【Tableau DATA Saber】技術試練の進め方

3本目では,技術試練の進め方について書いていこうと思います💚

Tableau DATA Saberのプログラムでは,
まず多くの人が技術試練に着手すると思います。

技術試練は,テスト形式の問題を解くことでクリアとなります。
しかしながら,Tableauを使い慣れていない人にとっては,こちらをクリアするのにはそれなりの時間と努力が必要となります。。。

現在ちょうど技術試練をクリアしたところですが,「こうすればもっと効率的に進められた・・・」という反省点もあります😢

今回の記事では,DATA Saberの技術試練をクリアするにあたって,私の反省からどのようにすれば効率よく進めることが出来るかについて書いていきます!



1. 少しずつでもよいから毎日Tableauに触れる

私は「時間があるとき(と,やる気があるとき)に一気に進めていく」という進め方をしていました。

実は,これがあんまりよくなかったかもな~~と思っています。。

というのも,時間が空くと一度やったことを忘れてしまうことが多かったのです。

私は,最長で3週間,Tableauに触らない期間を作ってしまいました。
そうすると,せっかくそれまでに進めていた試練で学んだことも,すっかり忘れてしまっていることが多かったのです><

毎日少しでも(5分でも)いいからTableauを開き,「前の日にやった操作を再現する」ということをやっていくと,より少ない労力で定着させることが出来ます!

このことに気が付いてから,「これ見たことあるけどなんだっけ・・・?」が減ったように思います。
5分でもいい,と思うことでTableauに向かう心理的なハードルもさがるので,とてもおすすめです^^

2. 動画はメモを取りながら見る

KTさんの解説動画を見ながら取り組む方も多いかと思いますが,ただ見ながら手元で作業をまねするだけだと,なかなか定着はしにくかったです。

そこで私が試したのが,「動画を見ながら,気づいたことや初めて知ったこと,疑問に思ったことをとりあえずメモする」ということです。
だれかに見せる想定ではないので,ぐちゃぐちゃでもOKです。

たとえば・・
Ord8のLOD表現など,ただ見ているだけではなかなか理解が難しかったです。
その時の私のメモがこんな感じです👇

■難しいポイント:INCLUDE関数とFIXED関数の違い
▼動画を見たときのメモ
同一のオーダーIDの中にも複数行データがある
オーダーID内で平均をした後に,顧客IDで平均をする必要がある
→でもグラフに入れるとえらいことになるから,INCLUDE関数をつかうらしい
(まだむずかしい・・・・)

▼ChatGPTにきいてみた
### INCLUDE関数
- **何をするか**:
 既存のデータの中に、さらに詳しい情報を加えて集計することが出来ます。
- **例え**:
 あなたが「地域ごとの売上」を見ているとします。でも、地域ごとの「売上」を計算する際に、「商品カテゴリ」も考慮に入れたい場合、`INCLUDE`を使います。
つまり、「地域」での売上を見つつ、さらに「商品カテゴリ」の情報も考慮する、というイメージです。

### FIXED関数
**何をするか**:
指定した情報だけで集計を行い、他の情報に影響されません。
**例え**:
- 同じく「地域ごとの売上」を計算する場合、`FIXED`を使うと、常に「地域」に基づいて売上を計算します。他のフィルタや情報があっても、地域だけで集計が行われます。
つまり、地域に注目するが、他の情報は無視する、というイメージです。

### まとめ
 **INCLUDE**: 詳しい情報を加えて集計(例: 地域と商品カテゴリの両方を考慮)。
**FIXED**: 特定の情報だけで集計(例: 地域だけを見て、他は無視)。

▼自分なりのまとめ
→他のディメンションでも集計するのであれば,INCLUDEの方が自由度が高い。(FIXEDだと毎回計算式を編集する必要がある。)
INCLUDEは細かめの粒度の指標で使いやすい。
FIXEDとINCLUDEはクエリパイプラインも同じレイヤーではない。
https://help.tableau.com/current/pro/desktop/ja-jp/order_of_operations.htm

すんごい雑メモですが・・・
この程度の言語化でも効果はあります!

実際自分が思ったことを言語化することで,自分がどこまで理解していてどこからは分かっていないのかが明確にできます。
そこが明確になると,何を復習すべきなのかが分かりやすくなるので,より効率的に学習が進みます!

3. クリアした技術試練はすぐにもう一度やってみる

これは結局私が出来ずに一番後悔したことです。。。

技術試練は2回でセットだと思った方がよいかもしれません。
1回目はインプット,2回目はアウトプットです。

そして,この間隔は短いほうが良いです。(わすれるから)
合格をしたらその日中にもう一回やってみることをおすすめします!

日々忙しい中だと,どうしてもスイスイ次に進みたくなりますが,次に進む前に一度振り返りをする,ということが一番の近道になると思いました・・・!
時間がたってからもう一回やると,忘れすぎていて凹みます(笑)


DATA Saberに挑戦中の方,忙しい中なるべく効率よく進めていきたいですよね・・!
今回紹介した3つのことは,技術試練のクリアだけに目を向けるとひと手間にはなってしまうかもしれません。
ただ,技術試練クリア後の定着度に目を向けると、少しでも取り入れてみるだけでも,結果的に効率が良くなると思います!

限られた時間を大切に使いながら,DATA Saber取得に向けて,一緒に頑張っていきましょう💪💖


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