イカれたメンバーを紹介するぜ!(22-23:冬)
おはこんハロチャオ~!ナンジャモではありません。Lunaです。お久しぶりです。
昨年もやりましたが、「冬移籍も反映したナポリの選手紹介」を行いたいと思います。全選手と監督を一気に紹介しているので信じられないくらい長くなっていますが、せめて気になる選手だけにでも目を通していただけたら幸いです。前置きはこのくらいにして、さっさと始めましょう!
選手紹介
新たな試みとして、これまでは選手の情報とともに当該選手の画像も張り付けていたところですが、今回は各選手の”Instagram”の投稿を紹介してみます。気になる選手のインスタや投稿があったら、すぐにそのページへれっつらご!
GK
1 Alex Meret アレックス・メレト
GK / イタリア / 25歳 / 190cm / 左 / 29試合 23失点
ここまで公式戦全試合でフル出場を続けており、昨季とは打って変わって大きな安定感を発揮。ウィークポイントだった足元の技術にも明らかな改善が見られた。積極的に長い縦パスを通す姿勢も◎で、間違いなくシーズン前半戦の躍進の立役者の一人だった。後半戦もビッグセーブを連発する「メレト神」の活躍に期待したい。
ちなみにこの前のクレモネーゼ戦の出場で、セリエAでの出場が100試合となった(SPAL13試合、ナポリ87試合)。おめでたい。これからも、なんなら引退までナポリのゴールを守り続けてほしいのです。
DF
13 Amir Rrahmani アミル・ラフマニ
CB / コソボ / 28歳 / 192cm / 両足 / 18試合 1G 0A
今季のレギュラーCBの一人。ミンジェと共に鉄壁の守備を築き、さらには高いビルドアップ能力でナポリの攻撃を底から支え続ける。が、第9節クレモネーゼ戦で負傷、そこから長期離脱を余儀なくされた。セリエA第16節・インテル戦で復帰した後は少し不安定なパフォーマンスもあったものの、18節・ユヴェントス戦では自身の今季初ゴールを記録するなど、5-1の大勝に貢献。そこからはいつも通りのハイパフォーマンスを披露し続けている。
3 Kim Min-Jae キム・ミンジェ
CB / 韓国 / 26歳 / 190cm / 右 / 28試合 2G 1A
彼の大活躍は我々ナポリサポにとっても、今季のセリエAにとっても大きなサプライズの1つだった。守備力、スピード、フィジカル、パス能力、得点力のどれをとっても一級品で、今夏に退団したクリバリの穴を完全に埋めてくれた。
更にはイタリアでおなじみの”🤌”のジェスチャーを見せて現地サポの心を掴んだり、ラフマニと一緒に”指ハート”を披露したり、茶目っ気もたっぷり。多くの面で見ごたえのある選手。
55 Leo Østigård レオ・オスティガード
CB / ノルウェー / 23歳 / 182cm / 右 / 7試合 1G 0A
控えCBという立ち位置ではあったが、ラフマニの負傷離脱後はジェズスと交互に出場機会を得ていた。他のCB陣と比較すると少々身長が低いが、それでも当たり負けするシーンは特になく、ジャンプ力も高いため空中戦も難なくこなせていた印象。足元の技術もしっかりしているため、サポーターは好印象を抱いているように見えた。まだ若いため、これからの成長も楽しみ。
5 Juan Jesus フアン・ジェズス
CB / ブラジル / 31歳 / 185cm / 左 / 9試合 2G 0A
オスティガードと同じく控えCBではあったが、スパレッティ監督からの信頼の厚さはまだ健在なようで、より積極的に起用されていた。他のCBに比べるとベテランの域に入る選手で、その守備対応は昨季同様に冷静なものだった。ただビルドアップに関しては幾分消極的(…他のCB陣のビルドアップ能力が高すぎるだけな気もするが)で、その点に関しては「もう一つ」の声もそれなりに聞かれた。
17 Mathías Olivera マティアス・オリヴェラ
LSB / ウルグアイ / 25歳 / 185cm / 左 / 22試合 1G 2A
今夏にスペインのヘタフェより加入した、待望の新LSB。同ポジションであるマリオ・ルイとは一進一退のハイレベルなポジション争いを見せている。
外側に張るというよりは、どんどん内側に食い込んでいくようなインナーラップを得意とし、ピッチ中央での攻撃にアクセントを加えてくれる。高身長とフィジカルを活かしての守備にも定評がある。
6 Mario Rui マリオ・ルイ
LSB / ポルトガル / 31歳 / 168cm / 左 / 21試合 0G 7A
こちらは前述のオリヴェラとは異なり、サイドに張っての攻撃の組み立てやクロスを得意とする選手。パス、特にクロスの精度はナポリの選手の中でも随一であり、そのアシスト数の多さからも分かるように、得点や決定機を演出してくれる。
少し前までは喧嘩っ早いバトラー的印象だったが、ここ数年ですっかり冷静になった。もちろんその方が良い。良いんだけどあの頃の雰囲気も懐かしいような、、、?
