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【読了】白井智之「名探偵のいけにえ」

白井智之「名探偵のいけにえ」
「ほんタメ」で紹介されていた本。


探偵事務所を構える主人公には、彼に事件解決をもたらす聡明すぎる助手がいる。期日に戻らなかった助手が事件に巻き込まれたと察し、彼は救出に向かうことにした。


「ほんタメ」でシリーズ2作目と聞いていたので、ちゃんと順番に読みました。

こちらは少し変わっていて、冒頭からしばらくは時間や場所、視点が錯綜するように書かれています。
海外で起きた幾つかの事件と、彼の助手が事務所に来ることになったきっかけの事件、彼がライバルと目す同業者の事件…。
それらが落ち着き、時系列が「現在」になったところでいよいよ本編開幕となるわけです。

ミステリなのでこれ以上は控えますが、よくもまあこんなことを思いつくものだ…!という気持ちになりました。
あまり続編という感じもなく読んでましたが、早いひとは途中から、私のように気づかなくても読了するとなるほどとなる感じかも。

(20240519投稿文の再掲)



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