【読了】高野和明「13階段」
高野和明「13階段」
「ほんタメ」で紹介されていた本
過失致死罪で実刑を受けていた主人公は、仮釈放が許された際、ある刑務官から事故で犯行前後の記憶を失った死刑囚の冤罪を晴らすというバイトに誘われる。
タイトルからして物々しくて死を連想させらるように、所々で死を思わせる重たい空気を纏った作品でした。
刑法に明るくないので用語等にうーん?となりつつ、人を殺すとはどういうことなのかがじわりと迫ってきます。
罪ってどこにあるんでしょうね…。
全体的に重めでしたが、執行日が決まってからの怒涛の展開は意外性もあってエンタメとして楽しめました。
(20240127投稿文の再掲)
・第47回 江戸川乱歩賞