて、なんやかんやあって筆者はFictionJunctionの最新アルバム「PARADE」を聴きました。
「聴きました」というか、現在進行形で毎日聴いてます。
どの曲も素晴らしいんですが、その中でも特に筆者がやられてしまった曲があります。
稀代の歌姫、ASCAさんをボーカルに迎えた「夜光塗料」です。
もう、ヤバいくらいにこの曲が好きです。
朝起きてまず再生するレベルで好き。
仕事から帰宅したらまずスピーカーで再生するレベルで好き。
曲も、歌詞も、歌声も、何もかも大好き。
筆者は昨年宇多田ヒカルさんの「One Last Kiss」で全く同じモードに入りましたが、2023年の現時点でのベストトラックは間違いなくこの曲です。
というわけで、今回はそんな「夜光塗料」の大人カワイイ歌詞をご紹介したいと思います。
曲紹介
作詞・作曲・編曲:梶浦由記
2023年4月19日に発売されたばかりの、FictionJunctionとしては9年振りのアルバム「PARADE」に収録。
FictionJunctionのレギュラー歌姫の皆様に加えて、Aimerさん、藍井エイルさん、ReoNaさん、LiSAさん、そしてASCAさんという豪華すぎるゲストボーカルの面々。
全曲当然のように素晴らしい中で、アルバム3曲目の「夜光塗料」が筆者にぶっ刺さりました・・・。
梶浦さん曰く「大人かわいい女子オルタナバンドっぽいことをASCAさんとやってみたかった」とのこと。
その言葉通りの最高の仕上がりです。
ASCAさんがボーカルで梶浦さんが作詞作曲兼キーボードの女子オルタナバンドとか見たいに決まってるじゃないですか!!!
ていうか、梶浦さんとASCAさんがツイッターで定期的にイチャイチャしてるの最高に尊いんです。
もっとイチャイチャしてくれ、それだけで生きていける・・・。
歌詞
「夜光塗料」は暗闇でも光って見える特殊な塗料。
時計の文字盤や、近年では災害時の避難誘導板にも使われているようです。
歌詞全体を読んでの筆者の解釈ですが、この「夜光塗料」という曲名がまさに大人カワイイ乙女心を象徴しているように思えます。
「昼間は誰にも見えないように隠している、ありのままの私」
「夜、君の前でだけは、本当の私をさらけ出したい」
「本当はもっと余裕のある大人の女性でいたいけど、実はまだまだ子供っぽいこんな私でも受け入れてくれますか?」
20代中盤くらいの、まさに大人カワイイ年齢の女性の赤裸々な気持ち。
1996年生まれのASCAさんの実年齢にもピッタリ合っていて、まさに今ASCAさんが歌うことに意味があり説得力を持つ歌詞。
可愛いです。たまらなく好きです。
梶浦さんの歌詞は幻想的で絵画のような世界観のものも多く、梶浦ファンの方々もどちらかというとそういう幻想的な言葉遣いが好きな人が多い印象を受けます。
もちろん筆者もそういう詩も好きなんですが、一方で梶浦さんが時々お書きになる等身大で現実味があって赤裸々な恋愛曲が大好きです。
Kalafinaでいうと「テトテトメトメ」「love come down」「in your eyes」「sandpiper」とかが筆者は大好きです。
・・・我ながら、宇多田ヒカルさん・aikoさんが大好きなのを全く隠しきれてないチョイスですね・・・。
いやでも、梶浦さんも恋愛曲書かせたら天下一品だと思うんですよ。
有名曲しか知らない人は「なんかゴシックでカッコイイ曲作る人でしょ?」とか言ってきたりするんですが、違うんだよ!すっげえ切ないラブソングとかも書けるんだよ!って筆者は毎回叫びたいです。
(語り始めるとキリがないので、上記のKalafina曲もいつか記事にしたいと思います・・・)
あと、この曲の構成は邦楽のいわゆる「Aメロ」「Bメロ」「サビ」ではなく、洋楽の「ヴァース」「コーラス」っぽい構成になっています。
詳細は ↓ 記事に詳しいのですが、大雑把に言うとサビ以外の部分が「ヴァース」でサビ部分が「コーラス」って感じでしょうか。
邦楽風に言うと、Bメロが無くてAメロ→サビって直接進む感じの曲構成が洋楽には結構あります。
梶浦さん自身が「オルタナバンド」って言ってるくらいなので、これも洋楽のバンドっぽい雰囲気を意識してたりするんでしょうか?
