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The Birthday「April」を4月のうちにようやく聴けた

聴くのが怖かったんです。
「これで終わり」って実感するのが怖かった。

聴くキッカケをくれたのは、昨日のアラバキでした。

凄いね、これだけのメンツがみんなチバのために集まって。
この日だけのこんなに特別なステージを作ってくれた。

チバ、あんた愛されてんなあ。
俺も大好きだよ。

行った人の感想ツイート読んでたら、自分も涙が止まらなくなって。
涙がこぼれそうどころじゃないよ、ボロ泣きだよ。

ようやく覚悟決めました。
今このテンションで聴かなかったら一生聴けないわ。
聴いた後のことなんて知るか!どーにでもなれ!


聴いてみたら、ビックリするほど。
チバユウスケはチバユウスケのままでした。

遺作、とか、最後、なんて、自分みたいな外野が勝手に意味付けをしたがってただけで。
チバはいつも通り、好きなように歌ってただけだった。
なんか、それに救われました。

自分はミッシェル中心で、正直に言うとROSSOやThe Birthdayを今までちゃんと聴いてきませんでした。

自分がミッシェルにハマった高校生時代はちょうどThe Birthdayが活動開始し始めた時期だったので、シングルはちょこちょこ聴いたりしてましたが。
ミッシェルほどはピンと来ないな、というのが正直な感想でした。

唯一刺さったシャロンはミッシェルと時期が重なる第1期ROSSOだったので、やっぱりあの時期のチバが俺は好きなんだろう、と勝手に結論付けたりしてました。

なんてバカで失礼なやつなんだ俺は。
チバにそんなこと言ったら灰皿でブン殴られるぞ。
そしたらユウスケ、あたしを灰皿で殴って。

殴ってくれよ。
なんで何も言ってくれないんだよ。
「ぶっ殺すぞ!!」って、あの時みたいな声で言ってくれよ。(ただしペットボトル投げた奴はマジで許さん)
どんな言葉でもいいから、声を聴かせてくれよ・・・。

そんな風に勝手に思い込んで、The Birthdayになってからのチバは少しだけ遠い存在になったような気がしていました。
THE FIRST SLAM DUNKの影響でLOVE ROCKETSがヒットしてるのも、どこか他人事のように感じてたり。

でも、それは本当にただの勘違いだったみたいです。

チバユウスケは、いつまでも、どこまでも、チバユウスケのままだった。
自分が好きになった、あの頃のチバユウスケのまま。

それを一番強く感じたのは「S.P.L」でした。

俺のハートを撃ち抜いてくれよ
君のかわいいピンクの愛で
俺のハートを撃ち抜いてくれよ
君のかわいいピンクの愛で

The Birthday「S.P.L」

Sweet Pink Love(かわいいピンクの愛)でS.P.L?
G.W.Dから25年経ってるのに、変わってねえなあ・・・。

がなる 割れる だれる 声が
がなる 割れる だれる 聞こえる

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT「G.W.D」

多分、ミッシェルが好きすぎたのかもしれません。
チバの新しい音楽に熱狂できない自分を感じるのが、怖かっただけなのかもしれません。
チバユウスケを大好きで居続けたかったから、自分から距離を取っちゃったのかもしれません。

どう振り返ったところで無駄に遠回りした時間は戻ってきませんが、ようやく正直な自分の気持ちが出てきてくれたような気がします。

俺のハートは、とっくの昔にあなたに撃ち抜かれてた。
結局、あなたのことが大好きみたい。

聴いたことないThe Birthdayの曲もライブ映像も沢山あるんだ。
今からでも、聴いてもいいよね?
これからも、追いかけてもいいよね?

Thank you rockers, I love you baby.
これからもずっと大好きだよ、チバユウスケ。

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