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【結果発表】LUMIX X LUT CONTEST

こんにちは!ルミマガ編集部です。

こちらの記事では、 LUMIX Japan公式Xにて開催された、LUMIX X LUT CONTESTの入賞者を1名選定し、そのLUTをご紹介します。

【入賞者発表】サトウクローネさん

今回選定させていただいたのはサトウクローネさんのLUTです。

LUT名はExxs。フォトスタイル「スタンダード」をベースとして作成した、曇天や雨天時のストリートスナップ時に適したLUTです。

S5II,ROKKOR 55mm F1.8 / 55mm,1/3200sec,F1.8,ISO400
S5II,ROKKOR 55mm F1.8 / 55mm,1/100sec,F1.8,ISO1600

作成のポイント

サトウクローネさんに作成のポイントをお聞きしました。

S5II,ROKKOR 55mm F1.8 / 55mm,1/400sec,F1.8,ISO200

お気に入りのカメラを眺めながら、明日はどこへ行こうかと考えていたら、どうやら雨らしい。「だったら撮りに行くのはやめようか」となってしまったらせっかくのカメラも出番が無くなってしまい、やることがなくなってしまうかもしれません。

曇りや雨の日は外に出るのも躊躇ってしまうことも多いですが、そういう日でも撮影に行って、なおかつ撮影に出た甲斐があったような気持ちで帰らないと勿体ない。

このLUTではそんな日の冷たい都市情景や、少し憂鬱な心情を反映させられるのではないかと思います。なんとなく今日は気分が乗らない日こそ、いつもと違う設定を繰り出せるリアルタイムLUTで救われることもあるのではないかと思っています。

Exxsで撮ってみた

ルミマガ編集部がLUMIX S9と組み合わせて、LUT:Exxsを使用してみます。

LUT適応前
S9,S 50 F1.8 / 50mm,1/160sec,F1.8,ISO3200
LUT適応後

まずは、LUTの魅力がわかりやすい雨の日に撮影してみました。
青色が強調され、シャドウ部が引き締まることで、よりメリハリのある写真に仕上がりました。

S9,S 50 F1.8 / 50mm,1/160sec,F1.8,ISO5000

LUTボタンからLUTを適応させて撮影しています。コントラストや彩度、LUT濃度などは特に変更せず、フォトスタイル:スタンダードに当てただけです。

S9,S 50 F1.8 / 50mm,1/160sec,F1.8,ISO16000

水面の反射を撮影してみました。シャドウに緑が乗ることで、ダークグリーン味のあるトーンに仕上がります。

S9,S 50 F1.8 / 50mm,1/160sec,F1.8,ISO3200

信号の光と色との相性も良い。

やや高めのコントラストは、鮮やかながら、どこか雨の冷たい雰囲気を感じさせます。サトウクローネさんのご説明の通り、雨の日との相性が抜群ですね。

S9,S 50 F1.8 / 50mm,1/100sec,F1.8,ISO400

人肌も色味が破綻せず問題なく撮影できます。
人物撮影にも使用できそうですね。

LUT適応前
S9,S 26 F8 / 26mm,1/160sec,F8,ISO6400
LUT適応後

LUMIX S 26mm F8と組み合わせて曇りの日の夕方に撮影してみました。 一般的に明暗差が生まれにくいとされる天候ですが、LUTを使用することで立体的な写真へと仕上がります。

こちらも特に設定はいじらず、LUTボタンのみ。コントラストは±0、ホワイトバランスもオート、フォトスタイル:スタンダードで撮影しています。

S9,S 26 F8 / 50mm,1/125sec,F1.8,ISO51200

色鮮やかな被写体にもしっかりと効果を発揮します。
なんでもない光景も、なんだか映画のワンシーンのように写りますね。

LUT適応前
S9,S 20-60 F3.5-5.6 / 50mm,1/2500sec,F5.6,ISO500
LUT適応後

晴れの日にLUMIX S9のキットレンズでもある LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6でコスモスを撮影しました。LUT適応前と比較すると、明るい部分は明るく暗い部分はより暗く引き締まることで、明暗差がはっきりとし、光を透過した黄色い花びらが鮮やかに見えます。


S9,S 50 F1.8 / 50mm,1/160sec,F1.8,ISO640

記事内でもご紹介したようにシチュエーション問わず使用できますが、特に曇りや雨の日にその効果を強く実感できました。天気の悪い日は外出を躊躇してしまうこともありますが、このLUTを使用すれば撮影が楽しく感じられるでしょう。

ぜひ、皆様もダウンロードしてお試しください。

▼ダウンロードはこちら!

▼設定方法はこちらの記事からご確認いただけます


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