22 Giovannni Di Lorenzo ジョヴァンニ・ディ・ロレンツォ
RSB / イタリア / 29歳 / 183cm / 右 / 28試合 2G 5A
「鉄人」の愛称でお馴染みの絶対的RSBは、今季からキャプテンに就任。ここまではその愛称の通りに、コッパイタリアの1試合を除いた全試合に出場中。
今季は(たまにではあるが)守備が軽くなってしまうシーンが見受けられた。プレーが硬くなっているシーンもあったりなど、”キャプテン”という役職に少々緊張していたのかもしれない。ただそれはシーズン初期のお話、今はもう通常運転の超安定感モンスター。相手のサイド攻撃を全てシャットアウトし続ける。
MF
99 André Zambo Anguissa アンドレ・ザンボ・アンギサ
CMF・DMF / カメルーン / 27歳 / 184cm / 右 / 26試合 3G 7A
うちのスーパーオシャレ番長。ホレたぜ街角のエンジェル。
昨季同様に中盤を構成する中で欠かせないMFではあるが、今季はプレ―エリアを昨季よりも高い位置に拡大した。攻守ともに活躍できるマルチな才能を持つ選手であり、細やかな足元の技術を以て、高い位置でのプレーでも攻撃の歯車を回し続ける。
更には自らシュートを打つ意識にも昨季とは異なる姿勢が見られた。その証拠に、ここまで記録している3G・7Aという数字はどちらも自己最高記録となっている。
68 Stanislav Lobotka スタニスラフ・ロボツカ
DMF・CMF / スロバキア / 28歳 / 170cm / 両足 / 29試合 1G 1A
ナポリが誇るレジスタ。今季のナポリの攻撃は、この選手がいなければ成り立たないといっても過言ではない。長短様々な種類のパスを簡単に繰り出して見せるその様はまさに魔法使い。
パスも凄いが、ドリブルもマリーシアも上手い。小柄だからか、ファウルもよく貰える。絶対にボールを失わないマンであります。
そんな調子でスパレッティ監督から重宝され、今季全試合に出場中だが、全く交代もさせてもらえず試合に出ずっぱり。労基もそろそろ動き出すんじゃないかと専らの噂。
4 Diego Demme ディエゴ・デンメ
DMF / ドイツ / 31歳 / 170cm / 右 /4試合 0G 0A
シーズン序盤のトレーニング中の怪我により中々試合に出られず、今季はここまで4試合に出場したものの、いずれも試合最終盤の投入であり、合わせて24分の出場に留まっている。直近のクレモネーゼ戦での出場は、セリエA第14節・エンポリ戦(2022/11/08)以来のものだった。
CLの選手リストにも登録されていないため、どうにかカンピオナートでの出番が増えることを願いたい。
91 Tanguy Ndombélé タンギ・エンドンベレ
CMF / フランス / 26歳 / 181cm / 右 / 26試合 1G 1A
足元の技術・パス・ドリブルといった攻撃的なスキルはとにかく一級品だが、とにかく守備が微妙という前評判と共に、今季トッテナムからローンで加入した。うむ、前評判通り。チーム加入当初は全く守備に走らない選手だった。
しかしそこからスパレッティ監督を始めとしたチームスタッフの指導もあったのだろう、最近の試合では守備も頑張ってくれる姿が見られるようになり、非常に大きな成長を現在進行形で感じている(超個人的見解)。聞いているかい、トッテナムサポーター諸賢~?
