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#120 めざせ!えほんセラピー犬。~ルナちゃんとブランコ。『みどりいろのつりがね』『わすれていいから』に想うこと。2つのおはなし~
~ルナちゃん、リラックス⁉~
今日は、風薫る5月を満喫しましたね。
![](https://assets.st-note.com/img/1716112088828-g7dh9wSzLY.jpg?width=1200)
めっちゃ、緊張していますね。(笑)
リラックスできる日がくるといいね!
お世話係さんからのひとこと。
大好き、ルナちゃん。(幸)
今日の二冊
日本子どもの本研究会の絵本研に所属しているため、毎月55冊の新刊絵本リストがメールで届きます。
月の始めにオンライン部会があるので、意見交換をしています。
今月のおすすめ本がこちらです。
『みどりいろのつりがね』オトフリート・プロイスラー 作 ヘルベルト・ホルツィング 絵 好学社
![](https://assets.st-note.com/img/1716113392373-kAA7SHOToE.jpg)
出版社からの紹介:
イワンという村人の畑からでてきたみどり色のつりがね。
その美しい鐘の音は、なやみごとをふきとばし、こころに希望をあたえる魔法の力がやどっているようでした。
噂をきききつけたロシアの皇帝はむりやり鐘を奪おうとしますが….。
読んだ人の心にも希望の力がわくような、ふしぎでしあわせな結末をむかえます。
ひとこと:
『大どろぼう ホッツェン・プロッツ』の作者プロイスラーと、『クラバート』でコンビを組んだヘルベルト・ホルツィングの名作待望の復活です。
対象は中学年と紹介がありました。
ぜひ、よみきかせしたい一冊ですね。
このロシア皇帝と〇-チン大統領が重なりました。(悲)
圧力に屈しない。
ウクライナの人びとへ、この希望の光が届きますように…。(願)
『わすれていいから』大森 裕子 著 KADOKAWA
出版社紹介:
すべての旅立ちを応援する、ある少年と猫の物語。
生まれたときから一緒の「おまえ」、でも おまえはだんだん いないことがおおくなったよな。
いつもそばにいてくれてありがとう。
ひとこと:
対象年齢が低学年~とありましたが、この心の内を理解できるのでしょうか。
私は、下読み段階で涙が滲んでよみきかせができませんでした。
亡くなった愛犬の事だったり、苦労をかけた母親を思い出したり…。
泣いていても紹介はできません。
次の日、早々によみきかせしました。
2年生です。
いつも、お笑い本を読んでいるので、先に「心にじーんとくるお話です。聞いて下さいね。」と前置きしました。
よみきかせ中は、「ぼく」が生まれた時から一緒の猫の話だと子どもたちも理解し楽しそうに聞いていました。
クライマックス、「ぼく」が段ボールに荷物を詰め込んでいるシーンは、子どもたちも集中していました。
よみきかせ後は、「死んだの?」という声も。
受け止め方は、大人、子どもに限らず、様々な感じ方があることに気づきました。
子どもたちに感じる所があったようです。
素晴しい作品です。
A君「これ、かりていいですか」
司書「もちろん、いいですよ」
金曜日に貸出となりました。
良い本を手渡すことができたこと、有難き幸せです。(合掌)
本日も記事を読んで下さり誠にありがとうございました。(感謝)
そろそろお時間となりました。(悲)
またのご利用を心よりお待ちしております。(合掌)