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少しだけ来季の話をしよう

2年ぶりのCL出場が叶った来シーズンに向けて、少しずつスカッドの補強が進んでいるようです。

上記のファブリツィオ・ロマーノさんのツイートによれば、

「"Radio Kiss Kiss Napoli"内にナポリのオーナー、デ・ラウレンティスが出演。その中で、クヴィチャ・クヴァラツヘリアと来季の加入で合意したと発表」

とのこと。かねてよりナポリからの関心が伝えられていたクヴァラツヘリア。その選手がいよいよ加入する、という段階まで来ているようです。
そこでここでは、そのクヴァラツヘリアの情報をはじめとして、来シーズンに向けた移籍の話や個人的な意見を話していこうと思います。

Khvicha Kvaratskhelia

日本語的には「クヴィチャ・クヴァラツヘリア」という発音になるでしょうか。
ジョージア出身の21歳で、利き足は。まだ若い選手でありながら既にジョージアのA代表もデビューしており、13キャップ・5得点を記録しています。

19-20シーズンからはロシアの「ルビン・カザン」でプレーしていましたが、現在の世界情勢の影響で、今シーズンの途中からは母国・ジョージアの「ディナモ・バトゥミ」というチームでプレーしています。

ポジションはクラブでも代表でも、もっぱら左ウイングでの出場が多くなっています。
今シーズンに1試合のみトップ下での出場があったようですが、よっぽどのエマージェンシーが起きない限りは左ウイングでの出場になると思います。

続いて、得点状況なども見ていきましょう。

transfer marktより

ルビン・カザンではアシストが多く、攻撃の中心として、フィニッシュの部分に積極的に絡んでいたことが想像できます。
今季途中から加入したディナモ・バトゥミでは”7試合4得点”と、(母数は少ないですが)その得点力の高さもうかがい知ることが出来ます。

ここまでは数字を見たイメージで語っただけなので、最後にプレー集も見ていきましょう。

プレー集を見た限りでは、「非常にすっきりとしたプレーが出来る選手」という印象を受けました。パスやシュート、ドリブル、どれをとってもタイミングが良く、球離れの良さもありました。

ドリブルに目を向けると、ドリブラーらしい足元の技術の高さもありつつ、ボディフェイントを駆使して相手を欺くようなプレーも見せており、ドリブルの幅が広いように感じます。

他にも、
・ワンタッチプレーの質の高さ
・トリッキーなパス
・自陣深くまで守備できる
・逆足も十分使える
といった部分に目を引かれました。そりゃあ所詮いい所だけを切り取った”プレー集”なので全てが良く見えてしまいます。この辺は実際にクヴァラツヘリアがナポリでプレーした際に、しっかり見極めていきたいですね。

以上、ナポリ加入確定の報が出た、クヴィチャ・クヴァラツヘリアさんの簡単な紹介でした。


ちょっと諦めきれない選手がいるんだ

インシーニェが退団する穴を埋める左ウイングは、クヴァラツヘリアの獲得を以て確保が完了しました。しかし自分には、どうしてもこの選手を獲得したい!!と思う選手がいます。

それが、サッスオーロ所属のハメド・トラオレです。

コートジボワール代表の22歳は、もともと攻撃的MFセントラルMFを主戦場としていました。しかし今シーズン途中からは本格的に左ウイングへコンバート。それ以降、左ウイングで出場した11試合では”6ゴール2アシスト”を記録しており、ハイペースでゴールに絡んでいます。

現段階では、来シーズンのナポリのスカッドに、(信憑性云々は抜きにして)ファビアン・ルイスとピオトル・ジエリンスキという中盤を支え続けた2人が残っているかが不透明な状態にあります。
もしもこの2人が退団してしまった場合でも、トラオレの加入はナポリの中盤を形成する1つの大きな手助けになるでしょう。

加えて、これまでは右ウイングでのプレーや、両サイドハーフでのプレー経験もあります。幅広いポジションで活躍できるというのもトラオレの魅力であり、様々なシチュエーションでの起用が可能です。

