MacBookでUSキーボードで困ったこと
MacBook Pro(2016)をそろそろ買い換えたいなあと思っていたところ、AppleシリコンのMacBook Proが出たので買い換えだ!と思ってよくよく検討したとき、ディスプレイの外部出力が1画面しかできなと知って諦めました。Appleシリコンはまだ早いかなと思い、Intel CPUの最後のMacBook Proであろう2020年版に買い換えようと思い、メルカリでよさそうなのが見つかった。しかし、キーボードがUSキーボードである。いままでJISキーボードを使ってきたのでちょっと抵抗はあったけど、一度USキーボード使ってみるかと思い、ゲットしました。
USキーボード信者の言うことは全然気にはしていないのだが、キートップにひらがながないのは見た目シンプルで良いが、そもそもそんなにキーボードを見てタイプするわけでもないので、それはどうでも良い。
キーの位置が違うのがいくつかある。USキーボード信者が言うには、コントロールキーが「A」の横にあるなんて!とか、スペースキーが短すぎるとか言うけれど、Macではコントロールキーはそんなに使わない。Macではコマンドキーだ。
ちょっと困ったのは、リターンキーが小さくなったこと。JISキーボードの最大のキーである。縦に2段分のサイズである。これが、1段分になり、リターンをタイプしたつもりがバックスペースをタイプしているミスが多くなった。最近では慣れてきたので、ミスは減ったが。
そして、一番の問題は、入力ソースを切り替えるところである。JISキーボードの場合、スペースキーの左に「英数」キーがあり、右に「かな」キーがある。
長年ATOKを使ってきて、「英数」キーで入力ソースをATOK以外に、「かな」キーでATOKにしていた。
Macでは、入力ソース切り替えは、コマンド+スペースで切り替えられる。それで良いじゃ無いかと言われるが、自分の場合、入力ソースは3つあり、ATOK、フィンランド、U.S.である。
フィンランド語の勉強をしているときは、ATOKとフィンランドの2つを行き来する。コマンド+スペースだと、入力ソースが順番に切り替わるので、フィンランド→U.S.→ATOKと変わる。そして、ATOK→フィンランドと変わる。これが面倒で、JISキーボードキーボードの様に一発で切り替わらないのがかなりストレスになっている。
U.S.に行かないだけでも実現できないかなとキーボード設定などいろいろ見ていたところ、キーボードショートカットでなんとか使いやすくできないかと考えた。
入力ソースのショートカットを見ると、 「入力メニューの次のソースを選択」がコントロール+オプション+スペースになっているでは無いか。いつの間にこれになったんだろう。ずっとコマンド+スペースだと思っていて、いまでもそれは使えるのに。そして、「前の入力ソースを選択」というショートカットもある。これの動きを確認してみると、フィンランドを使っていて、コントロール+スペースでATOKになり、再度コントロール+スペースでフィンランドに切り替わる。U.S.が出てこない!これは使えるじゃ無いか。
ただ、コントロ−ルキーじゃ使いにくいので、「前の入力ソースを選択」をコマンド+スペースにし、「入力メニューの次のソースを選択」をオプション+コマンド+スペースに変更した。競合のショートカットがあったが、スポットライト用だったので、それは無効にして。
1つのキーでは無いが、ATOKとフィンランドのトグル的な使い方ができるので、かなりストレスが減ると思う。
ちなみに、U.S.にはどうやって切り替えるかというと、コマンド+スペースのあと、コマンドキーを押しっぱなしにすると、画面に入力ソースが出てきてスペースで切り替えることができる。