父の遺品の受け取る事は父の愛情と私を更に好きになる要素が詰まっていた。
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愛され発光美人のつくり方のめぐです☺
やっと父の遺品であるTVとホームスピーカーを業者さんにお願いをして地元から東京の自宅まで搬送していただきました。
父は映画がとても大好きで、ホームシアターを作っていました。
その部屋にあった55インチの4Kテレビとホームスピーカー。
最初は処分する予定だったのですが、
・私も映画が好きな事
・部屋の環境にホームシアターに憧れがあった事
・私が今使用しているTVより父のTVのが新しく状態がいい事
・同スペックを手に入れるなら新品、中古、チューナー無しTVとどれをみても購入するより譲り受けた搬送費のが安い事
などの条件から私が貰う事にしました。
父の遺品として唯一私が貰ったものになります。
私は2月に引っ越しをしたばかりで、家具を買い替えながら少しづつ部屋作りをしていましたが、TVは壊れていないし使えるからという理由でそのまま使っていました。
8年くらい使っていたのですが、壊れもしていないので不便ではなく。
本当は最新の物のが色々な機能が予めついていて便利なのですが、各種配信サービスや録画機能などは外付けの物で対応できていたので気にもしていませんでした。(その外付けの物たちも最近動作がもったりすることがあったけど個人的には許容範囲でした。)
また、私は昔からかなり映画が好きなのですが、特に映画館で観に行くのが好きです。
家でも観るのですが、家だとなぜか集中できなくて気持ち半分で観る事がほとんどでした。
そんな感じだったので、〝いつかホームシアターの様な環境を自宅に整える〟という願望は叶えたいリストにありつつ、「でも言う程今の私にはすぐなんとか手にれなければいけない物でもないしな?」と思っていたので搬送の段取りを決める事は後回しになっていました。
今月のこと。
今思いつく「私のやりたい事リスト」を書き出して優先度をつけてみたんです。
色々書きだして見比べた時に「あとちょっとの部屋に必要な家具を手配したい。部屋を完成させたい。」がNo.1にやりたい事でした。
何故かというと、欲しい物を買っても、おいしい物を食べても、行きたいところに旅行に行っても、いつだって帰ってくるのは我が家です。
お部屋に帰って「あぁ、あとひとつの段ボール片付けたいな。棚さえ買えばいいんだけどな。」とか「地べたでもいいけど、ソファ買ったら絶対に腰楽だもんな。TVも観やすいし。」とか、いつもちょっとだけテンション下がるんですよね。
前の家はお気に入り度がかなり低いお部屋と居心地にフォーカスをしていなかったので、住めればいいって感じだったのですが、今回のお部屋は「お部屋で心地よく過ごす。彼や友達もよろこんで呼べるお部屋。」をテーマにして引っ越ししたので、むしろあとちょっとならやりきるべきだと思いました。
結論。
「TVもらってめちゃくちゃよかったぁ~!!!!!!!!!」
55インチ4KのTVの画質の良さ、迫力は唖然とする感動がありました。
何で一番感じたかというと、YouTubeで推しのMVを見た瞬間でした。
画質全然違うし、なんなら今にも推しが飛び出てくるのでは?!と思う程です。
今まで感じていた、「公式MVってTVでみると画質なんかいまいちかも…?」は私の旧TVの画質の悪さでした。(運営さんごめんなさい。)
4K対応動画なんてこれ無料で見ていいのでしょうか…?という気持ちでいっぱいです。
もちろんスピーカーのおかげで臨場感はMAX!!!!!
そして画面が大きいので本当に釘付けになるんですよ。
わざわざ集中してみる必要ない、嫌でも目に入ってくる。
見ざるを得ないとはこういう事か…!!という気持ちです。
で、気づいたんです。
私の「(映画を)家でも観るのですが、家だとなぜか集中できなくて気持ち半分で観る事がほとんどでした。」というこの状態。
画面小さくて自ら集中しなきゃいけないのが苦痛だっただけなんだろうと。
私、映画館では2時間越えの映画とかも余裕で気を散らさずに観れるんですね。
私は映画館が好きだから観れるんだって自分では思っていたんですけれど、それって環境が整っているからだったんだと改めて気づきました…!
今回55インチのTVをお迎えする前提でソファを選んだので、座り心地を重視して、首もしっかり支えれれるハイタイプのソファなんです。
本当に映画館の椅子みたいな。
今日はちょっとYouTubeを観るのに釘付けなのですが。(もう永遠に動画見てます。推しも推し以外も。今もみながら書いてます。)
たぶんこの勢いだと、映画や海外ドラマの視聴の質が段違いなんだろうと予感しています。
いやぁ、ソファ妥協しなくてよかった…。
(何日もお店に通って2~3時間あっという間に時間を溶かして決めて本当に良かった…!!)
映画やアニメなど作品の世界に没頭して作品の世界を堪能したり、キャラクターの感情を体感して自分の感情を震わせて追体験した後に俯瞰することが私の趣味で。
そんな楽しみ方をしている自分が好きなんです。
だからいろいろな作品や創作物に触れる時間が大好きです。
そしてですね、TVでYouTubeが見れるように設定をしていたら、父のアカウントのままだったんです。
父は生前どんな動画を観ていたんだろうって履歴を確認したら、直近の動画が全て「残された遺族」にフォーカスされた動画でした。
・残された遺族が感じる感情
・残された遺族にこの言葉は言わない事
・残された遺族の過ごし方など
その履歴を見て父の愛情を更に感じて号泣しました。
自分がいなくなった後の私や親族へ思いを馳せようとしてくれたんだと思ったら、涙が止まりませんでした。
私なりに父との最後の時間を過ごしました。
私も父も気持ちを伝えあいました。
けれど、やっぱり亡くなってしまうのは父本人だから、父はそんなにも私たちの事を考えはしないだろうと思っていた自分がいました。
(父は本当に急に容体が悪化しても、床に臥せる直前までここから治ると信じていたのです。)
生きたい思いが強い人だからこそ、父は父のことを考えているだろう。
そういていい。そうあって欲しい。
私もどんな状態でも「亡くなる人」と見ず「父」として接しよう。
そう思っていた私は父の閲覧履歴を見て、父を見くびっていたなと感じました。
そうだった、父は表面上は自分の事ばっかりの様だけれど、いつもいつでも根底は周りの事を思っている人だったと。
わかっていたつもりだった。
でも父は私が思う何十倍も私や周りのことを思ってくれていたんだ。
私にとって生前から父はサポーターでありスポンサーです。
それはなくなった今も変わりません。
父の大切にしていたホームシアターのTVとスピーカーをもらった事で、私はこれからも父の大切にしていた物で、今日のことも大切にしながら父からの愛を存分に感じて。
自分の部屋で父も私も大好きな映画をたくさん観て、私の大好きな私でいられる時間を過ごしていきます。
明日にでも一緒に観に行く約束をして行く事が出来なかったトップガンやアバターの続編を観ようかな!
お父さん、私が映画を観る時は一緒に観てくれる?