磨く、磨く、磨く・・・
突然、何かを磨きたくなることがあります。
無心になって、ピカピカにする。
オイルポットから始まり、銀のカトラリー、鏡・・・。
シルバーはアルミ箔を沈めて上にのせ、ぐつぐつ煮ると綺麗になるらしいのですが、磨き粉をつけて磨いて光る楽しみを味わいたくなります。
『鏡の曇りは、心の曇り。』
というように、すっきりと綺麗に輝くようになってくると、心も洗われたような気持ちになるからでしょうか。
そして、好きな物たちを大事にしている実感が湧くからでしょうか。
晴れない気持ちを明るくしたいとき、とにかく磨いて、磨いて、磨き終えて、
ふーっ、と息をつくと、あれあれ? 何だか、気分が上がっている。
夕飯は、何にしようか。
銀のスプーンの口当たりの良さを味わえるもの。
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書くこと、描くことを続けていきたいと思います。