筆者はロックも大好きなので、こういう洋楽っぽい構成なのもマジでこの曲の好きポイントの1つです。
それにならって、普段「Aメロ」「Bメロ」などに分けて書いている歌詞の章立ても今回は「ヴァース」「コーラス」で行きたいと思います。
ただ、音楽理論に詳しいわけではないのでかなり自己流な表記になると思います。ニワカ丸出しかもしれませんがあらかじめご了承ください・・・。
※表記については以下サイトも参考とさせて頂きました。
では、まえがきが長くなりましたが歌詞を読んでいきましょう。
※歌詞は歌ネット(https://www.uta-net.com/song/336179/)からの引用
ヴァース①
ヴァース部分の音色が星空を感じさせるような印象で、自然と「夜」という舞台設定が伝わってきます。
実は歌詞全体を通して一度も「夜」って単語は使ってないんですよね。
「暗闇」や、対になる「朝」は使ってますが。
でもサウンドの音色と「夜光塗料」というタイトルで、曲全体が夜のストーリーなことが十二分に伝わります。
ここがまず凄いですね。ベラベラ歌詞で状況を説明しなくても、音だけで物語を描けるのが作曲家という方々の並外れた所です。
さて、本題の歌詞に入ると「もう少し近づいてみたら」は、自分の心情にも「君」に呼び掛けてるようにもどっちにも聞こえます。
【解釈①:自分の心情】
私が勇気を出してもう少し近づいてみたら(ありのままの自分をさらけだせたら)、君との関係を変えることができるかも。
【解釈②:君に呼び掛けてる】
君がもう少しだけ近づいてくれたら、私も本当の気持ちを見せられるかもしれない。
だから、もっと近くにきて・・・。
どっちでも意味は通りますが、筆者的には①なのかな〜と思いました。
この主人公は曲全体を通して「ありのままの私を君には見せたい」って言ってるように感じるので①の方が全体の流れとしては自然な気がします。
そして、曲全体のテーマにもなっているフレーズが早速出てきます。
「朝になったら消えてしまうモノだから安心だ」
夜、君の前でだけ光りだしてしまう、ありのままの私の気持ち。
朝になったら見えなくなるから安心だ。
これをどう解釈するかは人それぞれかと思いますが、筆者は「昼間は意地っ張りで素直になれないのに、夜に彼と男女の営みしてる時だけは素直になれる女性」というイメージが浮かびました。
・・・え~、いきなり「男女の営み」とか言い出して読者の皆様に引かれてないか心配ですが、梶浦さんの歌詞ってそういうセクシャルな要素も含めた恋愛模様が描かれることが結構な頻度である、と個人的には思っています。
たとえば筆者が好きな曲として挙げたKalafinaの「love come down」とかが分かりやすいですね。
「こんなに恋したら体ごと一つに溶け去ってしまいそう」
「思いの強さを夜毎に競い合って」
「体中で愛を奏でて」
「首筋のキスで笑い出して
それだけで全て許し合って
こんなに簡単なことね」
「期待値を超えて大胆に分かり合って」
かなり直接的に、夜の営みで愛を深めている男女の様子が描かれています。
「大人同士の恋愛なんだから、当然そういうこともするでしょ。むしろそれを通じてお互いのことを分かり合ってくもんじゃない!」という梶浦さんの価値観を何となく感じます。(あくまで筆者個人の感覚です笑)
話を「夜光塗料」に戻して、なので筆者はこの主人公は「昼間(普段)は意地っ張りで大人ぶろうとして中々本音で甘えられないけど、彼に愛してもらってる夜だけ素直になれる系女子」なのかな~と解釈しました。
「朝になったら消えてしまうモノだから安心だ」っていうのが、何ていうか乙女心ですね。
翌朝起きて恥ずかしくなっても「昨日のは雰囲気に流されただけだから」「深夜テンションでちょっと甘えちゃっただけ、本心じゃないから」って言い訳が立つ状況じゃないと素直になれない。
むしろ本音では甘えたくてしょうがないからこそ「夜だからしょうがない、そういう雰囲気になっちゃったから仕方なくしてるだけ」って自分に言い訳してる感がバリバリ出てます。
可愛いですね。こういう女子本当に可愛い。
もちろん「夜、君と電話してる時だけ素直になれる」とか「夜、二人っきりで君と歩きながら喋ってる時だけ素直になれる」とか、もっとプラトニックで中高生の恋愛みたいな解釈も可能です。
でも、梶浦さん曰くこの曲は「大人かわいい女子オルタナバンド」なので、20代中盤くらいのガールズバンドが歌う恋愛曲と考えたら、筆者の解釈の方が年齢相応で自然かな、と一応考えています。
実際ガールズバンドだと割と普通ですよね。彼との夜の営みの描写とか、「そういう時だけ、ありのままの私で甘えられるよ」的な表現とか。
宇多田ヒカルさんやaikoさんにも毒されて筆者はそういう解釈しかできませんが、もっとピュアでプラトニックな解釈も聞いてみたいので「意義あり!」な方がいれば是非コメント頂ければ幸いです。
