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BPAの危険性

ヨーロッパではBPA freeはごく日常的に探すことができます。哺乳瓶やおもちゃ、プラスチックの食器など。

それに比べて、日本ではなかなかBPAについて表示されているものが少なく一般的にもあまり知られていません。

あなたが普段何気なく食べている食品が、製品が身体に有害な物質で出来ている事をご存知ですか?

缶詰の内側に塗られている素材から、ホルモンや神経を乱す危ない物質・BPAが溶け出ることがわかっているのです。

厚生労働省も、BPAの摂取はできるだけ減らすことが適当としています。

https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kigu/topics/080707-1.html

日本ではまだ海外に比べて、厳しい規制はされていません。

BPAに関する規制

哺乳瓶やおしゃぶりなど、一部乳幼児向け製品へのBPA使用を禁止:オーストラリア、カナダ、デンマーク、米ミネソタ州・ウィスコンシン州・ワシントン州

哺乳瓶と乳幼児が接する食品などの包装容器等へBPA使用を禁止:EU加盟国、米コネチカット州



BPAとは、

ビスフェノールAという物質で、ポリカーボネートやエボキシ樹脂というプラスチックの原料。

一部の食器や哺乳瓶、食品缶詰や飲料缶の内側のコーティング、食品トレーや食品用ラップなどに含まれています。

これらは食品に接するものなので、BPAが溶け出すと体に取り込んでしまうことになります。

動物の胎児や子供による実験では、ホルモンや神経の異常、乳腺や前立腺などへの影響が認められています。不妊、流産、胎児への異常、発がん性の危険も指摘されています。

但し、BPAフリーと言われる商品の中には、代替品である「BPS(ビスフェノールS)」や「BHPF(フレオレン-9-ビスフェノール)」を用いた商品もあり、この物質においてBPAと同様の健康への問題を指摘されています


今から出来ること。

1.表示に注意してBPA、BPS、BHPF のフリーの商品を購入(プラスチック製品を極力避ける)

消費者側が選ぶ姿勢を持てば、企業側もこのような商品を増やしてくれるハズ

2.缶詰食品は出来るだけ避ける

我が家ではなるべく紙パックの製品を選んでいます。

3.プラスチック用品も見直しを

BPAは熱を加えることで溶け出しやすくなるので、特にプラスチック容器を電子レンジで温め使うのは危険です。

ガラス、ステンレス、などの容器を使用しましょう。

これを機に家にあるプラスチック製品を見直してみるのも良いかもしれません。


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