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卒業式 山の向こうの景色がみたくて
今日は高校の卒業式でした。
高校生活は早いと皆が言っていましたが、ほんとに駆け足での3年間。その3年間には沢山の思い出があります。
卒業式ではたくさん素敵な話をいただける。
ある先生が、父親と子供の話をされた。
ある山があって、山の頂上に父親が先に登って、まだ山の麓にいる子供に向かってこう話した。
「この山の頂上から、まだ高い山を見ることができるよ」
子供はまだ山の頂上には登っていないので、その景色を見ることができません。頂上から見る景色を想像するしかないのです。
こどもは父親のいる頂上に向かって、まだ見ない景色を想像するしながら登ります。父親を信頼して、父親のいるその世界を見たくて。
そう話されました。
これから新たな世界へ飛び立つ、子供たちに贈る素敵なお話だなぁと思いながら聞いていました。
まだ見ない景色を見に行くことには、不安でもありまた期待もあります。
ただ、知らない景色を見に行くといっても、何かしら間に影響された人がいないと、たどり着くことは難しいかもしれません。
こどもは父親がいなくて、ただ山があるだけでは、途中でやめていたかもしれません。あるいは興味すら持たなかったかもしれません。
最後までやり遂げる、あるいは期待をもって動き出すには、誰かの影響が少なからずあると思います。
だからこそ、人や人生は面白くも素晴らしいのではないかと思った日でした。
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