【英語検定】CELPIP 結果が出た!
出ました!
英語能力検定試験、セルピップ(CELPIP)の結果が!
…という記事がずっと下書きのまま止まっていましたm(_ _)m
結果
本番は公式の模擬試験より難しく苦戦はしたのですが、
目標スコア(ビザ延長に必要なスコア)は達成できたので、ホッとしています。結果は次のとおりです。
Listening: 7
Reading: 9
Writing: 7
Speaking: 8
2024年11月9日 に試験を受けて、
同11月12日 にはSMSとメールで結果が届きました。
(11日は祝日だったので、それがなければもっと早かったかもしれません)
当日の流れ
試験会場には1時間以上前に到着。
事前のCELPIPからのEメールでは、45分前には到着しているようにとのことでした。
試験会場の入り口の下見をして、まだ時間があったので少し外に出てから戻ってみると、10人ほどの受験者が集まっていました。
試験の説明とセキュリティチェックがあるので、その説明が始まる前にトイレに行くように(トイレのドアは物理的な鍵を使って開けるタイプでスタッフから鍵を借りていく)、との指示を受けました。
試験20分ほど前になると試験形式の説明などがあり、その後会場に入ってセキュリティチェック。これがなかなか厳しくて、会場の入り口でパスポート以外の荷物を全て専用の袋に入れ、服の手首と足首をまくってスタッフに見せるよう指示されました。これは通信機器などを忍ばせていないかどうかのチェックなのかな?と思います。
さらには、ポケットに何も入っていないかひっくり返してスタッフに見せるよう指示され、最後に空港の保安検査場のように、両手を広げて金属探知機で体をスキャンされました。
後日、知人がCELPIPを別な会場で受けたので様子を聞いたところ、そんな厳しいセキュリティチェックはなく、荷物を預けたのみで通過したとのことでした。かなり試験会場による違いが大きいのかもしれません(そこがカナダらしい)。
一度試験が始まるとノンストップで最後まで流れていきます。リスニング⇨リーディング⇨ライティング⇨スピーキングの順番で進み、前のセクションが解き終わったら次へ、のボタンを押して進みます(押さない場合は所要時間で自動で切り替わり)。
メリット・デメリット
去年受けたIELTS-Academic (Computer Based)と比べて、
私が感じたCELPIPのメリット、デメリットを挙げてみます。
メリット
リスニングがカナダ英語発音なので聞き取りやすい
試験形式が一定しており、対策すれば点が取りやすい
カナダで暮らしている人はカナダ英語に慣れていると思うので、IELTSで苦戦する方はCELPIPも選択肢かなと思います。
IELTSはイギリスのみならず、ニュージーランドとかオーストラリアとか、イギリスと関係のある国の訛りがたくさん入ってくるので私はかなり大変だと感じていました。
試験形式については、IELTSに比べて一定しており、次にどんな出題が来るのか予想しやすいです。
問題の難易度についてはなんとも言えませんが、IELTSの場合は多分野にわたる内容が出題されるのに対し、CELPIPはカナダに関連した話題(カナダで生息している動植物、住宅事情など)が出題されるため、カナダ国内で暮らす人にとって馴染みのあるものが多く答えやすいのではないかと思います。
テストの結果が出るまでの時間は、公式サイトによると3-4 営業日ということで結果が早く知りたいという方にとってはメリットだと思います。IELTSもコンピュータベースなら同じくらいで結果が出るので、そういった意味ではあまり差はないかもしれません。
デメリット
スピーキングはパソコンに向かって話す形式なので慣れないと変な感じがする(対人ではありません)
人に向かって話すのではなく、反応のないコンピュータに向かってぶつぶつ呟くので、かなり変な感じがします。でもこれも練習して慣れれば大丈夫だと思います。
受験料
私が今回のCELPIPの受験料として支払ったのは
$ 333.5 カナダドル(税込)でした。
IELTSはカナダ国内で受験する場合ばらつきがあるようで、
"The cost of an IELTS test in Canada ranges between $322 and $352 before tax"(公式HPより)です。
参考までに日本で受験する場合、
CELPIPは
General Testで290カナダドル(約2万3000円)+税
IELTSの受験料は
コンピューター形式でもペーパー形式ともに27,500円(税込)
です。
(いずれもGoogle検索で「試験名+受験料」と入力)
試験対策
試験対策としては、受験料を払うとEメールで送られてくる公式の対策講座をスピードアップして流し聞きしました。それでも試験当日までに全てを観終わることはできませんでした。
その理由は、カレッジの膨大な量の課題に追われていたからです。次から次に迫り来る締め切りに間に合わせるため、授業時間のほかはかなりの時間を課題に取られていました。
しかしそうするうちに自然と、リスニング(先生のマシンガントーク)、スピーキング(授業中に意見を求められる。たった4人の少人数クラスなので発言しないと場が持たない)、リーディング(課題それぞれに調べ物があり、ネットで記事を検索して読む)、ライティング(課題提出の形式はさまざまだが、書類で提出の場合は日本語でアイディア出し⇨自分で書き殴る⇨Grammarly やChatGPTに直してもらう…の繰り返し)の訓練になっていたのだろうなぁ、と思います。
まとめ
今回は、私が受験してきたCELPIPについてお話ししました。
カナダのビザ申請や永住権申請などで語学力試験が必要な方には、CELPIPはかなりおすすめです。主な理由は、発音や出題トピックがカナダに特化した試験だからです。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!