インシーニェが抜けた穴を、セリエ初挑戦となるクヴァラツヘリアのみで埋めるには、しばらくの時間を要するかもしれません。そこでセリエにも慣れており、様々なポジションもこなすことが出来るトラオレが加入することで、ナポリのスカッドは更に充実したものになると思っています。

以上、「若い、ユーティリティな選手が好き」な私が一押ししたい選手の紹介でした。本当に、”ほかのクラブに取られるくらいなら絶対にナポリが獲得してほしい”くらいには思っている選手です。


どうなる、来季の中盤

先程ちらっと、ファビアンとジエリンスキという2人の中盤の選手の契約は不透明だという話をしました。

ファビアンはスペイン3強クラブからの関心、ジエリンスキはバイエルンなどからの関心が伝えられていました。
ジエリンスキの噂の信憑性は怪しいですが、少なくともファビアンに関しては、ナポリでプレーする時間は残り少ないものだと思います。

そうした中盤の選手の放出に備え、ナポリはラツィオ所属のルイス・アルベルトに関心を向けている、という噂があります。

ラツィオでは、中盤3枚のインサイド、セントラルMFの位置で起用され続けています。攻撃的MFや、セカンドストライカーの位置での起用もたまにあるようです。

個人的には「巧みな技術と広い視野を併せ持ち、アシストが上手」というイメージがあります。アシストのみでなく、ゴールも美しいものが多く、ラツィオの中でも私はかなり好きな選手です。

そんな彼がナポリに来てくれるかもしれないという噂は非常に嬉しいものですが、ネックになるのはその移籍金。名の知れた、実績のある選手であるため、現在の市場価格は約3,200万€。クヴァラツヘリアの獲得時に支払った移籍金が約1,000万€と伝えられているので、それと比べると、獲得に必要な費用もかなり大きくなることが分かります。

ということを言っているそばから「ファビアンに契約延長のオファー」という報道が出たり「そんなものはない」と否定されてみたり、情報に踊らされまくっています。個人的には契約延長してほしいですけどね。フリー移籍は避けてほしい感じもしますから。


オシメン残留!

そのタイトルの通りです。スパレッティに対するオシメンの信頼は絶対的なようで、オシメンは「スパレッティとは長く一緒に居たいし、来年も優勝のためにナポリで戦うよ!」と名言してくれました。

ナポリでの2シーズン目が終わろうとしています。その得点力は大きな頼りになるものの、今年も負傷による長期離脱があり、本人的にはまだ不完全燃焼だったかもしれません。
来シーズンは彼にとって、リール所属時代以来のCL出場も叶います。大きな怪我もせずに、ナポリのエースストライカーとして1年を走り切って欲しいです。


ここまで、クヴァラツヘリアの紹介と少しだけ来季の話(願望)をさせていただきました。
シーズンも終了が近づき、これからは更に移籍に関する噂がじゃんじゃん出てくるでしょう。その噂に一喜一憂しながら、みんなであーでもないこーでもない、色んな話ができたらいいなぁと思います。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。


Luna's MUSICA

BUMP OF CHICKEN 「クロノスタシス」

今年のコナンの映画の主題歌でおなじみ。
公開初日にコナンガチ勢の友達と観に行きました、自分自身コナンの映画を映画館で観るのは久しぶりだったのですが、月並みな表現にはなりますがやっぱり迫力が凄かったです。「既存の設定」に新しい設定を追加するのが非常に上手だなぁと感じました。

クロノスタシスを映画の予告で初めて聴いた時は、バンプファンながら「この曲、本当に映画の雰囲気に合うのか…?」と少し懐疑的でした。コナンの映画の主題歌は結構アップテンポな曲が多いイメージだったので。
ところが実際に映画がエンディングを迎え、この曲が流れ始めるとその先入観が一転。なんてピッタリな… 映画の登場人物一人一人に当てはまるような歌詞が印象的で、最後まで引き込まれました。改めてバンプさんのタイアップ力の凄さには驚かされます。ぜひ一度聴いていただきたいです。



クリバリさんの移籍の噂は全部飛ばしだと思っているので触れません。
ここで触れてるじゃんとか言うんじゃないよ

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