ぱたぽん
まりーちゃんの絵本に出て来る「ぱたぽん」はひつじ。
「までろん」はあひる。
そして、「ぴえーる」という男の子。
「までろん」はあひるなのに、
「までろんは、きっと、おぼれたんだわ。」なんて泣いてしまうまりーちゃん。
色々と巻き込みながら、本人は一所懸命。
ぱたぽんが自分の主張を訴えても、意に介さず、自分の話をし続ける、年齢を重ねた女性のような逞しさ?もあり、笑ってしまいます。
周りからどう見られているかなんて、全く気にしない。
そんなまりーちゃんを、子供ながらにわがままだなあ〜!と思っていました。
時代的にも、人に迷惑をかけないように・・・と育てられた環境でした。
自分のことばかり考えてはいけない、とか。
わがままを言うんじゃありません、とか。
特に周りが見えすぎて苦しくなる私のような子供は、自分より周りを先に考えてしまうようなところがありました。
今もあるかな・・・・。
周りの目なんか、それほど気にしなくていいんだって。
時代も変わり、自分を一番に考えていいんだな〜と思たら、
まりーちゃんの絵本が違う解釈で読めます。
まず、自分を大切にしないとね。
自分を大切にすると、自分を大切にしてくれる人と会えるんだって。
まりーちゃんは、フランス人。
そして、子供らしいこども。
それが、私と違うところ。
まず、自分を優先させてみよう!と考えたところで、
両親のこの教えだけは、守っています。
「一度口から出た言葉は、二度とは口に戻せない。よく考えてからものを言いなさい。言葉には人を殺す力さえある。」
「言った方は忘れても、言われた方は覚えているものです。だから、言葉は大事なのです。」
相手がどう感じるか?という想像力がないと、
コミュニケーションはうまくいきません。
その点、まりーちゃんは絶妙な天然バランスを保っているのか?
ぱたぽんが大人なのか。
「ぱたぽん」という、ひらがながおもしろかったのですが、
ワインにpataponという名前の商品がありました。
綴りは、こうなのですね。
書くこと、描くことを続けていきたいと思います。