【LUT無償配布】LUMIX Color Lab更新!SNSで活躍する5名のクリエイターLUT公開!
今回はSNSで活躍するフォトグラファー5名にフォトスタイルをベースとした、写真向けオリジナルLUTを作成いただきました。
LUMIX Color Labにて無償でダウンロードできます。
ここでしか手に入らないLUTをぜひダウンロードしてご使用ください!
①LUT名:Retrostyle709 -Kazoo-
LUT制作時のポイント
今回はフォトスタイル709ライクをベースに、室内テーブルフォト向けのLUTを制作しました。
コントラストが際立った、どこか懐かしいフィルムのような質感をお楽しみいただけます。
得意なシチュエーション
テーブルフォト向けのLUTですが、暖色の光と相性が良いので、夕日が差し込むシーンや、照明が灯った街中スナップなどにも使用できます。
撮って出しで映画風のレトロな質感を得ることができますので、ぜひお試しください。
②LUT名:偽紅-Nisebeni -Keng Chi Yang-
LUT制作のポイント
フォトスタイル「シネライクD2」をベースに、緑が映える風景写真を気軽に楽しめるLUTを制作しました。
シャドウに赤を乗せることで印象的なコントラストを演出します。明るさによってガラッと違う雰囲気になるので、WBシフトや色相も思い切って調整しながら楽しんでください。
色相に関してはグリーンの逆位相がシャドウに入るので、イメージに合うグリーンに合わせて色相を調整してください。
得意なシチュエーション
緑が映える風景写真に適したLUTですが、それ以外にもスナップとの相性が良いです。時間帯は日の出、日の入り前後がおすすめです。
フラットな状況よりも、コントラストがハッキリとした場面で撮影をすると、このLUTの良さが引き出せると思います。
③LUT名:NEWTRO -クマザワコータロー-
LUT制作のポイント
「NEWTRO」は「NEW」と「RETRO」を掛け合わせた造語で、デジタル写真でレトロな写真や映像を仕上げるLUTとなっています。
フォトスタイル「人物」をベースに、ありふれた日常を印象的に記録するLUTを制作しました。インスタントカメラを使うように、日常の数々を撮影してみて下さい。
WBを調整して暖色に寄せることで、オールドシネマのような暖かくレトロな雰囲気を楽しむこともできます。
得意なシチュエーション
基本的にはポートレートや動物撮影、スナップなど被写体を選ばず幅広くお使いいただけます。
おすすめの使い方をあげるとすれば、ストロボと組み合わせた暗所での撮影シーンです。シャドウ+5でさらに露光不足を無理やり持ち上げると、インスタントカメラのような写りになります。
コツはあえて被写体をブレさせたり、ピントを外したりすることです。ぜひお試しください。
④LUT名:bloom -小春ハルカ-
LUT制作のポイント
フォトスタイル「フラット」をベースに、花や自然風景を楽しんでいただけるように、爽やかなブルーと優しく深みのあるグリーンが印象的なLUTを制作しました。
お好みでコントラストやシャドウを調整して、階調や印象の変化を楽しむのもおすすめです。
得意なシチュエーション
特に日中の撮影と相性がいいLUTになります。シャドウ部分にブルーの色味をプラスすることで、被写体の透明感を引き出します。
寒色の儚い色味が好きな方は、ぜひご使用ください。
⑤LUT名:Luminous_city -yuuui-
LUT制作のポイント
フォトスタイル「ヴィヴィッド」をベースに、光の当たり方によって浮かび上がる都市の一部を魅力的に写すLUTを制作しました。
ヴィヴィッドの発色の良さを活かしつつ明暗差を強調し、目立ちすぎる色を抑える事でバランスを取っています。
お好みでコントラストを調整しながらお試しください。
得意なシチュエーション
都市の日中などストリートフォトに適したLUTですが、明暗差が大きいシーンであれば動物の撮影や物撮りなど様々なシーンで使用できます。
撮って出しでコントラストが強調された印象的な写真を撮影することができます。光と影による印象的なシーンを見つけながら、このLUTをお楽しみください。
使用方法
LUTのダウンロード方法
LUTを使いたいという方に向けてダウンロード方法をご紹介します。
まずは「LUMIX Color Lab」にアクセスし、下にスクロールします。「Creator's LUT フォトスタイルベース」の項目があるので、お好みのLUTを選びクリックしてください。
クリックするとLUTの説明画面が表示されます。
会員登録がお済みの方は「Download」を、まだの方は会員登録完了後「Download」をクリックすると、LUTファイルをダウンロードすることができます。
カメラ内への読み込み
ダウンロードが完了すると「.cube」と「.vlt」の2種類のファイルが端末内に保存されます。
今回はリアルタイムLUTでの使用を想定しているので「.cube」を選択し、SDカードに読み込みます。
その後、LUTが保存されたSDカードをカメラに入れ、メニューの「LUTライブラリ」からカメラ内にLUT登録することで、リアルタイムLUTで使用できるようになります。
詳しくはこちらをご覧ください↓
MY PHOTO STYLEへの登録
フォトスタイルベースのLUTは「MY PHOTO STYLE」から設定します。
最上部に「フォトスタイル」最下部に「LUT」の項目があるので、それぞれ対応するものを設定します。
また、フォトスタイルやLUTに加えて、コントラストや彩度など細かな数値も変更し登録することができるので、事前に設定しておけば状況に適した設定への変更も簡単に行えます。ぜひご活用ください。
今回は、「クリエイターLUT」についてお届けしました!
LUMIX Magazineではカメラの知識や撮影技術、クリエイター視点の制作風景や、メーカーの「中の人」が語る開発裏話などを発信しています。
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