私を「未熟者」だと思いたくなかったのは本当は誰よりも私自身
ご覧いただきありがとうございます。
浅日菜めぐです☺
今回は前回に絡む「未熟さ」についてのお話です。
私は自分を守るために「罪悪感」を持ち続けていたのですが、同じように持ち続けていたものに「未熟さ」がありました。
本当にびっくりな話なのですが、意識に上がったのが最近で。
それまでは無意識だったので自分で自分のことを「未熟」だとは思っていなかったのですね。
認識の違いだと思うのですが、できないことはある「不完全さ」「過不足感」はありました。
例えば…
みたいな。
そして、これは私が看護師を目指した学生時代から「この性格ではなんとかならないんだな~」と気づき始めましたし、実際社会人で働き始めてもその思いは強固になっていくばかりでした。
そして、お付き合いするタイプの方は私と真逆の方が多かったのです。
皆、綺麗好きで、計画性があって、先のことまで考えていて、落ち着いていて。
自分と対照的な人って魅力的に見えますよね。
なんか、持っていないものを見せてくれているので。
だからいつも最初は「彼ってすごいなぁ~♡」と思っていたのですが、お付き合いを続けていくうちに「彼に喜んでもらうように頑張らないと!」と思うようになっていたのですね。
虹視力®の学びにも体液バランスという気質のお話があって、学び始めに「自分と異なる気質をメインで持つ人にひかれる傾向がある。」と聞いたことがあったので、当時の私は「私と彼で季節のコンプリート。」とか「2人で1つになる。」みたいな、彼と私がセットになるからお互いを必要としあうし、過不足を補い合えば最強ね!と思っていました。
私の特徴なのですが、お付き合いを始めると一般的にいう「前のめりな愛情表現」を彼からたくさんしてもらえます。
逐一連絡をもらって、会える時は会って、週の半分以上は一緒で。
私が一人でお出かけしたり、お友達とでかけた行き返りはお迎えに来てくれて、会えない時は電話をつなげてくれて、みたいな。
特に悲しい気持ちを感じた時にメンタルケアをしてもらうのは彼でした。
落ち込みだすと私の落ち込みようも大きいので、相手も心配してくれるのです。
私は何かあるとひとりではいられないし、できないことも多いから、彼に与えてもらうのが喜びだったし、与えてくれる彼にはとても感謝していました。
ある日、私がお断りをしても「めぐちゃんのため」と行動をしてくれたことがありました。
でも、本当の本当は嬉しくなかったんです。
私の立場を考えると、全然私の為じゃなかった。
彼に気を使って断ったのではなくて、本当に断りたかった。
でも、彼の愛情だから受け取らないと、いつも良く思ってくれてるしと許容をしてしまったのですね。
この時、魚の小骨が喉の奥に突っかかったような、胸がチクりとしたことを今でも覚えています。
私が私のことをどこか「過不足」「不完全」と思っているので、もちろんのこと、それを補い・与えてくれる相手が出てきます。
足りないものを与えてくれる相手だからこそ、「相手の供給を全て受け取らないと」と思っていましたし、相手が不足を感じていたり、私も相手の為になにかをしようとします。
だって、2人で1つの完全体だったので。
でもその完全体って、彼が優、私が劣になっていたのですよね。
私はある種、「未熟さ」を持ち合わせ、自分がへりくだることが、相手への敬意になっていました。気づいた時は衝撃でした。
学びに対してもその一面はあったと思います。
こうやって相手を立てていたつもりだったのかもしれないけれど、この真意をしったら相手って嬉しいのかな?そう思ったんです。
だって、私はあなたのために「できない自分でいるんです。」ってことでしょ。
それって、実は相手にも私にもとっても失礼。
私の心はずっと相手が「私のため」と行動してくれてモヤモヤするたびに「できるよ、未熟じゃないよ。」と訴えてくれていましたね。
オーダーを出してもすっきりしなかったのは、私が持ち合わせていた「未熟さ」という設定に気づけなかったからでした。
敬意はもっと喜び溢れる違う形でお互いに出し合いたいし、過不足なんてもともとなくていい。
あなた鳥なのね、わたし魚なの!でよくて、飛べるからすごいとか泳げるからいいとかないのです。
「わたしは泳ぐことしかできないから、あなた空を飛ぶ全般よろしく~!」と開き直らなくていいし、望むなら空が飛べる魚になったらいい。
そうしたら、一緒に空を飛べる楽しみを知れるし、鳥が空を飛びたくない時・飛べなくなった時に、空も飛べる魚の私がいたら素敵だよね、と思うのです。
だから、私は「未熟さ」を手放して、何かに偏るのでもなくて、わたし単体でもう「成熟」していいのです。
あとはどんどん磨きあげて光っていくだけなのだから。
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