【PJCStop13】アグロミライドン
はじめに
お久しぶりです。ルミナス(@poke_luminous)と言います。今回はjcsで使用した構築+αについて書いていきたいと思います。ランクマ等での目立った結果がないので備忘録として読んでいただけると幸いです。
使用構築&構築経緯
結果、複数のミライドンエルフーン+クマキリン@2のような構築がリージョナル等で結果を残していたためそれを軸にして構築を考えることにしました。
@2の選定
ガエン+岩オガポ+ミライドン
リージョナル優勝の並び。
しかし、不意の地面テラや化身ランドが重い点、こちらの電気テラを予測できると相手側はミライドンの対処が楽であるという点から、電気テラミライドンをクローズドbo1で流用することには限界があると感じました。
イーユイ+妖ミライドン
ミライドンの天敵とも言っていいゴリランダーに対してキリンと組むことで強い圧をかけることができるイーユイ+味方を巻き込まない上に一貫性の高いマジシャを一致で使えるようになりながら耐性変更もできる妖ミライドンの並びが強力だろうという結論に至りました。
ガエン等のクッションポケモンを抜き、必然的に対面構築となったためそれに見合うプレイングを心がけました。
テルさんの言うように妖竜電の技範囲とミライドンの火力を受け切るのは難しくどれかの技を通すことが可能なパーティが多いという推測とシニア環境では妖テラが読まれづらいと考えたためこの並びが決定しました。
このままだと構築が特殊に偏重していてディンルーなどの特殊キラーやチョッキポケモンに勝つことが難しいと感じたため、この指を持ちながら頑丈で行動補償を持つ岩オガポを採用して完成としました。
個体解説
ミライドン@眼鏡 妖テラ
激戦区の135族であるため最速、火力を出すポケモンのためcも振り切り。
ハドロン災マジシャの火力がバケモンすぎる。後述するキリンやエルフの技と組ませた流星群でクレセなどのトリラーもワンパン可能なため、追い風であるにも関わらず対トリル性能が非常に高いです。
禁伝同士の相性がそのまま構築相性に直結するルールにおいて明確に苦手な構築が瞑想パゴスくらいしかないミライドンは腐りにくく非常に強力でした。
イーユイ@スカーフ 炎テラ
何も耐えそうになかったため準速c特化
炎テラ手助けをすることで雨下オバヒでザマゼンタ、熱風でh4黒馬をワンパンすることが可能であり相手のテラスや天候に依存せず役割対象を破壊できる一致テラスが強かったです。
サイコキネシスは相手のスカーフウーラをイーユイで処理できるようになるため技スペが余った場合は採用する価値のある技だと思いました。
技外しのリスクが付き纏うのがネックですが、非常に環境の通りが良いポケモンだと感じました。
岩オーガポン@面
調整意図なし。頑丈潰しと技外しを天秤にかけてパワーウィップ採用。一回打って当たったのでよかった。
頑丈による行動補償、スイーパー、この指トリル役など全てこなせる万能ポケモン。貴重な命中安定岩技も持つため評価が上がっているのも納得のポケモンと言えます。
最近は3ウェポン守る炎オガポも流行っていますが、s110からこの指を打てるのは非常に優秀で明確なメタ対象がいなければオーガポンを採用する上で、この指は絶対に外せない技だなという印象です。
エルフーン@襷 霊テラ
この手の構築のエルフーンはムンフォアンコ風@1(守る)が完全に定着しておりアンコは読まれやすいがその他の技はほぼ読まれないと考え挑発、ザマゼンタや積みポケを一瞬で破壊できる嘘泣きを採用しました。
追い風役がトルネロスの構築は初手エルフミライドンで挑発マジシャ→2ターン目嘘泣きマジシャで驚くくらいにイージーウィンすることが可能です。
同様にトリルやワイガについてもその行動をさせること前提の立ち回りを取らなければならないアンコールと比べて挑発はやりたいことを押し付ける性能が高いため使用感がよかったです。
悪戯アンコが強いのは当然だが今後エルフーンの型が多岐に渡ると非常に厄介だと感じました。
放電は打たないため猫を透かせるゴステラ採用。
リキキリン@エレキシード 炎テラ
追い風下最速105族抜き
h4ウーラオスをサイキネで確定1発
b実数値100、耐久指数高めの調整
先制技無効のインチキポケモン。追い風の中に組み込んでも手助けで腐りにくく、尚且つトリルもはれてしまうのが無法すぎる。
猫サイクルを完全にシャットアウトしてしまうことで相手は追い風アグロを止めるのが非常に困難になります。
選出画面にいるだけで先制技を打ちづらいため初手からアタッカー2枚を並べて強気に両動かしする等の行動も可能になります。
相手に猫が2枚いたら選出必須、1枚以下だったら対面に顔で圧をかけるだけで十分なくらい圧がすごいです。
ガチキリンのノーマル2体で黒馬には相当有利を取っていけるためミライドンが素の素早さで負けてる黒馬をスイッチトリルで対応可能なガチキリンは最も相性の良い並びの一つと言えます。
後述する役割対象である晴れカミユイに確実にトリルを貼るため炎テラスで採用しました。
ガチグマ赫月@珠 無テラ
追い風下最速90族、準速105族抜き
無振ガエン−1
あまりH
対コライドンや黒馬において選出する枠。トリルノマテラガチグマを通せる構築には積極的に選出をしていきたいです。
特にコライドンは襷sブカミのこごかぜ+裏トルネが挑発で防ぐことができないうえ、初手トルネコライの場合でも同速やテラスの噛み合いが起きてしまうためガチキリンを大切に扱うことを心がけます。
白馬についても基本は挑発やミライドンの手助け流星で対処していきたいですが、トリルを貼られた場合はノマテラブラッドムーンで対処していくことになります。
素で地面タイプを持つガチグマがいることで相手に電テラ放電の型誤認を起こさせることができる(…?)