20 Piotr Zielinski ピオトル・ジエリンスキ
CMF・OMF / ポーランド / 28歳 / 180cm / 両足 / 29試合 6G 8A
ナポリ在籍7年目であり、現所属メンバーの中で最古参選手となった。インサイドハーフ、もしくはトップ下で正確に攻撃のタクトを振り続ける。
アシストも上手ければ、決めるゴールの形も多種多様。ほかの選手を捕まえてもジエルがいる、ジエルを捕まえてもほかの選手がいる。どこからでも攻撃を仕掛けられる今季のナポリにおいて裏ボス的存在感を放つこのピオトル・ジエリンスキ、ご注目ください。
7 Eljif Elmas エリフ・エルマス
CMF・LWG / マケドニア / 23歳 / 182cm / 右 / 28試合 6G 1A
上記のポジションに加えて、今季は右ウイングでの起用も少なくない。RWGでの起用は昨季までもあったのだが、その時のプレーはとても窮屈そうだった。しかし今季はそのポジションでものびのびとプレーできており、元々のスキルの高さも相まって「ユーティリティな選手」として更に磨きがかかってきた。
そのようにとても便利なプレイヤーである反面、どのポジションでも中々ファーストチョイスにならず、交代出場が多めである(先発8試合・途中出場20試合)。ただ先発した試合では”4G1A”を記録しており、高確率で結果を残せている。先発で試合に出したい選手のひとり。
70 Gianluca Gaetano ジャンルカ・ガエターノ
OMF・CMF / イタリア / 22歳 / 183cm / 右 / 3試合 0G 1A
ナポリのプリマヴェーラ(アンダーチーム)で育ってきた選手。2年半に及ぶクレモネーゼでの武者修行ののち、21/22シーズンにはセリエB2位フィニッシュ、そしてセリエA昇格を置き土産に、満を持して今夏にナポリへ帰還。
したのだが、やはり中盤の層の厚さに阻まれ、ここまでは満足に出場が出来ていない。最後の出場は今年1月のコッパイタリア・古巣クレモネーゼ戦であり、セリエAとCLはともに3試合のみの出場に留まっている。どうにかトップリーグでの出場時間を長く与え、セリエAでもバリバリやれるだけの選手に育ってほしいし、そう育ててほしいが…。
FW
77 Khvicha Kvaratskhelia クヴィチャ・クヴァラツケリア
LWG / ジョージア / 22歳 / 183cm / 両足 / 23試合 11G 12A
ミンジェと並んで今季のナポリとセリエAに大きなサプライズと旋風を巻き起こしている選手。あまりにも未知数な選手過ぎて、シーズン開幕前は「本当にセリエで通用するのだろうか」と懐疑的だった人もそれなりに居た(何なら自分もそっち側)が、いざ蓋を開けてみたらそんな事は全くの杞憂であった。ここまでセリエAではリーグ4位となる9ゴールと、リーグ1位である9アシストを記録するアンストッパブルぶりを存分に披露している。
今季のクラブ第一号となるゴールを奪った時点で、クヴァラの時代が来ることは決まっていたのかもしれない…
どうでもいいけど、ひょんなことからクヴァラを見たうちの母親が「めっちゃイケメン!」って言ってました。
23 Alessio Zerbin アレッシオ・ゼルビン
LWG / イタリア / 23歳 / 182cm / 右 / 8試合 0G 1A
多数のユースチームでプレーし、最終的に行き着いたナポリのU19からトップチーム昇格を果たした。この選手もトップ昇格後に様々なクラブへローン移籍し経験を積んで今夏に復帰したものの、同ポジションのライバルたちの控えに甘んじることになっている。今季開幕前にはセリエAの出場に先んじてイタリア代表デビューを飾ったことで期待が大きく高まったものの、ここまでは本人にとっても不本意なシーズンになっている。
