LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3【Photo Walk #06】
こんにちは、光学設計部の和田です。いつもLUMIX Lens Lettersをご覧になっていただき、誠にありがとうございます。
設計メンバーが撮影した作例をゆるく紹介する【Photo Walk】のコーナー、今回は本日10/9に発表になりました、Sシリーズ交換レンズ LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3 の作例を紹介させていただきます。
このレンズは、全長約40.9mm(鏡筒収納時)、質量約155gの小型・軽量を実現、2024年6月に発売されたDC-S9にマッチするサイズ感を実現しています。
また、焦点距離は超広角18mm~標準40mmまでをカバー、超広角を活かしたダイナミックな画角の撮影から、見たままの自然な画角でのスナップ、ポートレート撮影までさまざまなシーンで活躍できます。
小型・軽量で簡単に持ち出すことができ、画角としても大変使いやすいレンズと思います!
今回は、私たち光学設計部の開発拠点の近くで普段からお世話になっているお店、「ヤキタテピザ まさや」さんにご協力いただき、テーブルフォトをメインに撮影してきました。
まずは店内のオブジェの作例です。この作例は手前のプレートにピントが合っていて、奥に向かってなだらかににじんでいくボケと、広角レンズの小さい玉ボケがアクセントになっており、このレンズのボケの美しさを良く表現できていると思います。
この作例も、中心から周辺に向けてまろやかに美しくボケています。また、ラベルの文字も鮮明で瓶の質感も中央から周辺までしっかりと描写できていることが、このレンズの解像感の高さを表していると思います。
ここからは、フードフォトの作例です。お店の名物の赤身肉ステーキの作例です。ボリュームたっぷりでジューシーなお肉が描写できていて、料理の美味しさが十分に伝わる作例と思います。
このレンズは最大撮影倍率0.28倍(焦点距離:21mm)の近接撮影が可能なので、料理に寄って大きく写すことができ、迫力のある作例になりました。
こちらはメニューで凄く豊富に種類があるピザの作例です。周辺を効果的にボケさせることで、中心にある料理を印象的に際立たせています。
また、汚れがつきにくいフッ素コートや防塵・防滴に配慮した構造なので、フードフォトにも安心してご使用いただけると思います。
最後にお店のテラスの作例です。さまざまな色が混ざった鮮やかな作例になりました。この作例は広角スナップなのですが、スナップ撮影では広角や標準の画角で構図が決まることが多いので、18mm~40mmという焦点距離はとても使いやすいと思います。
今回の作例紹介は以上になります。
LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3は、小型・軽量で使いやすい焦点距離のレンズです。特にDC-S9と一緒に持ち出す場合には、いつも装着されているレンズになるのではないかと思います。
気軽に撮影を楽しみたい時や、お出かけの際に一緒にお持ちいただくことで、撮影の機会が今以上に増えることになると思います。是非お試しいただければ幸いです。
これからもフルサイズSシリーズとマイクロフォーサーズGシリーズ、双方の魅力あるレンズを紹介していきますので、次回の投稿もお楽しみにしていただけますと幸いです。
またこのレンズは「こちら、光学設計部」でも取り上げさせていただいています。技術的で少しマニアックな話に興味がある方はそちらも読んでみてください。
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