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#188noteの街のセラピー犬。【絵本・児童文学研究センター会員編】「失ってから○○となる」勉強したワン。

#勉強記録

本日受講したレポートです。

絵本・児童文学センター「老・若をテーマにした作品群」レポート

1 量的世界観と質的世界観の差異について述べよ。

 人間は、子どもから始まり大人になって、やがて老人となり一生を終える質的世界観で生きていた。しかし、近代は医学や科学が発達し、数字によって物事を判断する量的世界観が突出する中で生きている。そのため、「老人」と「子供」に問題が生じてきた。
 「老人」は、体力測定、知能テスト、学歴社会、経済の点からその価値観で悩むことになっている。今の時代は、量的価値観として大人の力があまりにも強くなったため、新聞やニュースでは、幼児虐待や老人の虐待が相変わらず報道されている。
 大人は、子供と老人の世界を経済的に支えることができる。そして、子供の世界と老人の世界をイメージできる重要な存在である。大人の大切な位置をきちんと意識することが問題解決といえるだろう。

2 「老―若」の実在的対決について、家族における実在的対決と比較して述べよ。

 第24回講座では、本音で向き合うという家族の実存対決を学んだ。
 若者の存在は、生きるという獲得の原理である。老人は、喪失の世界のため、互いに方向性が違っている。「老―若」というは、その存在だけで、お互いが生と死というものを考える世界である。若い時は、色々なものを獲得していく、老いれば色々なものを失っていく。このことは、「受容する」と言い換えることが出来る。私たちは、最終的に自分の死というものを受容しなければならない。老人と若者の実存的対決は、「存在自体がそうだ」ということである。


ここからは、工藤先生の雑談メモです。

昔話~第三世界の民話~
貧しい老夫婦がおりました。
いくら働いても暮らしは、変わりませんでした。
ある日、老夫が「もう、やめた。おれは仕事をしない」とベッドに入って寝てしまいました。
困り果てた老婦。
そこへ、ドアをたたく者がおりました。
その男は「ロバを預かってほしい」と頼みました。
賃料がもらえたので、二人は引き受けました。
しかし、何日経っても、戻っては来ませんでした。
ロバに積んであった俵に気づき、中を開けてみると、黄金の山。
二人は、御殿を築き幸せにくらしました。

老夫は若いころから一生懸命働いてきました。
「一般社会で生きてきた常識と、全然違う生き方をするんだ!」ベッドに入って寝るということですね。
若い時の一般常識の観点から外れて、物事をみる。生きる。それを知恵と言うんです。だから、第三世界の民話は面白い。
何かを失うものがあって、得る物があるということ。失われることばっかり、みんな考えてるから…。みなさんは、どうですか?
失われなければ、なるほど、逆に知恵がついてくるとか、ものが良く見える。だから、年をとってからの方が、色々勉強したほうがいいのになあ。

老年の原理
失ってから知恵となる


本日も記事を読んで頂きありがとうございました。
あ!
noteの街のセラピー犬、ルナちゃんの登場がなかった。
ごめんね。
こちらです。

出番がないので、一日寝てた?
「勉強、頑張ったワン」
やったー!
ルナちゃんに褒められた。
ん?
ルナちゃんも勉強してたの?
「寝てないワンよ。」
笑。
そうだったのね!
お疲れさまでした。

愛犬に励まされた一日でした。
ルナちゃん、いつも幸せをありがとう。

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