【LUMIX Ability】写真表現の幅を拡げる「アスペクト比」について解説!
LUMIXの機能やカメラの基礎知識をお届けする連載「LUMIX Ability」。
今回は、「アスペクト比」について解説します!
アスペクト比とは
アスペクト比とは、画像の縦横比のことです。
フルサイズでは「3:2」、マイクロフォーサーズ(4/3型)では「4:3」と、センサーサイズによって基準となるアスペクト比は異なりますが、デジタルカメラでは多くの場合カメラ内で任意のアスペクト比に変更することができます。
アスペクト比を使いこなすことによって、表現の幅を拡げることができるでしょう。
3:2
フィルムカメラのアスペクト比が3:2だったことから、デジタルカメラでも一般的になったアスペクト比です。
長方形のアスペクト比で、ハガキや年賀状などの印刷にも適した比率とされています。
4:3
中判センサーやマイクロフォーサーズ(4/3型)、その他コンパクトデジカメで適用されているアスペクト比です。
3:2に比べて縦横比が狭く、被写体をコンパクトに収めることができます。
16:9
ワイドテレビや、スマートフォンなどで適用されているアスペクト比です。
3:2に比べて横に長く、広範囲を写せる比率のため、映画のようなシネマティックな写真や、背景を広く写したい風景写真などにおすすめです。
1:1
スクエアとも言われる正方形のアスペクト比です。余白が少ないため、主題をはっきりと写したいポートレートや花、食べ物やスナップなどを撮影する際におすすめです。
65:24
横に長く広範囲を撮影できるパノラマのアスペクト比の一つです。
LUMIXの一部機種では設定を変更するだけで、パノラマのアスペクト比を楽しめます。
2:1
65:24同様、パノラマのアスペクト比の一つです。
16:9と比較しても横に広く、スナップや風景などを横長で撮影したい場合に有効です。
今回は、「アスペクト比」について解説しました!
LUMIX Magazineではカメラの知識や撮影技術、クリエイター視点の制作風景や、メーカーの「中の人」が語る開発裏話などを発信しています。
是非フォローやスキをよろしくお願いします!
▼関連記事