選出
トルネロス+オーガ、眼鏡パゴスなど
初手で出てくるトルネに対して挑発マジシャを打ちます。基本はそれで相手が1ターン止まるため以降はトルネの隣に嘘泣き+マジシャ(トルネが落ち無さそうならテラスを切る)でテンポを取っていくことが可能です。
初手にトルネが出されない場合は状況に応じて追い風、嘘泣き、キリンバック等の選択を取って相手だけが追い風をはれる状況を回避できるよう立ち回ります。
コライドン
取り巻きによってトリルをはるか追い風ミラーをしていくかの選択をします。
前者の場合は初手コライ+眼鏡イーユイが来た場合にテラスをキリンに切らざるをえないためトリルをしてもガチグマの制圧力が乏しく押し負けてしまう可能性が高いです。
初手ミライドン+キリンであっても挑発カミが初手にきた場合裏目になるためじゃんけん要素が強くなってしまいます。
後者もやはりカミの襷こごかぜで盤面を作られると厄介であるためスカーフイーユイの熱風で捲っていくしかなくなってしまいます。
追い風マジシャマジシャでカミを縛れるようにしてsの下がったエルフをキリンやイーユイなどに引く動きをすると後発のトルネに対応できるはずです。
初手ミラコラ対面はあまり練習できずコライドン側がミライドンにフレドラとアクセルブレイクのどちらを打つ傾向にあるか難しいですが、電テラを考慮して一貫するアクセルブレイクを打つ人の方が多そうだったため互いに風+禁伝が並んだ場合は積極的に妖テラを切りたいところです。(jcs以前は妖ミライドンの記事等の情報が少なく読まれづらいことを考慮した上での立ち回り)
瞑想テラパゴス
ゴリラのグラス+ステラによるフィールド消しがあるためハドロンエンジンを維持することが非常に困難です。
テラスシェルを早めに割らないと特殊偏重であるこのパーティはパゴスの突破方法が限られてくるため初手から手助け+流星orイナドラで大きく削っていきます。
エルフーンで挑発を打っても良いように思えますがランクマで猫テラクラスター集中で負けたため安定して対処できるとは言えないことに留意しないといけないです。
かなり不利な対面ですが今回パゴスは少ないと考えほぼほぼ対策を切っていました。イーユイを闘テラバなどにしてもよかったかもしれないです。
白馬
相手のテラスに依らずに手助け流星群で白馬を落とすことができます。落とさなくてもエレキ+ノマテラガチグマでトリル下スイープしていけるためかなり有利なマッチと言えるでしょう。
エレキシードキリンも硬すぎるためトリル返しも選択に入る上、相手にも初手からトリル択を押し付けて行くことができます。
真っ先にメタを考えた構築であるため明確な勝ち筋を用意できたのはよかったです。白馬以外のクレセ等の高耐久トリラーもこの並びで対応可能です。
チョッキ白馬
基本は嘘泣きイナドラで倒していけるが型判別が難しいパーティだと裏目になりかねないため注意が必要です。jcs上位のチョッキ白馬はみんな追い風要素が入っていたためそこで判別していくことになりそう。
黒馬
ガチキリンの無2体で有利に立ち回ることができます。
相手に悪戯追い風がない場合はキリンエルフミライドンで上から制圧していき、追い風がある場合はトリルガチキリンで対応していきます。お先にどうぞ持ちピッピ+闘テラババドがきついがあまり当たったことがないため考慮しなかったです。
追い風ミラーが起きた場合でもイーユイの炎テラ手助け熱風で1HKO可能なため、誰にテラスを切るか試合の中で見極めることが重要です。黒馬ピッピは挑発で巧みやこの指を防いで有利に立ち回れるよう心がけます。
ザマゼンタ
基本的に最速135族を抜いているザマゼンタがいないため嘘泣き+イナドラで処理していきます。
ゴリラやパオの先制技がノイズとなるためキリンの選出は必須です。
イーユイの炎テラ手助けオバヒで雨下でもザマゼンタを1HKOできるため初手は上記の2択がいいと思います。
初手からゴリラを出す人が多いためイーユイの方が圧がかかりやすいですがチョッキゴリラが熱風だと落ちずに馬力で返されるためパオなどがいる場合はスカーフイーユイを大切に扱うことを心がけます。
大抵初手ザマゼンタゴリラの場合はザマゼンタはワイガor守るなのでゴリラ方向にオバヒを打つことを意識しました。
有利構築だと思っていましたが、ディンルーが入っていると無理レベルに辛い構築になってしまう欠陥がありました。
オガポや妖ミライドンのマジシャで圧をかけてテラスを切らせれば嘘泣きで対処できると思います。
JCSマッチアップ
あまり覚えてない上にメモ没収されたので適当です….