個人的にも期待していたので、何かの拍子で機会を掴むことを期待したい。
11 Hirving Lozano イルビング・ロサーノ
RWG / メキシコ / 27歳 / 175cm / 右 / 26試合 4G 3A
ナポリでは右ウイング、代表では左ウイングでプレーするサイドのスペシャリスト。
ここまでは数字こそ振るわないものの、自慢のスピードを活かしたカウンターや守備の戻りで大いに活躍してくれている。特にカウンターではオシメン・クヴァラとの足の速いトリオで完結できるほどのポテンシャルを持ち、この3人が並走しているというだけで相手を恐怖のどん底に叩き込めるほどの迫力がある。
21 Matteo Politano マッテオ・ポリターノ
RWG / イタリア / 29歳 / 171cm / 左 / 25試合 4G 3A
現在のナポリにとって非常に貴重な、純粋な左利きアタッカー。前述のロサーノとは同ポジションを争っているが、そもそもプレーのタイプが違うのでスパレッティ監督も上手く使い分けしている。
今季はペナルティエリア外で内側にカットインしたり、縦方向に仕掛けたりといったプレーが多く、自ら仕掛けるというよりは周りとの連携でじわじわ攻めていく攻撃を多く見せている。
その代わりに、ポリターノお得意の強烈な左足シュートは最近すっかり鳴りを潜めている。その点は結構寂しい。
81 Giacomo Raspadori ジャコモ・ラスパドーリ
SS・CF・LWG / イタリア / 22歳 / 172cm / 両足 / 23試合 5G 2A
現在のイタリア代表で10番を背負う、国内屈指の期待の若手選手。主に努めるCFではオシメンとシメオネ、LWGではクヴァラツケリアの陰に隠れてしまい出場時間こそ伸びないものの、CLではしっかりと役割が与えられ、5試合で4ゴール2アシストと十分すぎるほどの結果を残した。
持っている技術は間違いない。現状はサッスオーロからのローン移籍となっているが、ナポリさんにはぜひ買い取っていただいて、これからのナポリとイタリア代表の顔となる選手に成長して欲しい。
そんなCL男の彼、なんと筋肉系の怪我により一か月半ほどの戦線離脱が決定。難しい試合が続く中でこの離脱は非常に痛いが、ラスパドーリくんには焦らずに万全な状態まで治してほしい。
9 Victor Osimhen ヴィクター・オシメン
CF / ナイジェリア / 24歳 / 186cm / 右 / 22試合 18G 4A
我らがナポリの頼れるエースストライカー。セリエAではここまで17得点を記録しており、得点ランキング1位を堂々とひた走る。ついでに、第17節・サンプドリア戦からは6試合連続のゴール記録も継続中。凄い。
さらにさらに、スペツィア戦で決めたヘディングゴールの打点が258cmを記録し、これまでクリスティアーノ・ロナウドが保持していたセリエAの最高打点記録(256cm)を更新。とにかく今年の彼は凄い。
個人的に感じる昨季までとの違いは2つ。
1つは、怪我による長期離脱が昨季よりも少ない点。今季は9月~10月の一か月間のみ離脱したものの、それ以外ではしっかりプレーできている。
もう1つは、精神的な成熟。昨季までは上手くいかなかったプレーや、自分にボール・パスが来なかった場面では少々苛立ったような、言うなれば自己中心的なシーンが見られた。しかし今季は、そういった場面に遭遇しても拍手をしてチームを鼓舞する、味方を慰めに行くなどの行動が出来るようになり、その面での成長は非常に大きいと感じる。
プレー面でも精神面でも、チームの躍進とともに一皮向けたシーズンとなっている。
18 Giovanni Simeone ジョヴァンニ・シメオネ
CF / アルゼンチン / 27歳 / 180cm / 右 / 18試合 8G 0A