コーラス①
ありのままの自分、さらけ出したい本音を普段人前では中々出せていないっぽい主人公。
「塗り潰して行くんだ 暗闇の色に 誰にも見えない」でその気持ちを夜光塗料に見立てています。
それでも、君だけには。
夜、君の前でだけは、隠しているその気持ちが抑えようとしても溢れ出してしまう。
そんな私を見て欲しい、受け入れて欲しい。
「それでも君だけに 閉じた瞳の中だけに映る万華鏡をどうぞ」はそんな気持ちに感じられます。
「万華鏡」なのが良いですね。
小さな覗き穴から中を覗くとカラフルな模様が見えるのが万華鏡なので、「外面はクールに振舞ってる私の、心の奥深くの全然クールじゃない本音。恥ずかしいけど、君にだけは見て欲しい」感があってとても自然に心情が伝わるモチーフです。
「閉じた瞳の中だけに映る」も似たニュアンスを感じますね。
私の普段の言動とか態度とか、素直になれない外面に惑わされないで。
目を閉じて、私の本心を感じ取って欲しい。
目を閉じたら当然視界は暗闇になるので、その暗闇の中でだけ見える「夜光塗料」で塗られた万華鏡のようにカラフルな私の本心があるから、それを君にだけは感じ取って欲しい。
ASCAさんの「Wo wo ......」がカッコ良くて切なくて可愛くて最高です。
「ロックバンドのボーカルは適度に声が掠れてる方がエモーショナルで好き」派閥な筆者ですが、この「Wo wo ......」はまさにそういう感じで本当に好きです。
サウンド面にも言及したいんですが、星空を感じる静かなヴァース部分から一転して、ドラムの音を皮切りに激しいバンドサウンドに変わるのが最高にカッコイイ。
ヴァース部分はASCAさんの独唱だったのが、コーラス部分からハモリの歌声も入って一気に華やかになるのが歌詞の心情にも合ってて説得力がマシマシです。
※「コーラス」と「ハモリ」を一緒に書くと紛らわしいですが、「コーラス」は曲セクション分類、「ハモリ」はいわゆるコーラスのハモリの意味で本記事中は使用します。
曲構成的にはKalafinaの「アレルヤ」とちょっと似ていますね。
あの曲もヴァース~コーラスっぽい構成で、最初のヴァース部分はKeikoさんの独唱でやや静かめに入って、印象的なドラムから始まるコーラス部分からハモリも入って一気に華やかになります。
Kalafinaのシングル曲の中でも「アレルヤ」はトップクラスに好きです。
筆者、多分こういう曲調が好きなんですね。
というか「テトテトメトメ」「love come down」とかも含めてKeikoさんから歌い出す曲を好きになりがち。
もちろんWakanaさんやHikaruさんから歌い出す曲も好きなんですけど、割合的にはKeikoさん歌い出し曲が一番多い気がする・・・。
ヴァース②
コーラス①で自分の本音を見せてしまったけれど、本当の自分をさらけ出すのにまだまだ恥ずかしさを覚える主人公。
言い訳するように彼に語り掛けます。
自分の本音を見せたことを「ぶちまけた色がまた酷い趣味してて
ごめんね」って表現する辺り、実は自己肯定感が低めなんだろうなって思えてしまいます。
本当の自分なんて、誰かに受け入れてもらえるはずがない。
自分の本音なんて、見せたら嫌われるに決まってる。
おそらく常にそう思いながら、外では気を張って生きてきたんでしょう。
でも、こういう風に「ごめんね」って謝る時は「ううん、全然構わないよ」って相手に受け入れて欲しい時、というのが乙女心ですよね。
もっと幼い10代女子だったら、相手の迷惑も考えず「私を受け入れて!愛されてるってちゃんと実感させて!」とか彼氏を振り回してしまったりすることもあると思います。
でも、ある程度大人になって相手の気持ちも分かるようになって、そういう風にわがまま言うのは良くないっていう自制心も身に付いてきて。
それでも時々抑えられなくて甘えちゃった後の自己嫌悪の「ごめんね」。
ここもまた「大人かわいい」ポイントですね。
コーラス②
何重にも夜光塗料で塗り重ねた、自分の本音を詰め込んだ「暗闇の箱」。
その隙間から本音がはみ出して、溢れ出してしまう。
ありのままの自分を見られるのはやっぱり恥ずかしい。
でも、本当は君には見せたい、受け入れて欲しい。
そういう気持ちが抑えきれない「目立ちたがり」の「恥ずかしい光」を
「隠す色は他に無いですか?」
そして、次のフレーズがこれまた乙女心を感じる一節。
「カタチにしたって言葉にしたって
朝になったらしょんぼりしちゃうんだ」
これ、ヴァース①の「朝になったら消えてしまうモノだから安心だ」と矛盾してます。
「朝になったら消えてしまう」からこそ、安心してちょっと大胆に本音で甘えられてたはずなのに、一方で「朝になったらしょんぼりしちゃうんだ」。
これは一体どういう葛藤なのでしょうか?
