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【読了】白井智之「名探偵のはらわた」

白井智之「名探偵のはらわた」
「ほんタメ」で紹介されていた本のシリーズ1作目。


幼い頃に両親をなくした主人公は、たまたま知り合った探偵に助けられた縁で助手をしている。国内を飛び回る探偵と共に行くことになったのは、大規模火災のおきた山寺だった。


主人公を助けた探偵は頭が切れ、時としてアームチェアディティクティブとしても事件に解決をもたらしていく。
助手としての経験値はあっても、探偵には及ばない主人公だったが、彼がひとりで立ち向かうしかない状況になり…。
という具合に始まった一連のストーリーは、読んでいくとなるほどな〜という感じ。

彼らの親や更にその上の世代からある関係性やしがらみといったものの及ぼす影響は、結構しっかり後を引くものなのかもしれません。

作品に漂う独特なノリと雰囲気がハマればとても楽しく読めるかも。

(20240518投稿文の再掲)


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