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お米の値段が倍!? 慌てずに取るべき3つの生活対策


ニュースで連日「米価高騰」と聞くけれど、正直「で、自分はどうすれば?」と思っていませんか?😅



まずは現在起きていることを簡単に整理してみましょう。

昨年の猛暑の影響でお米の収穫量が減少し、国内の米在庫は約25年ぶりの低水準となりました。​
さらに8月には南海トラフ地震の臨時情報が発表され、それをきっかけに一部でお米の買いだめパニックも起こりました。
ようやく9月に新米が店頭に並んだものの価格は高いままで、思わずため息をつくお客さんも目立ったのです​。
その結果、お米の価格は大幅に上昇しています。2024年産の新米価格は前年より約48%アップし、平成5年(1993年)の「米騒動」以来31年ぶりの高値水準に達したとの報道もあります​。全国平均でも5kgあたり約3,775円と、わずか数ヶ月で1,400円以上も値上がりし、都市部では5kgで4,000円超えという状況です​。地域によっては価格が前年の2倍近くに跳ね上がったところもあります。

政府もこの異常事態に動きました。2月14日、農林水産省は価格高騰を抑えるため備蓄米21万トンの放出を決定。​通常、備蓄米の放出は深刻な不作や大災害時に限られますが、今回は流通の滞りを解消する初の措置です。3月中旬から店頭に並ぶ見通しとのことで、高騰が続く米価を少しでも落ち着かせる狙いがあります。林官房長官も「コメの流通の目詰まりが解消し、上昇した価格が落ち着くことを期待している」と述べています​

とはいえ、「本当に値下がりするの?🤔」
と不安に感じる消費者も多いようです。実際、一部スーパーでは品薄への不安からお米の売上が前月比2割増という動きもありました​。代わりにパスタやレトルトご飯など他の主食を買い求める人も増えています。​政府の対策で今後値段が下がる可能性はありますが、すぐに劇的に安くなる保証はありません。


では、私たち一般の消費者はこの「米価高騰」に対して具体的に何ができるのでしょうか?ここからは、ニュースを見て「結局どうすればいいの?」と悩む方に向けて今日から実践できる3つの行動を提案します。

①お米の買い方を工夫する

まず一つ目のポイントは、お米の購入方法を見直すことです。値上がりが続くと「今のうちにまとめ買いしなきゃ💦」と焦るかもしれませんが、それは逆効果になる可能性があります。お米の専門家は「今回は値段が下がる可能性があるので、まとめ買いが一番損」と指摘しています​。在庫がひっ迫している状況で大量購入してしまうと、高値のまま掴んでしまうリスクが高いというわけです。

・少量ずつこまめに買う: 現在は必要な分だけこまめに買い足すのが得策です。​実際、プロの“お米マイスター”も大口購入より小口購入を勧めています。特に政府の備蓄米放出で今後市場にお米が増え、価格が落ち着く見込みがありますから、今は様子見しつつ手元の在庫が尽きないように小刻みに買いましょう。

・安いタイミングを狙う: もし今後価格が下がってきたら、そのタイミングでセールや特売日を狙って購入すると◎です。スーパーによっては週末に米の特売をすることもありますし、ポイント倍増デーに買えば実質的にお得になります。価格動向にアンテナを張りつつ、「ここぞ」という時に無理のない範囲で買い置きするのも賢い方法です。ただし買いすぎて食べきれずお米を無駄にしては本末転倒なので、ご家庭で消費できる量を見極めましょうね。

②食生活を柔軟に調整する

二つ目のポイントは、日々の食生活を工夫して乗り切ることです。日本人にとってお米は主食ですが、価格が落ち着くまでの間は少し柔軟に対応してみましょう。

・他の主食で代用・節約: 米価が高騰している今、無理に毎食お米にこだわる必要はありません。例えばパスタやパン、うどんなど他の炭水化物をうまく取り入れて食費を調整しましょう。実際、あるスーパーではお米高騰の影響でパスタの売れ行きが1.2倍に伸びているそうです​。私も最近は昼食にパスタやラーメンを活用してお米の消費ペースを調整しています🍝。幸い日本人はお米以外にも美味しい主食の選択肢が豊富です。この機会に献立のバリエーションを増やしてみるのもアリでしょう。