これもあくまで筆者の個人的な解釈ですが、以下のように受け取りました。
「朝になったら、また元通りの素直じゃない自分に戻っちゃう」
「『雰囲気に流されただけで本心じゃないから』って言い訳を使ってる限り、いつまで経っても彼に素直に甘えられない」
「夜いくら愛し合って甘えて本音を言えたとしても、それは夜の雰囲気に助けられてるだけで、朝になって現実に帰ったら全部夢だったみたいに消えていってしまう気がする」
この解釈は、多分に筆者が好きな曲に影響されまくってます笑
例えば、椎名林檎さんの「本能」。
人間が生きていくためには、太陽・酸素・海・風などがあればもう充分だったはずなのに。
どうして「言葉」なんていう曖昧で不確かなものが生まれてしまったのか。
その言葉のせいで、勝手に期待したり、裏切られたり、傷付いたりする。
そんな曖昧で不確かな言葉で交わされる「約束」なんて要らない。
口約束なんて、どうせいつか裏切られてしまうから。
いくら言葉で愛を囁いてくれたって、あなたはいつか私の元を離れるかもしれないから。
だから、今こうやって身体を重ねて物理的に繋がれているまま、夜が明けないで欲しい。
それが一番確実な、あなたとずっと一緒に居られる方法だから。
永遠に繋がれたまま、朝が来ないで欲しい。
椎名林檎さんの「本能」はこんな女性の心情を歌った曲と解釈しています。
竹内まりやさんの「マンハッタン・キス」も近いかもしれません。
ホテルの部屋であなたがくれる優しさに嘘はない。
でも夜明けが近づいてくると、どうしてこんなに寂しいの?
あなたは何もかも無かったことのようにシャツを着て、現実に帰っていく。
あなたの家では奥さんが待っていて、私と不倫していることにも薄々感づいていて、実は私よりも奥さんの方が孤独なのかもしれない。
※「Don't disturb」はホテルの部屋のドアノブに掛ける「寝てるので清掃などでノックしないでください(邪魔しないで)」という意味の札
「マンハッタン・キス」はこんな切なすぎる恋愛模様の曲です。
まあ、「夜光塗料」はこんな不倫とかがテーマの歌詞ではないと思うので、あくまで参考イメージと捉えて頂ければ幸いなのですが・・・。
でも、女性が作詞した曲ではこういう「いくら夜激しく愛し合っても、朝になったら全部夢だったみたいに消えていってしまう気がする」っていう心情が結構頻繁に歌われる印象があって、「カタチにしたって言葉にしたって朝になったらしょんぼりしちゃうんだ」にもなんだかそういうイメージを持ってしまいます。
これって女性特有の感情なんですかね?
少なくとも男性が作詞した曲ではあまり見かけない印象があるので、一定数の女性が持つ感覚なんだと思います。
男性は悪い言い方をすると愛情が無くてもそういう行為が出来てしまいますが、女性にとってそういう行為は愛情を確かめ合うための愛の延長線上の行為、という意味合いが強いのだと思います。
(もちろん割合的な話で、女性でも性に奔放な方は居ると思いますが)
・・・また筆者の好みがダダ漏れてこういう方向に話を展開してしまいましたが、大丈夫ですか?ドン引きされてないですか?
