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「LUMIX GH5Ⅱ」はなぜ風景写真に適しているのか?風景を撮るのに欠かせない3つの性能

こんにちは。風景写真を撮影しているあまと〜(@amatou_0429)です。副業フォトグラファーとして海外の政府やカメラメーカーを始めとした多方面からお仕事をいただいたり、世界的なフォトコンテストで入賞をいただいたりと幅広く活動しております。

今回は、私が風景撮影に対して期待するカメラの性能、そしてLUMIX GH5Ⅱがその期待にどのように応えてくれたのかをお話しします

風景写真撮影で機材に求められるものは

LUMIX GH5Ⅱが風景写真を撮影するのに適している機材かというお話しをする前に、私が風景写真を撮影する中で機材に求めていることを3つ紹介します。

操作性は優れているか

風景写真と言ってもそのシチュエーションは様々。星の撮影であればもちろん暗闇の中での撮影になりますし、朝方や夕方の撮影であれば日の入り方で薄暗くなる場面もあるでしょう。

そういった状況の変化から、風景撮影ではダイヤルやボタンがわかりやすく配置され、かつ直感的に設定を定められるかが重要になります。

ダイナミックレンジは広いか

前述の通り、風景撮影は暗闇の中や明暗差が大きい朝方、夕方での撮影になります。そのため私は風景写真を撮影するときはRAWで撮影し、それをレタッチすることがほとんどです。

夜のシーンは適切な露出で撮影してもどうしても暗くなってしまうことが多いため、シャドウ部分を持ち上げるなどの補正が必要になります。つまり、高感度耐性はもちろんですが、レタッチでシャドウを持ち上げられるだけのレンジの広さは重要なポイントです。

写りはシャープか

風景写真ではいかにシャープに写るかも非常に重要になります。木々の割れ目といったディテールや星の数々、建物の質感など、細かなこれらを忠実に写してくれることが望ましいです。

風景撮影におけるGH5Ⅱのインプレッション

私が風景撮影において機材に期待する性能を3点お話ししましたが、これらを踏まえてもLUMIX GH5Ⅱは風景写真撮影に向いているように感じています。

こちらでは私の作例と併せて、実際の使用感をお話しします。

フラグシップ機に相応しい操作性

GH5ⅡはLUMIX Gシリーズのフラグシップ機です。画質だけではなくダイヤルやボタンの数、直感的に操作できるデザイン性など、細かな部分で撮り手の気持ちに寄り添ってくれているカメラと言えます。

LUMIXはボタンの配置が絶妙で、ボタンやレバーを直感的に操作できるギミック性に優れていると感じています。私自身、初めて使用してから操作にすぐに慣れることができ、暗闇や急ぎな場面でも焦らず的確に設定を合わせることができました。

データの情報量が多くレタッチしやすい

普段はフルサイズのカメラで撮影していることもあり、マイクロフォーサーズでのダイナミックレンジの広さには正直少し心配していました。しかしそんな心配も、LUMIX GH5Ⅱは軽く払拭してくれたように感じています。

こちらに関しては、見ていただく方がわかりやすいでしょう。こちらの花火撮影のビフォーアフターをご覧ください。

RAWデータ

レタッチ後

いかがでしょう。

RAWでは黒く潰れているようにも見れる観客席(写真下半分)ですが、データにはしっかりと色やディテールの情報が残っていて、レタッチをすればシャドウをあげても画質が破綻することなく、色も忠実に表現してくれてます。

シャープに写すカメラとレンズ

ダイナミックレンジの話と重複する部分はありますが、シャープさもマイクロフォーサーズとは思えない素晴らしいものになっております。小さいボディ・レンズとは思えない情報量が残せているように感じます。

木々の割れ目のような細かいディテールまでシャープに写っており、よりリアルな風景写真になりました。

また、LUMIXはライカ社の認証を得たレンズを製造、搭載できることでも有名です。カメラの性能だけではなく、レンズでも高い解像感を実現してくれているように思います。

以上の3点からマイクロフォーサーズですがLUMIX GH5Ⅱは風景写真撮影にも十分なスペックを持っているカメラと言えます。

オールラウンドな実用性を感じる機能

LUMIX GH5Ⅱはとてもオールラウンドなカメラと言えるでしょう。これまでにお話しした3つの要素に限らず、その他にも感じたLUMIX GH5Ⅱの高い機能性についてもご紹介します。

構図が決めやすいフリーアングルモニター

GH5Ⅱはフリーアングルモニターを搭載しています。フリーアングルモニターの何が良いかというと、写真を撮る時に構図が決めやすくなるんです。

私自身これまでにフリーアングルモニターのカメラを使ったことがなく、今回LUMIX GH5Ⅱで初めて体験したのですがローアングルから撮る構図の組み立てがとても決めやすく重宝しました。

手ブレ補正が強力

GH5Ⅱは手ブレ補正が5軸、6.5段分とかなり強力です。焦点距離にもよりますが、感覚的に2~3秒は手持ちでもブレないため夜景撮影も手持ちで撮影できます。

三脚がなくても夜景を撮影できる選択肢を持っていることはとても心強いです。

様々な状況下で完成度の高い表現を可能にするカメラ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

LUMIX GH5Ⅱといえば動画に特化したカメラと思われがちではありますが、「操作性」「ダイナミックレンジ」「シャープ」これら3つが揃っているためマイクロフォーサーズでありながら風景写真も高いクオリティで撮影できるカメラと言えます。撮影からレタッチまで、使用していてとても気持ちの良いカメラでした。

ぜひLUMIX GH5Ⅱで様々なシチュエーションの風景写真を撮ってみてください。

あまと〜:Twitter

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