神棚の榊に花が咲いた~神様からのサイン
榊に花が咲いた!
1日と15日に榊を交換している方は多いと思います。
我が家も例にならって、いつものようにお供えしておりました。
「あ!榊に花が咲いてる!」
榊を神棚から降ろした主人がびっくりした声で言いました。
私も母から神棚のお世話を引き継いで数年経ちますが榊の花が咲いたところを見たことがありませんでした。
関東はヒサカキという種類がほとんどです。
葉が尖っていて少しギザギザしています。
花はどこに咲くのかというと、葉の裏側です。
普段は、葉の表面を自分たちに向けているので葉の裏で花が咲いているのになかなか気づかないかもしれませんね。
では、我が家の榊の花を見てください。
白くて可憐なお花でした。
神棚の榊が咲くと「吉兆サイン」
神棚の榊の花が咲くと「吉兆」のサインと言われます。
吉兆とは良いことが起こる前ぶれを知らせる意味があります。
家の神棚ならば「家族の良きニュース」
職場のならは「商売繁盛」など、嬉しいできごとが舞い込むと言われます。
榊の花が咲くのは1年に一度。
毎回、同じ場所で買うとは限りませんし、
蕾のついた枝を手にするのも少ない確率です。
だからこそ、花まで咲くのは「珍しい」ことなのだそうです。
白い花が咲き、黒い実がなるという所も陰陽ですよね。
花が散るのも早いので、できるだけパワーが宿っている空間をキレイにしておくと幸運のエネルギーも持続すると言われているそうです。
神棚に花が咲いていると思うだけで、いつも以上にワクワクしてうきうきした気持ちになります。
それもそのはず!
榊に花が咲いたのは「神様が家に来てくれたサイン」
これを知った時は、とっても嬉しかったですね。
榊は「ご神木」と同じ役割を果たします。
新しいお札をお迎えして、神棚に上げたばかりだったので
「神様が来てくれた!」
と、バンザイしたくなりました。
小さな花が咲いたことで、家族がみんなで喜び合う・・・
そういう愛のエネルギーを神様は、プレゼントして下さいました。
どのくらい居て下さるのかは分からないし、一瞬でお帰りになったかも知れません。花が終わるまでは神様との暮らしを楽しみたいと思いました。
榊の花言葉は
「神を尊ぶ」
「控えめな美点」
「揺るがない」
神様と人をつないで下さる植物が榊です。
きへんに神と書く、尊い植物です。
慣れ親しんでも「榊」は神様の宿る「御神木」の代理であることを忘れてはいけませんね。
母の代ではプラスチックの榊を使っていた時がありました。
実際売っておりますし、使うことを否定はしていません。
もし・・・
自分が神様なら居心地が良い生きている榊を選ぶだろうなと思います。
神様の立場になって神棚もお世話すると更に神様と繋がる神棚に成長するような気がします。
「お世話する」と言うくらいですから「成長する」と言えますよね。
生の榊だからこそ、花が咲くお楽しみもありますし、
ぜひ、ご神木である生の榊をお供えしていただけたら幸いです。
榊は挿し木で増やせる
榊は挿し木をして増やすことが出来ます。
意外と知られていませんね。
元気な枝を切って、小さな植木鉢に挿します。
挿し木用の土を使うのもpointです。
水を絶やさないようにして日陰で根付くまで育てます。
地植えのする季節は地域差があるので注意が要ります。
根付く期間も個体差があるので長く1年くらいプランターで育てる人も多いです。新芽が出るのを確認して地植えすると良いみたいです。
私も挿し木の榊を育てている最中なので地植えするのが楽しみです。