今更言い訳したところでどうにもならないですが、筆者はこういう女性の切ない心情が大好きです。キモチワルイと思いますがご容赦下さい・・・。
だいぶ話が脱線しましたが、筆者は「カタチにしたって言葉にしたって朝になったらしょんぼりしちゃうんだ」をそんな女性的な葛藤と解釈しました。
解釈違いあればコメント大歓迎なのでお願いします。
歌詞に戻って、次のフレーズはちょっと抽象的で解釈が分かれそうです。
「消えて行くならそれもまたいいよね」
「彗星のようになまめかしく尾を引いて飛び去ってく」
筆者の解釈としては「朝になって全部夢だったみたいに消えていってしまったとしても、何も意味が無かった訳じゃない。彗星のような一瞬の輝きとしてずっと心に残る忘れられない想い出になるなら、それもいいかもしれない。」みたいな心境なのかなと思いました。
いわゆる「切ないけど忘れられない一夜」的な解釈ですね。
「なまめかしく」とか言われると、どうにもセクシャルな意味合いをイメージしてしまいます。
ブリッジ
今まで散々「肉体的な繋がり」をイメージして解釈してきたので、「同じ骨で繋がっているような」も筆者は同じ文脈で捉えてしまいます。
君と身体を重ねている時は、まるで骨まで繋がってしまっていると錯覚するくらい一つになっている気がする。
そんな君になら、素直じゃない私が隠している本音も、全部筒抜けなのかもしれない。
全部伝わって、見えて、聞こえちゃってるのかもしれない。
そんな気が、するような、しないような・・・。
それもまた、今夜だけの淡い夢のような・・・。
こんなイメージを受け取りました。
あと、絶対触れたいのが梶浦さんも好きって仰ってるKeikoさんのハモリ!
ASCAさんの主旋律を追いかけるような「あるような(あるような)無いような(無いような)」のKeikoさんの下ハモがとっっっっても好きです。
Kalafinaの曲でもこのパターンのKeikoさんの下ハモが大好きです。
例えば「光の旋律」の「空色の音符重ねて(重ねて)一人で歌ってた時は少しだけ寂しくて(一人で歌ってた時)」とか。
※下記動画の 3:29~
「屋根の向こうに」の「透明な駅に立って(立って)」とか。
※下記EPの2曲目の2:04~
・・・筆者、この記事を書いていて今更気付いたんですが、やっぱりメッチャKeikoさん推しなのかもしれません。
もちろんWakanaさんやHikaruさんも大好きなのは間違いないんですが、要所要所のKeikoさんの声が一番好きなのかもしれない・・・。
いや、誰が一番好きとかそんな話はどうでもいいんです。
Kalafinaが大好きでした。今でもずっと好きです。
色々あったけど、ソロでそれぞれ活動されてる3人とも今でも応援してるし大好きです。
それだけです。
コーラス③
ASCAさんが歌詞で一番好きな部分と仰ってた「それでも君だけが 閉じた心の裏側の色を笑ってくれたらいいな」。
主人公が最後に少しだけ素直になれたような気がします。
まだまだ、本当の自分をさらけ出すのは恥ずかしいけど。
それでも君だけは、ありのままの私を笑って受け入れてくれたらいいな。
だから、君にだけは見せるね。
・・・可愛いです。まさに大人カワイイ。
こんな子と付き合いたいです。超可愛がります。
恥ずかしくて顔真っ赤にさせるくらい可愛がりたいです。
(なに言ってんだこのオッサン・・・)
あとがき
というわけで、本ブログで初の梶浦由記さん楽曲、そして初のASCAさん歌唱曲となる「夜光塗料」でした。
まさかブログに最初に書く梶浦さん楽曲がKalafinaではなくこの曲になるとは、2週間くらい前の筆者は全く予想していませんでした。
名曲との出逢いはいつもながら突然です。
素晴らしい楽曲を届けてくれた梶浦さん、ASCAさん、そしてFictionJunctionの歌姫の皆様に改めて心からの感謝を申し上げたいと思います。
ASCAさんのツイートの二番煎じになってしまいますが。
筆者にとっても、一生聴き続けるであろう宝物のような1曲になりました。
Kaji Fes.2023、絶対行きたいな・・・。
この曲をやってくれるかは分かりませんが、いつか絶対生歌で聴きたい。
既にチケット取れた7月の大宮ソニックシティ、ワンチャンないですかね?
無いかなぁ、でもいつかは・・・。
まずはKaji Fes.の抽選結果を待つしかないですね・・・。
最後に、(いるか分かりませんが)この記事を最後まで読んで下さったASCAさんファンの皆様。
梶浦さんとKalafinaのことを語ってばかりのこんな長い記事を最後まで読んで頂き、誠にありがとうございます。
筆者は梶浦さんや分島花音さんが元々好きで、お二人がASCAさんに提供された曲をキッカケにASCAさんの歌声の素晴らしさを知りました。
もし、あなたがこの記事をキッカケに梶浦由記さんの音楽を良いなって思ってくれたら、筆者はそれが何よりも嬉しいです。
ではでは、今回は以上となります。
ここまで長々とお読み頂き、本当にありがとうございました。
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