LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.【My Favorites #03】
こんにちは。初めまして。光学設計部の寺井です。
普段の業務では、電気回路設計を担当しています。
設計メンバーのお気に入りレンズを紹介させていただく【My Favorites】のコーナー、今回はLUMIXのマイクロフォーサーズ標準ズームレンズ、LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S. の紹介をさせていただきます。
私が思うこのレンズの魅力は、”旅行の思い出を余すことなく切り取ることができるレンズ“という点です。
広角から望遠までを1本でカバーできる12-60mm(35mm判換算24-120mm)の幅広い焦点距離、大口径F2.8スタートの明るさにより生みだされる美しいボケ味、マイクロフォーサーズの強みである小型軽量を活かした機動力の3点を兼ね備えたこのレンズは、旅行に持って行くのに最適な1本と言えるでしょう。
今回は実際にこのレンズを持っていろいろと撮影旅をしてきましたので作例を交えて用途ごとに紹介させていただきます。
まずは広角での撮影です。
2枚とも広角レンズならではの広い画角とパース効果を活かした、空間の広がりが印象的な写真になっています。私が撮影時に感じた、風景に引き込まれるような奥行感がこの写真から伝わっていれば嬉しいです。
次に望遠での撮影です。
1枚目は私が大好きな猫の写真です。機動性が高く離れた位置からも被写体を狙えるこのレンズを使えば猫に警戒されることはありません。ローアングルから自然体でくつろぐ猫の撮影も問題なしです。
2枚目はすれ違うタンカー船の写真です。この写真は連写で撮影したうちの1枚なのですが、望遠かつ手持ち連写撮影ながらもAFがしっかり被写体をとらえています。
続いてはスナップ写真です。
1枚目は料理の写真です。旅行写真の中で料理写真は外せませんよね。このレンズは広角側で最短撮影距離0.20mまで寄ることができ、画角いっぱいに主役の料理を捉えることができます。
2枚目は街角スナップ写真です。偶然出会った被写体に焦点距離を変えながら複数撮影した中からの1枚です。移動中のため撮影できる時間に制約があったのですが、画角を変えながらサクッと撮影できるこのレンズは本当に使い勝手が良いです。また、手ブレ補正がしっかりと効いていて、写真がブレにくいのでストレスなく撮影できます。
最後にボケを活かした撮影です。
2枚とも被写体を強調しつつ背景をぼかすことで、被写体をより際立たせ作品感あふれる写真を撮影することもできます。
今回の作例紹介は以上になります。
LUMIXマイクロフォーサーズで旅行に持って行きたくなるおすすめの1本です!
ぜひ実際にお手に取ってみてください。
記事に関するご感想やご質問などがありましたらコメント欄にお願いします。今後も設計メンバーお気に入りのレンズをこの【My Favorites】でご紹介する予定です。お楽しみに。