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【Vol.1】クリエイターが繋がる場を目指して。「LUMIX BASE TOKYO」が歩んだ2年と現在。
こんにちは。LUMIX BASE TOKYOのマネージャーをしている坂本と、デザインをした武松です。
LUMIX BASE TOKYOは2023年6月で、オープンから2年が経ちました。今では、様々なワークショップや展示、新製品のタッチアンドトライを通して、多くのお客様にご利用いただいています。
これからも、より多くの方々に有効活用していただくために、今回は改めてLUMIX BASE TOKYOが掲げている思想や目指す姿、そして私達のサービスがクリエイターの皆様にどのように役立つかをご紹介させていただきます。
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(右)マネージャー:坂本
LUMIX BASE TOKYOとは
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LUMIX BASE TOKYOは、Panasonicが展開するLUMIXのショールームです。
元々は銀座に「LUMIX GINZA TOKYO」を構えていましたが、2021年にLUMIX BASE TOKYOとして青山に移転しました。
LUMIXの新製品が発表された際、いち早く新製品に触れられるのもLUMIX BASE TOKYOです。
カメラやレンズの他にも様々なグッズを展開し、多くのクリエイターに足を運んでいただいています。
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LUMIX BASE TOKYOでできること
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LUMIX BASE TOKYOでは、LUMIXのカメラやレンズの他に、LUMIXブランドではない機材(例えばジンバルやマイクなど)もセットにしてお試しいただくことができます。
また、撮影した動画をそのまま施設内のパソコンで編集できるようソフトも用意しているので、「試したことがない機材セットでどういった成果物が出せるか」をリアルに体験することもできます。
「広々としたスペースで他社の機材も組み合わせながら試し撮りして成果物まで出せる」ことが、LUMIX BASE TOKYOで機材を試す価値と言えるでしょう。
本日もLUMIXフォトウォークにご参加いただきありがとうございました!
— LUMIX JAPAN (@LUMIX_Japan) June 24, 2023
LUMIX BASE TOKYOでは毎月様々なイベントを開催しておりますので、お気軽にご参加ください📸 pic.twitter.com/MdpakyMiJt
また、プロのクリエイターによる実践型ワークショップから、スタッフが行う初心者向けの講座、幅広いジャンルのクリエイターが参加する写真展など、多種多様なイベントを定期的に開催しています。
【ワークショップ例】
・S5IIXを徹底解剖「ここが気になる」を全て解決 動画編
・LUMIX S5IIXを使った写真基礎講座! 『LUMIX最新機種を使って撮影から現像まで基礎を学ぼう』
・~初心者でも手軽にプロのような色味に~ S5II リアルタイムLUT活用法
・カメラ入門講座(動画編)
・カメラ入門講座(静止画編)
など
さらに修理の受付やクリーニングサービス、レンズのレンタルサービスも提供しています。
中には、LUMIX BASE TOKYOで望遠レンズをレンタルし、近くの球場で野球を撮影して、そのまま帰り道に返却に来るようなお客様もいらっしゃいました。
誕生の背景
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デザイナー起点でLUMIXのリブランディングが行われた当時、LUMIXの在り方を再考していく中でいくつかの課題が浮かび上がりました。
その中の1つとして、リアル拠点として存在した当時のショールーム「LUMIX GINZA TOKYO」の商品の展示・訴求内容にもブランドの強みと乖離する部分があることが挙げられました。
▼リブランディング当時の話はこちらから
当時展開していたLUMIX GINZA TOKYOは、やや写真家に向けたショールームになっていました。「写真の聖地」ではあったかも知れませんが、「写真と動画のハイブリッド」が価値になるLUMIXにおいて、ブランディング視点で今の形が最適なのかと考えるようになったんです。
また、GINZAは内装が2フロアに分かれており、広さ的にも大きなモニターなどを置きづらかったので、映像を流すにも課題がありました。
そこで、移転の話が出たのが2020年の頃です。
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構想当時は社会情勢の変動もあり、オフラインよりもオンラインでの活動が主流となっていました。
とは言え、誰しもが突然オンラインの環境、具体的には動画収録の機材や配信設備、方法に順応できるものではありません。
オンラインが主流になったからこそ、オフラインの在り方、ひいては「私達は新しい価値をどう提供できるか」を考えるようになったんです。
そこで私達は、LUMIXのカメラやレンズだけではなく、クリエイターが必要とする環境や機材をひとまとめにして試していただける、「ワークフロー」を体験できるショールームへと進化することにしました。
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LUMIX BASE TOKYOではワンフロアの広々とした空間に、「可変」をコンセプトにデザインした什器や照明を設置しています。
例えばテーブルは、長さの異なるフレームの置き方を変えることで、テーブルから展示台、そしてベンチにもなるんです。
ワークショップや動画配信など、構想段階で様々なイベントが挙がっていたので、フレキシブルに対応できる形を取りました。
大型モニターを設置しても圧迫感を感じさせない広い空間なので、大画面で映像を楽しむこともできます。
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オープン当初は正直なところ「皆様どうぞ、ばんばん来てください!!」と大手を振っては中々言いづらい空気でした。
それでも、移転を知ったお客様やタッチアンドトライに興味を持ったクリエイターが多く足を運んでいただけたように記憶しています。
中には、LUMIXではなく他社製のマイクだけを試したいという方もいらっしゃいました。
マイクを試せるお店は中々少ないらしく、「ワークフローを体験してもらいたい」という我々の想いが形になった、印象的な出来事です。
撮影機材は高価な物が多いので、悔いなく選択いただけるお手伝いができていることが嬉しいですね。
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また、定期的に開催しているワークショップでは「写真や動画をこれから始めたいエントリー層」や「LUMIXに初めて触れる他社ユーザー」にも参加していただけるようになりました。
古くから応援していただいている皆様はもちろん、新しい層のクリエイターが集まれる場になったこともやりがいに感じています。
(続きます)
▼後編はこちらから!
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