ここまで決めている8ゴールのうち、5ゴールは途中交代から決めたもの。セリエAでは3ゴールを決めており、その全てが途中出場からのゴールかつ決勝点という、正に”スーパーサブ”。さらにそのうち2つはミランとローマから奪ったものであり、強豪キラーでもある。
昨季のセリエAで17得点を決めたその才能をスーパーサブ的起用をするというのは勿体ない気もするが、このレベルの選手が控えているのはあまりにも頼もしすぎる。対戦する相手は恐怖で気が休まる暇もないだろう。
冬の移籍ウインドウ
IN(新加入)
95 Pierluigi Gollini ピエルルイジ・ゴッリーニ
GK / イタリア / 27歳 / 194cm / 右 / 9試合 8失点
⇐アタランタ(ローン移籍)
今夏にアタランタからプリマ時代の古巣・フィオレンティーナにローン移籍、そして冬のメルカートではそのローンを打ち切り、今度はナポリへレンタル移籍と、非常に多忙なシーズンとなった。
マンチェスターユナイテッドのユースチームでプレーしたり、アタランタで大きな存在感を示したのちにトッテナムへ移籍するなど、その実力は間違いない。が、フィオレンティーナではテラッチャーノの牙城を崩せず、ほぼカップ戦要員となっていた。
圧倒的安定感を放つメレトの存在があるが、ナポリでの再起を図りたい。
19 Bartosz Bereszyński バルトシュ・ベレシンスキ
RSB / ポーランド / 30歳 / 右 / 17試合 0G 0A
⇐サンプドリア(ローン移籍)
ディロレンツォの負担を減らすためにサンプドリアからレンタルで獲得したベテランDF。サンプドリアでは(副)キャプテンも任されていた。
ディロレンツォ同様に何をさせても器用で、合格点くらいのプレーを続けてくれる安定感が強み。更には守備的なポジションのポリバレント性も魅力で、左右のサイドバックのみならず、3バック時には右CBにも対応可能。
カタールワールドカップでも同国の盟友ジエリンスキとともに4試合全てに出場するなど、その実力は折り紙つき。
OUT(退団)
・Salvatore Sirigu サルヴァトーレ・シリグ
GK / イタリア / 36歳 / 192cm / 右 / 0試合 0失点
⇒フィオレンティーナ(フリー移籍)
フィオレンティーナとの間で、ゴッリーニとのトレード移籍が成立。結局ナポリでは公式戦への出場は無く、トレーニングマッチのみの出場に終わった。
ナポリの現メンバーの中でも圧倒的なベテラン選手で、その経験と熟練した精神を以て、若いナポリにその冷静な立ち振る舞いをアウトプットしてくれた。
自信を失っていたであろうメレトのパフォーマンスが今の水準まで戻ったのも、恐らくシリグの存在が大きかったと思う。ナポリが今の立ち位置にいるのは、シリグの裏での活躍があったからかもしれない。
・Alessandro Zanoli アレッサンドロ・ザノーリ
RSB / イタリア / 22歳 / 188cm / 右 / 10試合 0G 0A
⇒サンプドリア(ローン移籍)
こちらも、サンプドリアのベレシンスキとのトレードという形で移籍。半年間のドライローンという形式。
今季のナポリ所属時には試合終了間際の3試合の出場しか無かったものの、サンプドリア移籍後は7試合すべての公式戦に出場している。直近のセリエAではインテルと対峙。今季初のスタメン出場から85分までプレーし、0-0の価値ある勝ち点1獲得に貢献。長く試合に出場しセリエAの舞台に慣れ、更に成長して帰ってきてほしい。
監督
Luciano Spalletti ルチアーノ・スパレッティ
イタリア / 63歳 / 2年目 / 29試合 24勝 2分 3敗
チームを率いて2年目になる。今の若いナポリに強さと自信を植え付けた張本人。長い監督キャリアを誇るが、セリエAでのリーグ制覇は未だに達成できていない。自身初の、そしてナポリにとって33年ぶりの悲願のスクデット獲得に向けて、正確で熱い指導を続けている。
