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割り箸の秘密
日本では、何処に行くにもタダ同然でついてくる割り箸。
さて、この割り箸どのように作られているかご存知でしょうか?
世の中、タダほど怖いものはない。
どの割り箸も綺麗に真っ白で形も均等。
自然の木って形や色も様々なのに私達がよく目にする割り箸はいつも同じ。
防カビ剤
安価な割り箸にはOPPという防カビ剤などが使われています。
しかし知っておきたいのは、このOPPは、日本では農薬として許可されない防カビ剤だということ。発がん性が指摘されている。しかし、アメリカの政治的な圧力で、食品添加物として日本で許可されるようになったというもの。
漂白剤
また綺麗な真っ白のお箸を作る為、二酸化硫黄という漂白剤も使われている。二酸化硫黄は刺激臭があり、目や喉を強く刺激し、吸い込むとぜんそくの引き金になると言われています。
有害物質
艶出しの為に多環芳香炭化水素使用の工業パラフィン
乾燥を早めるために滑石粉(タルク・パウダー)を使う生産者もいるそう。
これらは発ガン性や血液や神経を損傷する可能性をもつ物質となる。
環境破壊
中国は年間1600万~2500万本の樹木を伐採しており、これによって、土地の侵食、洪水、二酸化炭素の放出、砂漠化、生態系破壊などの環境問題を引き起こしているといわれている。天然林を伐採して丸太から切り出していたりするため。
いま私達には出来ること
国産割り箸の原料となる間伐材は、元々森を管理し、育てるために、切ることが必要な木であり、間伐材を使った割り箸なら、森林伐採などの悪影響はないとされている。そのため環境のことを考えると、国産の割り箸を使ったほうがいい!とも言えます。
http://shimokawa-seihashi.co.jp/index.html
日本人が年間使っている割り箸は軽く260億本以上。
そしてその中でも中国からの輸入が97%
私達一人一人がマイ箸、もしくは日本の間伐材を使った割り箸を選ぶことで自分の健康だけではなく、環境にも良い活動をすることが出来る。
以前、私が頂いたオーガニック弁当で付属のお箸はやはり日本の間伐材を使った割り箸でした。このような取り組みをしているお店を私たちが応援することも大切ですね。