・無駄を減らして有効活用: 手元のお米を無駄なく使い切る工夫も大切です。炊飯時に適切な量を炊いて残りご飯を冷凍保存する、お米を研ぎすぎて栄養を流さない、といった基本的なことでも効果があります。「塵も積もれば山となる」で、日々の小さな節約が長い目で見ると大きな差になりますよ👍。また、「お米は高い」という印象が広がっていますが、実はご飯1膳あたり約40円程度と言われています​。おかずに比べればまだ安価なエネルギー源ですから、変に敬遠せずしっかり食べて健康を維持することも大事です(高いからといってお米を抜きすぎて体調を崩したら本末転倒ですよね)。

・臨機応変に楽しむ心構え: 実は値上げの波はお米だけでなく他の食材にも及んでいます。だからこそ今は柔軟さが求められます。「今日はパンで済ませたから明日はお米を楽しもう」くらいの気持ちで、臨機応変に食事を楽しみましょう。ある飲食店の店主さんも「自分の食事は麺が増えた」と話しています​。プロですらそうやってやりくりしているのですから、私たちも遠慮なく真似してOKです!大切なのは、一つの食品に固執せずバランスよく食べること。米価高騰のストレスを逆手にとって、新しい料理にチャレンジするチャンスと捉えてみてはいかがでしょうか🍛。

③賢く制度やサービスを利用する

最後のポイントは、身近な制度やサービスをフル活用することです。「知らないと損」な仕組みを使えば、米価高騰の影響を和らげられるかもしれません。

・ふるさと納税でお米ゲット: もしまだふるさと納税を活用していないなら、ぜひ検討してみましょう。ふるさと納税とは、応援したい自治体に寄付をすると所得税・住民税が控除され、お礼の品がもらえる制度です。お礼の品にはお米もたくさんあり、例えば寄付1万円で新米20kgなど魅力的な返礼品が各地に揃っています(自治体によりますが💡)。自己負担2,000円でそれ以上の価値の特産品がもらえるので、結果的にお米を割安で入手できます​。私も昨年はふるさと納税でお米を入手して家計を助けられました。税金の前払いで手続きが少し面倒ですが、一度やれば仕組みは簡単。米価高騰の今こそ活用しない手はありません。

・地元やネットで直買い: スーパーだけでなく、JA直売所や生産者直送サービスもチェックしてみましょう。地元の直売所では意外と手頃な価格で新鮮なお米が手に入ることがあります。また、インターネット通販では農家さんから直接お米を購入できるサイトもあります。中間マージンが省かれる分、お得な価格設定や大容量のお米セットが見つかるかもしれません。レビューを参考にしながら、信頼できるショップを探してみてください。

・ポイントサービスを駆使: 日頃から利用しているポイントカードや決済アプリの特典もバカにできません。例えば、あるクレジットカードでは特定日の食料品購入でポイント○倍、といったキャンペーンがあります。Pay系のスマホ決済でも○%還元セールがあることも。塵も積もれば…ですが、米価が高い今だからこそ少しでもお得に買えれば嬉しいですよね。面倒に感じるかもしれませんが、これも慣れればゲーム感覚🎮!「どうせ買うなら賢く得する」精神で、活用できるものは遠慮なく使い倒しましょう。

おわりに:ニュースを行動のチャンスに

「米価高騰」というニュースを聞いても最初は戸惑うばかりですが、ポイントを押さえれば私たちにできる対策は色々あることが分かります。
まとめると:

  • 慌ててまとめ買いしない。 少しずつ買い足し、安くなったらチャンスを逃さず購入。​

  • 食生活を調整する。 他の主食で補い、お米は無駄なく使い切る。​

  • 使えるものは使う。 ふるさと納税など制度やサービスをフル活用する。

ニュースはただ眺めているだけでは宝の持ち腐れですが、「じゃあ自分は何をする?」と考える視点を持つだけで、日々の行動が変わってきます。今回の米価高騰も、見方を変えれば家計管理や生活スタイルを見直す良いきっかけになるかもしれません。もし興味があればぜひ試してみてください〜🐈

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