ノートに落書きもOK!子どもの創造性を大切にするカナダの教育システム
(こちらは姉妹版note で過去に掲載した記事です)
長女モモは、日本ではいつも学校に行きたくなくて仕方なかったのだが、その理由は以前も書いたとおり、学校で彼女が感じていた締め付け(同調圧力)だ。
規律があること自体は素晴らしいのだが、どっしり重いランドセルに毎日課される宿題、季節ごとの完成度の高すぎる行事の数々に、文字通り押しつぶされていたモモだった。
ところ変わってここカナダ。
小4モモが発見した、
1.カナダの小学校の良いところ:
荷物が軽い
親が付き添って登校できる
スナックタイムがある
暇さえあれば外に行って遊ぶ
ノートに落書きしていても怒られない
授業でも子どもの創造性を重視
発表会や運動会などの行事はほぼなし(あっても完成度低し)
2.日本とそんなに変わらないところ:
先生によって授業方針が違う
怖い先生はずっと怒っている
力の強い乱暴な男子がいると女子は口出しできない
3.カナダの小学校の良くないところ
大麻くさい子、タバコくさい子が多い(カナダで大麻は合法)
勉強らしい勉強をほとんどしない
何かと学校が休みになりがち
これはあくまでも個人の体験談&感想。
それでも、9歳の子の目を通してみた世界には学ぶことが多い。
私が特に気に入っているのは「ノートに落書きしても怒られない」ところ。
最初、モモは先生に怒られるかと思ってコソコソ描いていたそうだが、担任の先生は落書きを発見するやいなや「いいね!!もっと描いて!」と絶賛してくれたらしい。
親が付き添って登校していい(というか、法律的にそうしないといけない)のもなかなか良い。今どき通学路で何があるか分からないし、心配性の私にはうってつけの制度だ。家が遠い子は黄色いスクールバス。子どもを一人で歩かせないようになっている。