少し注文を付けると、最近は交代のタイミングが少し遅い事と、選手を固定気味な事が気になる点。
ロボツカの紹介時にも少し触れたように、毎試合スタメンの割には全然交代させてもらえずに出ずっぱり、のような状態の選手がちらほら。交代するにしても出てくるメンバーも固定的で、飼い殺し状態と言っても過言ではない選手も数名いる状況。
確かにこれまでの情報を見ても、スパレッティの戦法はローテーションを多く回すというよりはメンバーを固定する傾向にある。
しかし今季のナポリは試合の早い段階で勝負を決めることも少なくない。そういった試合こそ若手や出番の少ない選手を積極的に(交代等で)起用して、スタメン組の疲労管理・若手が経験を積む場に使ってほしい。
とは言っても、このスクデット等に向けた重要な局面において、スパレッティが置きに行くような采配を見せる気持ちももちろんわかる。変な選手起用をして今のチーム状況が崩れてしまっては、それこそ本末転倒。ここまでウダウダ注文を付けてしまったが、我らがミステルを最後まで信じたい。
後半戦の予想フォーメーション
基本フォーメーションは4-3-3ですが、ジエリンスキをトップ下に置いた4-2-3-1システムで戦うこともあります。
また、役割を多く持てる選手がたくさん在籍しているので、ラスパドーリがトップに入ったり、エルマスが左ウイングに入ったりと、状況に応じてスパレッティ監督がその慧眼で判断します。
それと、ロサーノ⇆ポリターノ、マリオルイ⇆オリヴェラの部分は形式上そういう表記にしましたが、正直どちらの序列が高いかという部分については決めかねます。スタメンの割合も五分五分くらいで、特にこの2ポジションのスタメン争いには激しいものがあります。
どうでもいいんですけど、この画像の中には選手が22人登場していますが、17か国から選手が集っています。改めて本当に多国籍軍だなと感じます。ジョージア、マケドニア、コソボ、スロバキア、カメルーン等々、そこまで地理に興味ない人からしたら「どこだよその国⁉」と言いたくなるようなマイナー諸国からもいいメンバーが揃っているのが、我らがナポリさんのいい所の一つです。
書きたいことは山ほどあるけど、この辺りにしておきます。今この段階で文字数が9,000文字を超えているのですが、いつもこれを書いている私の低スペックPCくんが火を噴き出して、動作がガタガタになってきました。
さて、これを出す頃にはちょうどCLでフランクフルトと対戦する少し前になっていると思います。それこそが私の狙い。フランクフルトには鎌田と長谷部、2人の侍が所属しているので、このフランクフルトvsナポリというカードは日本中から多く注目を集めることと思います。当該チームの各サポーター以外は、その2人の日本人を目的に試合を見るという方も多いのではないでしょうか。
そこで!そういった方々にももれなくナポリをアピールしたい!ぜひこのチームを少しでも知ってほしい!
そういう思いで今年もこれを書かせていただきました。そうです、便乗です。ま、そう、ビッグウェーブには乗るしかねぇのです。
元々ない語彙力がカラカラに尽きたのでここらへんで終わります。この試合からでもナポリを知ってくれたら嬉しいです。それでは!CLも楽しみましょうね!
Luna's MUSICA
Hi-STANDARD 「MOSH UNDER THE RAINBOW」
自分は全然ハイスタ世代とかでは無いんですけど、音源からでもその音の迫力がビキビキと伝わってくるようで、一度聴いただけで虜になりました。
一回だけでもいいから、3人揃ったハイスタを生で見たかったです。いきなりすぎて未だに理解が追い付かないですが、でも、とにかくゆっくりお休みになってください。ありがとう、恒さん。