ASCA「偽物の恋にさようなら with 分島花音」の歌詞で僕の心の中の女子が号泣
まえがき
今日、筆者はASCAさんのリリースイベントに行ってきました。
そしたら、よく分からないことが起こりました。
で、最後にASCA社長とこんな会話をしました。
筆者「次は偽物の恋でさようならでブログ書きます!」
社長「本当?楽しみ~」
というわけで、書きます。(チョロい・・・)
今回はASCA「偽物の恋にさようなら with 分島花音」です。
曲紹介
作詞:ASCA、分島花音 作曲: 分島花音 編曲:千葉"naotyu-"直樹
ASCAさんと分島花音さんのコラボ楽曲。
筆者、実は分島花音さんも大好きなのです。
分島さんが主題歌を担当されたselector infected WIXOSSというテレビアニメが大好きで、1期の主題歌「killy killy JOKER」と2期の主題歌「world's end,girl's rondo」を大学生の頃アホほど聴いてました。
編曲の千葉"naotyu-"直樹さんはkilly killy JOKERの編曲も担当されていたり、分島さんとの強力タッグで名曲を生み出してきた方ですし、これまた筆者が好きな三澤紗千香さんの楽曲も手掛けられています。
(「リンクス」の作詞・作曲・編曲、その他の三澤さん曲の編曲など)
つまりですね、筆者の好きな人達しか関わってないわけです。
これで好きにならないわけがない。
歌詞
濃度100%の失恋ソングです。心して読みましょう。
※歌詞は歌ネットから引用(https://www.uta-net.com/song/257917/)
1番Aメロ
待ち合わせに3時間遅れてきておいて、私の話しをろくに聞いてくれず相槌すらしない彼。
深夜の雨の中を彼と歩く私。
シンプルに酷い男ですね。この2人の冷え切った関係が伝わってきます。
この待ち合わせ、どういうシチュエーションなんでしょうか?
「3時間遅れてきといてもう行くの?」「AM3:00」なので、午後11時~12時くらいが本来の待ち合わせ時間と思われます。
その時間から合流って、普通の食事とかデートにしては遅すぎます。
(朝まで飲める飲み屋とかバーって線も一応ありますが、それにしても遅いですね)
筆者が思い付くシチュエーションは二つ。
①仕事が終わったら私の家に来るって約束だった彼が、遅れに遅れて深夜に家に来た。「遅れるならもっと早く連絡してよ」とか私が言っても真面目に聞いてもらえず、来て早々「ゴチャゴチャ言うなら帰る」と玄関を出てしまう。彼を追って私も外に出る。
②ホテルで待ち合わせだったが、彼は遅れに遅れて深夜にやって来た。来て早々やることだけやってさっさと帰り支度を始める。彼と一緒に私もホテルを出る。
・・・うん、②は筆者の妄想ダダ漏れのだいぶアレな仮説なので、一旦無視してください笑
皆さんはどんなシチュエーションだと思いますか?
ご意見あればコメント欄に頂けると大変嬉しいです。
1番Bメロ
「ねえずっと側にいたいの もっとこっちに来てよ」
私は、かつてはしょっちゅうこのセリフを言っていたのでしょう。
行かないで。あなたが必要なの。側にいさせて。
でも、気付いてしまったんですね。
何回言ったところで、彼が変わることはない。
この関係が良い方向に向かうことはない。
そうやって繋ぎとめたところで「まやかしね」と。
惚れた側の弱みですね。
そうやって「側にいたいの」とこっちがすり寄ってしまうことが、彼をここまで傲慢にさせたのかもしれない。
付き合ってる時の関係って、それまでに出来上がった力関係が固定化されて、もう身動き取れなくなっちゃうことってありますよね。
その力関係を全部リセットするちゃぶ台返しの決心が「まやかしね」に込められているような、そんな気がします。
1番サビ
この関係は「偽物の恋」だったと、私は強く断言します。
それは、想いを無理矢理断ち切るためでもあるでしょう。
これは偽物なんだ、もう止めなきゃいけないんだ。
そう思わないと、まだ好きだから、離れられない。
「さわらないで 近づかないで だって
気づいたの 愛はないの」
ここを読むと、1番Aメロは筆者の妄想ダダ漏れの②の方だったのでは?という気もしてきます。
ホテルでしか会ってもらえない関係だった。
それでも、愛してもらえてると思ってた。
でも、もう気づいたの。
都合のいい女として扱われてるだけで、そこに愛は無いって・・・。
・・・はい、筆者の妄想ダダ漏れなので(略)
2番Aメロ
筆者が1番で長々と書いた心情が端的にまとまってますね!