1戦目⚪︎
こちら イーユイミライドン裏キリン@1(忘れた)
あいて ゴリラライコ裏パオザシアン
ユイミライキリンで裏目が相手のエルフザシアンだったが初手ゴリラ読みでユイミライ選出。
身内で多分猫打ってこないだろうなーと思ったので妖テラマジシャ熱風で勝ち。
2戦目×
こちら キリンミライドン裏オガポエルフ
あいて ガエンクレセ裏ガチグマなんか
ここで人生終わった感じ。ガチクレセ通してきたいのみえみえだったので初手強気にいったら超出し勝ちしたのに流星外し日和ってイナドラ打ったら地面テラで負け。
最終的に3位になった方でした。wcsで当たったらリベンジしたいな〜
3戦目⚪︎
こちら エルフミライドン裏イーユイオガポ
あいて パオディンルー裏ザマゼンタハバカミ
本戦2位のゆうくんと対戦。
ディンルーキツすぎて横転しながらムンフォ妖テラマジシャ打ったら初手パオに地面テラ切ってくれたためザマディンルーをユイオガポで詰めて勝ち。
終わったあと聞いたらいつもは守る地震から入ってたらしくてそれでディンにテラ温存されてたらだいぶ厳しかったなという感じです。
4戦目⚪︎
こちら キリンイーユイ裏エルフミライドン
あいて ゴリラザマ裏パオペリッパー
初手ザマゴリラ出てきそうで追い風なかったのでキリンイーユイ選出。予想通りザマゴリラでザマがワイガ、守る、ペリ引きのどれかだと思ったのでゴリラ方向手助けオバヒ打ったらザマ守る、ゴリラ炎テラでミリ耐えされて馬力で返される。
相手がテラ切ったのでミライドンのイナドラでダメージレース勝って勝ち。途中2連守るされて危なかった。
5戦目⚪︎
こちら エルフミライドン裏キリンイーユイ
あいて ルナアーラゴリラ裏悪ウーラ@1(忘れた)
初手トリル読みでルナアーラに挑発ボルチェン集中イーユイバックしたら普通にシャドーレイ蜻蛉。蜻蛉の火力がイカれていたため鉢巻確定。
イーユイ死に出しでミライドン投げて、鉢巻馬力怖くてテラ切ったら相手は草テラウドハン打っててミライドンゴリラ両方ダウン。
途中アウラにドンチ打たれてチョッキだと思ったら守るあって危なかったがラストキリンがアーラのメテビ耐えて詰めて勝ち。
6戦目×
こちら イーユイミライドン裏ガチグマオガポ
あいて 月ネクイエッサン裏コータスガチグマ
トリルはミライドンの火力と挑発で見てたためシードイエッサンキツすぎて大横転。
やることなくて雑に妖テラマジシャ熱風押したら相手が甘えて月ネクガチグマに引いてきたが熱風外したため最悪の盤面に。
ユイかミライドンどっちにから元気うつかわからなくてユイ引いたらミライドン方向でそのまま負け。
そこ噛み合えばわんちゃん合ったレベルの不利構築だったので敗因熱風外しということにしておく。
初手キリンでトリル択産んだりもうちょっとやりようあったなーと試合後後悔しました。
結果
4-2ベスト16!去年は眠り粉連打で2-2だったので成長してて大変嬉しいですね〜
終わりに
上位に黒馬多かったり周りにザマゼンタ多かったのを見ると環境読みは間違ってなかったなーと思います。(もうちょいそこらへんと当たりたかった)
ジュイスの方も結果が振るわずちょっと残念な感じになっちゃいましたが、テンプレチックな並びでありながら随所にクローズド要素を入れ込めたいい構築に仕上げられたことは満足です。
もしよろしければ有料部分にレンタル画像を貼っておくので是非使ってみてください!拡散で無料で閲覧いただけます。
ここまでのご閲覧ありがとうございました!ご質問等あればTwitterのdmまでよろしくお願いします。
スペシャルサンクス
ジュイス(@poke_un_change)
エントリー当日にミライドンをくれたうらしま
(@urashima_poke)
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