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LUMIX Life Frames 「夏の光と影」編

カメラを通した撮影体験の記録をお届けする新連載、「LUMIX Life Frames」。

こちらの連載では、LUMIXのカメラを手にした私が、日常の中で撮影した写真やカメラを持つことで変わった生活のこと、撮る喜びや気づきなどをお届けします。

今回は、「夏の光と影」編です。

夏のキラキラとした雰囲気の写真を撮ろうと光を追いかけていくうちに、光と同じくらい影を探して撮っていることに気がつきました。

強い太陽光が生み出す、クッキリとした濃い影は、キラキラとした光と同じくらい、夏の印象を与えるモチーフなのかもしれません。

「LUMIX S9」を持った夏の散歩と、友人と海にお出かけした日の写真たち。

SNSで有名人になれるような綺麗な写真は撮れない、でも好きな被写体に向かってシャッターを押すことがただ楽しい、そんな私の撮影記録です。


光を撮っているようで、影も一緒に撮っているのかもしれない。と、思うようになったのがここ数日のこと。

お気に入りのカメラを持ち始めてからは、周りをよく観察するようになった気がする。夏の日差しが強い日は影が濃くなることを意識し出したのも、カメラを持ち始めてからだ。

太陽の光が強くて、花びらの形がクッキリと影になって地面に写し出されていた。

見上げると真っ青な空。逆光の強さで花が暗くなってるのも、晴れた夏の日の感じが伝わってて好き。

普段は「うるさいな〜」くらいにしか意識をしていなかったけど、音が大きい方を観察すると、蝉がたくさんいた。蝉を探して木を見上げたのなんていつぶりだろう。夏の太陽を浴びて、葉っぱもキラキラと揺らめている。

これも夏のキラキラ。

これも夏のキラキラ。

これも夏のキラキラ。

同じような写真を何枚も撮ってしまう。でもそれが楽しい。

ひっそりと育つトマト。夏の光を浴びて、もっと真っ赤に育つのだろうか。


別の日。友人と海辺を散歩した。

空が青いだけでシャッターを押してしまう。

影の濃さを見ると、この夏は本当に日傘が必須だと感じた。

強い太陽光に照らされて、葉っぱも光を照り返してくる。

流石に暑かったので海の見えるカフェで少し休憩。外が明るすぎて中が暗く感じるのも夏らしい。

小さなカメラだと、友人のふとした瞬間にもさりげなくカメラを向けられるのが良い。

オシャレな料理やスイーツを上手に撮る方法はよくわからないけど、カメラで撮るとそれっぽく写ってくれるから助かる。

カフェから眺めた海。またもや夏のキラキラ。青い海と青い空は、いつになっても心をワクワクさせますね。

せっかくなので少し海へ。

これまでは眺めるだけだった海だけど、この日はカメラと一緒に海面まで視線を下げて、綺麗だな、美しいなと思った場面を切り取った。

街中に住む私にとって海や水辺は、普段は撮れないロケーションだから何度もシャッターを押してしまう。同じようなカットが量産されるも、その全てが愛しい。

肌に落ちるピアスの影がかわいい。

波のゆらめきに合わせてキラキラと輝く夏の光が、過ぎる時間を忘れさせた。

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カメラで撮った夏の日の記録。

スマホだと光が強くて真っ白に明るくなるような場面も、カメラだとあえて少し暗めにして光と影の両方を撮れるから、想像していたような表現ができて嬉しい。

うだるような夏の暑い日に、わざわざ荷物を増やしてまでカメラを持っていくべきか…と悩むことはこれまでにもあったけど、小さくてデザインが好きなカメラなら見た目も気にせず、カバン無しで首から下げているだけで良いから意外と楽だった。

また来年も、同じような気持ちで夏の写真を撮っているのかはわからないけど、いつかこの日の写真を見返すときが来たら、カメラを持ち始めて間もない頃の気持ちをちゃんと思い出すことができるだろう。


「夏の光と影」編
【使用機材】
カメラ:LUMIX S9
レンズ:LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S.

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