通過率100%ライターのクラウドソーシング提案文の書き方を公開【未経験&初心者向け】
フリーランス4年目のライター&採用担当・のぎなつです。
この記事では、2022年1月~10月にかけて、クラウドソーシングで通過率100%を達成した提案文を紹介します。
翌年はほぼ営業なしで、月20万~40万円台の売上を達成しました。
そんな私もクラウドソーシング未経験・ライティング初心者の頃、1日5~10件提案して、すべてスルーされていた時期があります。
今回は、失敗から分かったポイントや、採用側になって感じたことを含め、通過できる提案文のテンプレートを公開します!
【この記事を読んでほしい人】
・ランサーズやクラウドワークスに登録しただけで案件が取れない人
・在宅ライターとして月収10万、できれば20万以上稼ぎたい人
・フリーランスになるためにクラウドソーシングで第一歩を踏み出したい人
「クラウドソーシングに登録したけど、全然提案が通らない……」
という完全な未経験者・初心者の方は参考にしてみてください。
※ライター歴1年以上・中級以上の人にとっては当たり前の内容です
提案文の書き方!通過率100%を達成した時期のテンプレートを公開
まず気になった案件をお気に入り登録して、応募先を10件程度に絞りましょう。
(ガツガツ応募しても提案の質が低下するうえ疲弊するだけです)
応募する案件を決めたら、いよいよ提案文を書き始めます。
通過率100%を達成した時期の提案文をテンプレートとして紹介しますが、1つ覚えておいてください。
提案文は使いまわさず、1つひとつの営業先に向けて、一から書くつもりで送ることが重要です。
大切なのは「まごころを込めること」。
定型文では相手の心に響きませんので、お金が発生しない作業だからといって、テキトーに済ませないでくださいね!
挨拶~冒頭文で相手のニーズを満たす!本名にする必要性について
1行目で挨拶・名前・応募した理由を伝えます。
名前は本名が理想ですが、クラウドソーシングの場合、ニックネームを使う人もいますよね。
私も「そもそもクライアントもほとんどが仮名を使っているのに、自分だけ本名を明かすのは……」と抵抗がありました。
そこでニックネームというより、ペンネームとして「怪しくない名前」を使うことに。
クラウドソーシングに登録する時点で、「なつぴょん」のように変な名前ではなく、きちんとした姓名を考えたのです。
直接営業の場合は本名を明かしますが、クラウドソーシングでは姓名がきちんとしていればOKだと思います。
(ただ、本名とペンネームの乖離が激しいと、源泉徴収などで本名を明かすときにはずかしいので……本名の音に近い名前にしました)
応募した理由は1文で分かりやすくまとめ、自分がどう役に立てるのか熱意とともに伝えるのがベスト。
例えばマタニティヨガの記事に応募するなら、
「ヨガの経験があるため、募集テーマ"マタニティヨガ"については書籍や現場で培った知識を活かし、正確な記事を執筆できると思い応募いたしました」
などとアピールしましょう。
必要事項はクライアントが募集要項で「〇〇を教えてください」と出している要望を箇条書きでまとめた箇所です。
例えば募集要項に、
”ライター歴・稼働時間・執筆経験のあるテーマ"
を記載するよう書かれていたら、以下のようにまとめます。
クライアントが知りたい情報はすべて冒頭で教えると、とても親切で適切なやり取りができる印象を与えられます。
ちなみにライター歴が少ない場合は、そもそもライター歴を求められる案件は避けるのが無難です。
応募しても落とされるだけなので……。
ライター歴を書かなくても応募できる案件に提案すればいいのです。
ただ、間違っても「初心者ですが」なんて書かないでください!
クライアントは読者が満足できる記事を書ける「プロのライター」を求めています。
「書けない」なんてバラしたら、落とされるに決まっているんです。
実績がなくても「〇〇の知識があるため、ユーザー目線で書くことができます」などと、とにかく「書けること」をアピールすることが大切です。
実績はテーマに関連するものがベスト!なければポートフォリオを作る【最初は誰もが実績ゼロ】
実績は応募テーマに関連するものがあれば、真っ先に記載しましょう。
ない場合は、テーマに少しでも近いものを(若干強引でもいいので)うまく関連づけて載せます。
複数の実績を列挙するときは、
応募テーマに近いもの・もしくは応募先が求めている結果を出せたもの
から順に記載しています。
当然ですが、最初は誰もが実績ゼロ。「1つも実績がない!」という人は、作ってみましょう。
嘘の実績を作るのではありません! その場でブログを始めて、自分の文章力や知識量、記事の質をアピールできるようにするんです。
ブログのツールはWordPressだと、クライアントも使っている可能性が高いため、より高単価で入稿まで依頼される可能性が高まります。
ただ、サーバー代を節約したいなら、この記事と同じnoteでもOK! お金をかけず、複雑な設定もなく、すぐに始められますよ。
私も映画メディアで書きたくても、映画に関する記名記事がありません。
そこで、以下のブログをポートフォリオの1つとして提示し、無理やりにでもアピールポイントを一言添えています。
自己紹介と安心材料の提示
上記は、クライアントからの要望で、必要事項ですでに触れている場合は書かなくてもOKです。
ただし、ここまでで記載していない場合は、自分の人柄・経歴が分かるよう簡単な自己紹介を書くのがおすすめ。
就活の面接官と同じで、クライアントは、
「どんな人柄かイメージできる応募者(ライター)」
に依頼したいものです。
長くなりすぎない程度に経歴と、募集テーマに関連付けられそうなエピソードがあれば記載します。
私の場合は映画やヨガのメディアに積極的に応募していたので、芸術や運動に関するエピソードはとにかく盛り込みました。
また稼働時間や対応可能な記事の本数も、まだ触れていない場合は記載しておくのがベスト。
「連絡が滞らないか」
「何本までなら納期を守ってくれそうか」
など、クライアントが抱えている(はずの)不安を解消しましょう。
締めの文章でやる気をアピールして案件をGETしよう
最後に、長文を読んでくれたことに感謝し、やる気を見せる一言を添えるのがおすすめ。
私も3年目で採用側になり、
「一緒にお仕事ができる日を心待ちにしております!」
のような一言があると、
「おぉ、一緒にやろう!」
という気持ちになると実感しました。
ただ、
「一緒にお仕事ができる日を~~」
は結構陳腐なので……( ^ω^)
もうちょっとひねった一言でクライアントを、
「お、活躍してくれそう!」
と思わせてみてくださいね。(オリジナリティ大事!!)
文章がおしまいであることが分かるよう、署名で締めましょう。
※直接営業では、ビジネスメールの形式で名前・連絡先・Webサイトなどの情報を箇条書きにしますが、クラウドソーシングでは名前だけでOKです
見逃し注意!クラウドソーシングの提案文で「長期案件をGET」するにはもうちょっと裏技がある
以上が、実例を交えた提案文の書き方でした。
今回のポイントをおさえて、初心者ライターさんもお仕事を獲得しましょう……ただし!
「長期案件」を獲得して、月20万円以上を安定的に稼ぐためには、もうちょっとだけ裏技があります。
今回紹介した基本の内容だけではうまくいかない……という方は、私が実践した結果、安定的に受注できるようになった裏技も取り入れてみてください。
改めて今回のテンプレートを整理しました。各要所で裏技を使っていきましょう。
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