(お前はいちいち文が長いんだよ)
「何時間かけても元には戻らない
冷えた関係 君が遠のくAM3:00」
ここがとっても切ないですね・・・。
このパートは分島さんが歌われてますが、本当に歌声が素晴らしい。
分島さんの声はご本人が演奏されているチェロにも似た雰囲気があって、弦楽器のような豊かでエモーショナルな響きを感じます。
筆者の個人的な感覚だと、ASCAさんはヴァイオリンで分島さんはチェロって思ってます。
2番Bメロ
ここ、私の心情が表れててめっちゃ好きです。
もう別れようってずっと思ってたけど、今までは自分からは最後の一線を超えられなかったわけです。
なぜなら、本心では今でも彼のことが好きだから。
本当は、どうにかしてこの関係を修復できないか、心のどこかで希望を捨てきれないから。
だから、あなたの方から振ってくれることを待っていた。
そしたら、もうしょうがないって諦めが付くから。
身勝手だと分かってるけど、あなたから言ってくれるのを待っていた。
・・・とんでもエモくないですか!?
「偽物の恋にさようなら Ah
さわらないで 近づかないで だって
気づいたの 愛はないの」
とか強がって言ってたけど、本当はまだ別れたくなくて、どうにかしてやり直せないかって縋りつきたくて、そういう気持ちを必死に隠して拒絶してたんですよ。
そして、ついに彼の方から「もう終わりにしよう」って言ってくれて、ようやく苦しみから解放されるって気持ちと、終わってしまう辛さで心の中はグチャグチャなんですよ。
エモ~~~~~!
エモすぎる!
筆者の心の中の女子が大号泣ですよ!
「失恋ソング沢山聴いて 泣いてばかりの私はもう。」ですよ!(はっ?)
・・・失礼、取り乱しました。
なんにせよ、この2番Bメロに詰まった乙女心で白米3杯は食えます。
2番サビ
かつては、愛し合えてると思えた瞬間もあった。
それも全部、もう想い出の中だけの存在。
切ないですね・・・。
Dメロ
私は何を間違えたのか?
どうすればこんな結末にならなかったのか?
ずっと考え続けている。
どうして私を置いていってしまうの?
「ずっと一緒」って言ってくれたじゃない。
英語部分を勝手に意訳して、筆者はこんな心境を感じました。
で、この曲のハイライトとも呼べる部分がDメロの最後。
「いつ忘れられるの」
結局、まだまだ全然好きなんです。
「あー!ようやくクソみたいな男と別れられた!」みたいな爽快感はゼロなんです。
本当はやり直したくて、でもこの関係続けても先が無いって理性で必死にブレーキかけて、もうやめようって無理矢理決断してるんです。
いつになったら、この人のこと忘れられるんだろう。
いつになったら、好きじゃなくなるんだろう。
それが偽りない本心なんですね。
「いつ忘れられるの」の後に、ラスサビの入りでピアノっぽい目立つ音が鳴るんですけど、それが水が水面に落ちる音みたいに筆者には聴こえます。
まるで、雨で出来た地面の水溜まりに私の涙が落ちる音のような・・・。
それを表現してるのだとしたら、切なすぎませんか?
ラスサビ
そんな色々な想いを振り切って、私は「偽物の恋にさようなら」するわけです。
このあとどれだけ引きずって、どれだけ泣くことになるのか。
ああ、書いてるだけで胸が締め付けられますね・・・。
筆者は勝手に、椎名林檎さんの名曲「正しい街」を聴き終わった後のような言いようのない切なさに浸ってしまいます。
あとがき
筆者、リリースイベントから帰宅して18時からこの記事を執筆し始めて、約3時間で3,900文字書き切りました。
多分これは自分史上の最速記録です。
やはり鉄は熱いうちに打て、オタクのクソデカ感情は熱いうちに怪文書にしろ、ですね。(はっ?)
そんなASCA社長の初Zeppワンマンライブが来年2024年2月27日にZepp Shinjukuにて開催されます!みんな来てね!
では、以上となります。